第3回 三重大学・鈴鹿医療科学大合同「慢性疼痛チーム医療者育成」関連セミナーのお知らせ→終了しました

 下記の要領で第3回目のセミナーを開催致します。三重大学・鈴鹿医療科学大学の学部生・大学院生や職員・教員など、興味のある方のご参加をお待ちしています。
なお、今後も当プログラムでは慢性疼痛や多職種連携医療に広義で関連したトピックについて、同様のセミナーを開催する予定です。三重大学・鈴鹿医療科学大学の遠隔授業システムを用いて行います。どちらかの大学で実施をして、もう一方の大学ではサテライト視聴で受講する形式です。
多数の方のご出席をお待ちしております。

 

タイトル:「熟練麻酔科医の行う気管挿管手技の“しなやかさ”を科学する:
3Dモーションキャプチャーを使った臨床技能の定量的解析」
(Science of Expertness: 3D motion analysis of the endotracheal intubation procedures)

演者: 坂倉 庸介 先生

    三重大学医学部付属病院 臨床麻酔部・助教

 日時:月21日(水) 18:00

場所: 三重大学医学部・臨床第2講義室 および
鈴鹿医療科学大学・講義室(TBA)

-演者からのコメント-
臨床医にとって手技の上達は不可欠であるが、熟練者の「巧みの技」を客観的・定量的に記述することは難しい。「巧みの技」を客観的・定量的に記述できれば、臨床手技教育の効果をより良く評価できる。本研究では気管挿管に焦点をあて、3Dモーションキャプチャーを使用し、熟練者と初学者の動作の違いを解析した。動きのしなやかさを示す躍度(加速度の時間微分:m/s3)に着目することで、熟練者の動きのしなやかさを客観的に示す研究の進捗状況と展望についてお話します。

 

遠隔授業システムを用いて2大学で同時に開催します。今回は三重大学からの遠隔ライブ配信になります。鈴鹿医療科学大学講義室からの質疑応答やディスカッションもできます。
学部生・大学院生や職員・教員など、医療現場での教育イノベーションに興味のある方のご参加をお待ちしています。

当日のスライドは、英語・日本語併記しますので、在外研究者・留学生の方も理解しやすくなっています。積極的にご参加ください。

 Introduction and overview of the project will be presented in English.

 The main body of the presentation will be given in Japanese using English/Japanese slides.