本学医学部附属病院の医師による不正事案に係る厚生労働省等による本学医学部附属病院に対する監査の結果について

　このたび、本学医学部附属病院の元准教授が手術において用いる薬剤に関して、実際に手術中に投与していないにもかかわらず、投与をしたかのように診療録を虚偽記載して診療報酬を不正に請求した件に関し、厚生労働省等による社会保険医療担当者の監査を受けておりましたが、令和５年１０月１２日付けで東海北陸厚生局長から戒告の行政措置を受けましたので、ここに報告いたします。

　保険医療機関として適正な手続を確保することができず、深くお詫び申し上げます。
　本学では、不正発覚以来、既にコンプライアンスの徹底、組織体制・管理体制の見直し、情報セキュリティに関する内部不正防止体制の構築等を図り、再発防止に取り組んでおりますが、本措置を厳粛かつ真摯に受け止め、再発防止策を引き続き徹底し、患者様、地域の皆様をはじめとする皆様方からの信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります。