リハビリテーション科がクラウドファンディングを立ち上げました

三重大学医学部附属病院のリハビリテーション科では、脳卒中の後遺症の改善が期待できる「経頭蓋磁気刺激療法」の導入に向け、クラウドファンディングを立ち上げました。

経頭蓋磁気刺激療法(けいずがいじきしげきりょうほう:TMS)は、脳卒中治療ガイドラインでも脳卒中の後遺症による運動機能の障害に対し、改善や悪化防止などの治療効果が見込めるとされており、実績ある治療法の一つです。

都心をはじめ全国の主要都市には、このTMS治療を受けられる医療機関が多数ある中、現時点で三重県には一か所もありません。
TMSの装置購入には1300万円の費用がかかりますが、現在、新型コロナウイルス感染症の影響で、医療機関では高額な医療機器にさらに予算を割きにくいという事情があります。
そこで、県内で脳卒中の後遺症に悩まれている患者さんにも、この治療の選択肢を一日も早く届けたいと考え、この度皆様にご支援をお願いするクラウドファンディングを起案いたしました。

なお、このクラウドファンディングは、「三重大学振興基金クラウドファンディング」の枠組みで実施されます。

ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

詳しくは下記のページ(外部サイト)を御覧ください。

脳卒中の後遺症に悩まれている方々を磁気刺激療法で救いたい