診療案内

治療方針

IVR部門では、他の診療科と連携して、がんや血管性病変を低侵襲な治療で治すことを目的としています。

主な診療内容

  1. 悪性腫瘍の診療
    • 肝がんや肺がん、腎がん骨転移といった腫瘍の他に、肉腫の再発や転移等の一般的に治療な困難な腫瘍に対する治療を行っています。ラジオ波凝固療法や凍結療法などの最先端治療が行われています。
  2. 良性腫瘍
    • 症候性の副腎腺腫や骨腫瘍、子宮筋腫、血管腫に対しても塞栓術やラジオ波凝固療法等の治療を行っています。
  3. 血管性病変
    • 血管奇形に対して塞栓術や硬化療法を行っています。
  4. 門脈圧亢進症
    • 難治性腹水や食道・胃静脈瘤に対して塞栓術や硬化療法、ステント留置などを駆使して治療を行っています。

得意とする分野

  • 肝がん:血管塞栓術やラジオ波凝固療法、エタノール注入療法や、抗がん剤動注療法等を駆使して治療を行っています。
  • 肺がん:ラジオ波凝固療法で治療を行っています。
  • 腎がん:ラジオ波凝固療法や凍結療法、動脈塞栓術で治療を行っています。
  • 骨腫瘍:凍結療法で治療を行っています。
  • 副腎腫瘍:血管塞栓術やラジオ波凝固療法、エタノール注入療法で治療を行っています。
  • 血管奇形:動脈塞栓術や硬化療法で治療を行っています。
  • 子宮筋腫:動脈塞栓術を行っています。
  • 門脈圧亢進症:難治性腹水や食道・胃静脈瘤に対して塞栓術や硬化療法、シャント術、ステント留置などを駆使して治療を行っています。
  • 膿瘍:経皮的ドレナージ術を行っています。

高度先進・特殊医療

ラジオ波凝固療法

保険適応の肝がんのラジオ波凝固療法、腎がんの凍結療法以外に、肺がん、リンパ節転移、骨転移、肉腫の再発などの一般的に治療困難な腫瘍に対する治療を行っています。腫瘍の部位や病状に合わせてラジオ波凝固療法・凍結療法・動脈塞栓術などの最先端治療を組み合わせることがあります。

良性腫瘍の副腎腺腫や骨腫瘍に対するラジオ波凝固療法・凍結療法も行っています。
子宮動脈塞栓術
症候性の子宮筋腫に対して、子宮動脈を塞栓することで、症状を緩和します。
硬化療法
血管奇形に対して塞栓術だけでなく硬化療法も行っています。

特徴的な検査・医療設備

CT(CT透視)
キヤノン製Aquilion ONE
IVR-CT血管造影装置
キヤノン製Infinix Celeve-i INFX-8000C
X線血管造影装置
Philips製AlluraClarity FD20 OR Table(手術室に設置)
冷凍手術器
GALIL MEDICAL製Cryo-Hit
ラジオ波焼灼システム
COVIDIEN製Cool-tip RFAシステム Eシリーズ
STAR medical製VIVA RFジェネレーター

スタッフ紹介

顔写真 病棟医長・助教
山中隆嗣
専門分野
IVR全般、放射線診断専門医
顔写真 助教
松下成孝
専門分野
放射線診断専門医
顔写真 助教・血管ハートセンター
藤森将志
専門分野
放射線診断専門医

外来担当医表

2024.2.22 更新
初診
要予約
藤森将志 藤森将志 藤森将志 山中隆嗣 山中隆嗣
再診 藤森将志

藤森将志
松下成孝

藤森将志

山中隆嗣
松下成孝
山中隆嗣

休診・代診のお知らせ

休診 山中 3/22(金)、3/28(木)、3/29(金)
松下 3/21(木)