施設の概要

運営方針・運営体制

糖尿病、肝疾患、腎疾患、脂質異常症、肥満、高血圧、胃・腸疾患、神経性食思不振症、先天性代謝異常症、各種がん治療等、入院中の食事管理や、手術後退院してからどのように食事をとればよいか等、病気の状態が一人一人違うように、栄養管理もそれぞれ異なります。
栄養診療部では、給食管理、栄養食事指導、およびNST(栄養サポートチーム)をはじめとするチーム医療によるオーダーメイド栄養療法によって治療効果を上げています。

実習生・研修生の方へ

臨地・校外実習にあたっての提出書類及び持ち物等について

業務内容

給食管理
病院食は国によって定められた食事基準に基づいて実施しており、様々な疾病治療の一環であるとともに、入院生活を支える楽しみとなるよう工夫しています。
選択メニューとして、朝食はご飯食かパン食、昼夕食は一般食において肉または魚の定食、麺、パン、寿司の5種類があります。また、季節を感じることができ、患者さんの健康を願う「行事食」を年中行事に合わせて提供しています。特別治療食は、各種疾患ガイドラインに沿って病態に応じた栄養量へ調整し、医師の指示に基づき提供しています。
栄養食事指導
入院・外来患者さんやそのご家族を対象に、患者さんの病態や個々の生活環境に合った食事療法の実践方法について支援しています。入院前の食物アレルギーの聞き取りや食形態の調整についてなどの相談も承っています。
集団指導も行っています。両親学級/減塩教室/糖尿病教室/膵がん教室 など
NST(栄養サポートチーム)
低栄養や周術期の栄養管理、疾患により十分な栄養を摂取できない患者さんに対して栄養管理方法の提案などを行います。医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士、臨床検査技師など各専門職で活動しています。
チーム医療
NSTのほか、褥瘡対策チーム、緩和ケアチーム、摂食嚥下支援チームなどと連携し、栄養管理を行っています。

スタッフ紹介

役職 氏名 専門分野・資格など
栄養診療部 部長兼児敏浩医療安全管理部/内科専門医、ICD
栄養診療部 副部長西濵康太糖尿病内分泌内科/日本内科学会 総合内科専門医、日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医、日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医・指導医、難病指定医
栄養診療部 副部長 栄養士長小出知史病態栄養専門管理栄養士、がん病態栄養専門管理栄養士、NST専門療法士、日本糖尿病療養指導士、日本栄養士会災害支援チームリーダー
他 管理栄養士16名

    資格等所有者数

  • 病態栄養専門管理栄養士(12名)
  • 日本糖尿病療養指導士(3名)
  • がん病態栄養専門管理栄養士(2名)
  • NST専門療法士(2名)
  • 心不全療養指導士(2名)
  • 三重県肝炎医療コーディネーター(2名)
  • 肝疾患病態栄養専門管理栄養士(1名)
  • 日本栄養士会災害支援チーム リーダー(4名)
  • 日本栄養士会災害支援チーム スタッフ(7名)