11月6日(日)、『パープルリボン ウォーク&セミナー2022 in 津』開催
今回は、3年ぶりに従来通り現地開催とし、膵臓がんについて学びながらキャンパス内を歩く恒例のウォークイベントや膵臓がんに関するセミナーの他、食事やお薬などに関する相談会を実施する予定です。
さらに11月4日(金)〜6日(日)の3日間、『ライトアップinパープル』と題し、患者さんへのエールを込めて、日没後、三重大学病院の正面玄関前通路にパープルのライトを灯します。
膵臓がんは、初期症状が出にくく発見が遅れやすいため、がんの中で最も難治性が高いとされています。患者数は増加傾向にあり、臓器別のがん死亡数では第4位となっています。しかしながら、早期に発見できれば治療できる可能性がぐんと高まります。
当院では、治療のカギとなる早期発見のための地域連携型プロジェクトの立ち上げや、院内横断的なチーム医療体制の強化を続けるなど、膵臓がんの克服に向けた取り組みを積極的に行っています。
また、早期発見のためには、膵臓がんについて広く皆さんにも知っていただくことが重要と考え、当院ではこのパープルリボン活動を継続して行っています。
前回の通常開催となった2019年には、患者さんやご家族、市民の方をはじめ県内外から400人近くに参加いただきました。
今回も皆さんに楽しみながら膵臓がんについて一緒に学んでいただけるよう、様々な企画をご用意しています。ぜひご参加ください。
詳しくは、添付のチラシか三重パープルリボン事務局のホームページをご覧ください。
また、『パープルリボンウォーク&セミナー in 津』は、毎年多くのボランティアの方々のお力に支えられています。今年も当日の運営のお手伝いをしてくださるボランティアを10月31日(月)まで募集しています。
ボランティア募集につきましても、三重パープルリボン事務局の下記のページをご覧ください。
380名が参加した2018年のパープルリボンウォーク。「KNOW IT」「FIGHT IT」「END IT」への思いを参加者全員で共有し、発信。
膵臓がん撲滅への願いを込めたアウェアネスリボン。1999年に米国で膵臓がん患者支援団体Pancreatic Cancer Action Network(PanCAN)がシンボルに掲げて活動を開始以来、全米に広がりました。日本では2011年にPanCANジャパンが設立されたのを機に各地でパープルリボンウォークやセミナーなどの活動が行われてきました。三重県内では、2012年に三重大学病院の肝胆膵・移植外科が中心となり「三重パープルリボン実行委員会」を設立、啓発イベントの他、患者さんやご家族に向けた相談会やセミナーなどを開催しています。