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心臓血管外科

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治療方針

安全で安心かつ質の高い医療を提供することを使命とし、当科では年間約三百数十例の心臓外科・血管外科手術を行っております。2011年は340例の手術を行ないました。また大学附属病院として先進的な医療の提供にも心がけております。

心臓外科手術で扱う主な疾患

先天性心疾患
生まれつき心臓に病気を有する方で、大血管転位・総肺静脈還流異常・左心低形成症候群・単心室などの複雑な病気から心室中隔欠損・心房中隔欠損などの比較的軽い病気の方まで対応しています。
虚血性心疾患
冠動脈バイパス手術では人工心肺を用いない手術を第一選択とし、特に、脳合併症(脳梗塞・脳出血)の予防に配慮しています。冠動脈バイパス手術では2000年以降、脳合併症の発生は認めていません。
弁膜症疾患
大動脈弁・僧帽弁などの逆流(閉鎖不全)や狭窄に対して、弁形成術や弁置換術を行っています。特に僧帽弁閉鎖不全症では形成術を積極的に行っており、弁膜症に合併した心房細動の治療も積極的に行っており、正常洞調律への復帰率は80%~85%と優れて成績です。
対応している年齢層は幅広く、新生児・低出生体重児など生直後の方から80才代の年齢の方まで手術を行います。

血管外科手術で扱う主な疾患

大動脈瘤(胸部、胸腹部、腹部大動脈瘤)
体の中心を流れる太い動脈が「こぶ」を作る病気です。無症状であることが多いのですが、ひとたび破裂すると生命にかかわります。そのため私達は早期発見と適切な時期での治療を心がけています。従来から行われている人工血管置換術の当科の成績は極めて良好で、死亡率や脳梗塞発生率は全国でもトップクラスの低さです。またステントグラフト治療(血管内治療)では世界的にも黎明期から導入してきたリーダー的施設のひとつです。
大動脈解離
体の中心を流れる太い動脈の壁が裂けていく病気です。激烈な痛みや様々な臓器の血流阻害による症状が出現する事が多く、また破裂すると救命は非常に困難となります。当院では救急救命科や放射線診断科との協力体制のもとで、的確かつ迅速な診断治療を行なっています。
下肢閉塞性動脈硬化症
動脈硬化症により足の血流障害がおこる病気です。痛みなどの症状だけでなく、進行すると皮膚病変の発症から下肢の壊死(腐ること)に至り切断が必要となる疾患です。私達は手術や血管内治療だけに留まらず、各部門と協力し全身管理や皮膚潰瘍の治療、疼痛管理などの集学的な治療に取り組んでいます。
下肢静脈瘤
足の血管がモコモコと膨れ上がってくる、足がダルい、皮膚に色素沈着が出てくる。下肢静脈瘤はそんな病気です。当科では定型的なストリッピング手術に加え、より低侵襲なレーザー治療や硬化療法、などを複合的に組み合わせて、小さな傷と少ない痛みで治療を行ないます。