施設の概要
運営方針・運営体制
臨床研究開発センターは、従来の治験管理センターをもとに平成18年1月に改組され治験ばかりではなく研究者主導の臨床試験をサポートするために設立されました。当センターは、治験の適正かつ円滑な推進を図るとともに、医師主導型治験及び臨床試験の効率的かつ適正な実施を支援し、これら臨床試験の科学性、倫理性,安全性及び信頼性を確保することを目的としています。
臨床研究開発センターは、臨床研究管理部門、臨床試験コーディネーター(CRC)部門、信頼性保証部、生物統計部門/データセンター(データマネージメント)から構成、センター長、副センター長、センター長補佐のほか、生物統計家1名、CRC総勢10名(薬剤師2名、臨床検査技師2名、看護師6名)、データマネージャー3名と事務職員(IRB事務局兼務)が臨床研究や治験の支援業務をしております。平成27年4月から施行された「人を対象とした医学系研究の倫理指針」および平成30年4月から施行された「臨床研究法」の信頼性保証に対応すべく、モニタリング・監査体制を構築しております。
業務内容
製薬企業主導の医薬品(医療機器)の第1相~第4相の治験、医師主導型治験、先進医療B、研究者主導の臨床試験や特定臨床研究の実施を支援しております。副センター長及び生物統計家が自主臨床試験のコンサルテーション、臨床試験web支援システム(EDC)を用いたデータマネージャーによる多施設共同臨床研究の支援を行っています。
また、名古屋大学の中部先端医療開発円環コンソーシアムと京都大学の開花プロジェクトとの強い連携のもと、三重大学内の医薬品、医療機器、再生医療等の開発シーズの発掘~非臨床試験~実用化(治験)に至る全てのステップの支援を行っています。
皆様からの治験や臨床研究のコンサルテーションや支援を行いますので気軽にご相談ください。
スタッフ紹介
役職 | 氏名 | 専門分野・資格など |
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センター長・教授 | 田丸智巳 | 臨床試験管理学,腫瘍内科 |
准教授 | 川口晃司 | 呼吸器外科 |
講師 | 小椋透 | 生物統計 |
助教 | 西村有起 | データマネージャー |
助教 | 真川祥一 | 産科婦人科 |
講師(兼) | 村田泰洋 | 肝胆膵外科 |
助教(兼) | 森脇啓至 | 循環器内科 |