厚生労働大臣が定める掲示事項
1.当院は、厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
2.入院基本料に関する事項
- 一般病棟:7対1入院基本料 看護配置
当院の一般病棟では、入院患者7人にたいして常時1人以上の看護職員が勤務しています。
- 精神神経科病棟:13対1入院基本料 看護配置
当院の精神神経科病棟では入院患者13人に対して常時1人以上の看護職員が勤務しています。
病棟ごとの看護職員数は、各病棟に掲示させていただいています。
3.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化について
医師、看護師、その他必要に応じ関係職種が共同して総合的な診療計画を策定し、患者さんに対して、文書により入院後7日以内に説明を行っています。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化の必要な基準を満たしています。
4.病棟及びDPC対象病院について
病棟:ICU、HCU、救命、NICU、GCU、MFICU 北5階~11階、南5階~11階
一般病棟:16病棟
精神病棟:1病棟 計17病棟
当院は、入院医療費の算定(医科)にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算するDPC対象病院となっております。
(5南病棟除く)
- 医療機関月係数:1.6932
- 基礎係数:1.1182
- 救急補正係数:0.0108
- 激変緩和係数:0.0000
- 機能評価係数Ⅰ:0.4697
- 機能評価係数Ⅱ:0.0945
- (※2025年6月現在)
5.当院は東海北陸厚生局長に以下の届出を行っております。
また、令和6年度診療報酬改定により,施設基準等で定められている保険医療機関の掲示事項について、原則ホームページに掲載することとなりました。項目は以下のとおりです。
- 情報通信機器を用いた診療
- 医療情報取得加算
-
医療DX推進体制整備加算
情報通信機器を⽤いた(オンライン)診療のご案内
院外処方箋についてお知らせ - 入院基本料
-
後発医薬品使用体制加算
後発医薬品(ジェネリック)、バイオ後続品(バイオシミラー)について
医薬品の供給不足への対応 - バイオ後続品使用体制加算
- 薬剤業務向上加算
- がん性疼痛緩和指導管理料
- 外来腫瘍化学療法診療料1
- ハイリスク妊産婦共同管理料(Ⅱ)
- 在宅植込型補助人工心臓(非拍動流型)指導管理料
- コンタクトレンズ検査料
- 一般名処方加算
- 医科点数表第2章第10部手術の通則の5及び6に掲げる手術
- 地域歯科診療支援病院歯科初診料
- 歯科外来診療医療安全対策加算2
○入院時食事療養等に関する事項
■当院は入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っています。
■管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。
6.個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行について
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、以下のとおりお願いいたします。
○入院診療費の場合
入院時に「明細書発行不要」の旨、病棟会計担当までお申し出ください。○外来診療費の場合
- 支払窓口にてお支払いされる方
「明細書発行不要」の旨をお申し出ください。
- 自動精算機にてお支払いされる方
自動精算機画面左下の、診療明細書を「発行しない」ボタンを押してください。
7.保険外負担に関する事項について
健康保険では、保険が適用されない保険外診療があると、保険が適用される診療も含めて、医療費の全額が、自己負担となります。
ただし、保険外診療を受ける場合でも、厚生労働大臣の定める「評価療養」と「選定療養」については、保険診療との併用が認められており、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の保険診療と同様に扱われ、その部分については、一部負担金を支払うこととなり、残りの額は、「保険外併用療養費」として、健康保険から給付が行われます。
○評価医療に関する事項
■先進医療
当院は、厚生労働大臣の定める施設基準に適合する病院として、下記の先進医療を実施しています。
<先進医療A>
- 子宮内細菌叢検査2
- 子宮内膜受容能検査2
- 膜構造を用いた生理学的精子選択術
<先進医療B>
- インターフェロンα皮下投与及びジドブジン経口投与の併用療法
- 腹腔鏡下センチネルリンパ節生検 早期胃がん
○選定療養に関する事項
■入院医療に係る特別の療養環境の提供
提供病床について
■病床数が200床以上の病院等について受けた初診・再診
初診:8,800円 再診:3,300円
当院は病床数685床であり、特定機能病院です。
他の保険医療機関等からの紹介によらず、当院に直接来院した場合については初診に係る費用として8,800円を徴収することになります。ただし、緊急その他やむを得ない事情により、他の保険医療機関等からの紹介によらず来院した場合は、この限りではありません。
また、再診患者さんの中で病状が安定し、診療所への紹介を受けた患者さんが、かかりつけ医の紹介なしに再受診された場合、あるいは「かかりつけ医」への紹介を当院より申し出たが、引き続き、当院にて診察を希望された場合につきましては、再診料の他に保険外併用療養費として3,300円を徴収することになります。
この費用は、病院と診療所の機能分担を推進する観点から、自己の選択に係るものとして、初診料を算定する初診に相当する療養部分について、その費用を徴収することができると定められたものです。※医科と歯科は、別医療機関となります。
■入院期間が180日を超える入院
健康保険法第43条第2項の規定に基づき、入院期間が180日を超える患者様(特定疾患を除く)については、入院基本料の15%を選定療養費として自費負担していただくこととなります。
■金属床による総義歯の提供
- 白金加金(上顎・下顎):451,990円
- 金合金(上顎・下顎):424,600円
- 特殊合金(上顎・下顎):207,460円
- チタン合金(上顎・下顎):316,580円
■う蝕に罹患している患者さんへの指導管理
フッ化物局所応用(1口腔1回につき):2,310円
■白内障に罹患している患者に対する水晶体再建術に使用する眼鏡装用率の軽減効果を有する多焦点眼内レンズの支給
- アルコン Clareon Vivity AutonoMe(CNAET0):191,950円
- アルコン Clareon PanOptix Trifocal(CNWTT0):191,950円
- アルコン Clareon PanOptix TORIC Trifocal(CNWTT3,CNWTT4,CNWTT5,CNWTT6):213,950円
- AMO テクニス シンフォニー VB(ZXR00V):148,500円
- AMO テクニス シンフォニー トーリック VB(ZXWV150,ZXWV225,ZXWV300,ZXWV375):159,500円
- エイエムオー・ジャパン テクニスシナジーオプティブルーSimplicity(DFR00V):188,650円
- エイエムオー・ジャパン テクニスシナジートーリックⅡ オプティブルーSimplicity(DFW150,DFW225,DFW300,DFW375):210,650円
- テクニス オデッセイ オプティブルーSimplicity(DRN00V):192,500円
- テクニス オデッセイ トーリックⅡ オプティブルーSimplicity(DRT150,DRT225,DRT300,DRT375):216,150円
■医療上必要があると認められない、患者都合による精子の凍結又は融解 1回につき(導入時1年間):11,000円
■後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について
後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただきます。先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額の4分の1相当を、特別の料金として、医療保険の患者負担と合わせてお支払いいただきます。先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等はこの限りではありません。
■その他保険外負担に係る費用
三重大学病院医学部附属病院諸料金規程