さつき保育園の津波避難訓練を行いました

三重大学には、教職員の子どもたちのために開設されている「さつき保育園」があります。
7月16日(金)、このさつき園の園児たちが当院で津波避難訓練を行いました。

南海トラフ級の大地震で津波が発生した場合、当院敷地では1階レベルに及ぶ可能性もあると予測されています。万が一の際は、患者さんや関係者は外来棟の2階以上に避難することを想定しており、当院に近接するさつき園の園児たちも同様の避難を行うこととしています。

今回訓練に参加したのは、3歳から5歳までの園児たち43名と職員。
まずさつき園から300メートル歩いて外来棟まで移動、階段を使って今回は2階よりさらに上の4階まで避難する訓練を行いました。

参加した園児たち全員、がんばって階段をしっかり上り、当院の4階の会議室に到着。
一緒に訓練に参加した伊佐地院長や病院職員から、「参加賞」としてオリジナルのぬり絵付き賞状を渡しました。園児たちは、階段を上った疲れも見せず、笑顔で訓練を終えました。

三重大学病院は、災害時に災害拠点病院として機能するとともに、患者さんや関係者の安全を守るため、様々な防災対策を進めています。