ホスピタルアート展示のご案内

現在、当院の外来・診療棟1階、ドトールコーヒーショップ横のスペースで、ホスピタルアートの展示を行っています。

ホスピタルアートの一般的な定義は、「医療・福祉施設でボランティア・患者・職員などが絵画や音楽などの創作・展示・発表などを行う活動、または、その芸術。施設内を心地よい空間にすることによって、患者の精神的ケアを図るもの」とされており、多くの病院で実践されています。
三重大学病院でも、小児科の澤田医師を中心に、医師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士、事務職員などのメンバーでワーキンググループを構成し、当院での活動について検討を行ってきました。
今回、その第一弾として、自然界の音や声、物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した「オノマトペ・アート」をテーマに展開し、展示を行っています。

制作については、病院のロゴマークデザインを担当した三重大学教育学部の岡田博明教授と、そのゼミの学生がボランティアとして参加してくれました。
「ぐで~ん」「びろ~ん」など、なぜか心が緩む音の表現を通じて、患者さんが少しでもリラックスしていただけることを願っております。

病院を利用する全ての方々に、少しでも心地よい空間をご提供できるよう、今後もホスピタルアートの取り組みを進める予定です。