世界緑内障週間のライトアップに参加いたします

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世界緑内障連盟、および緑内障に関する患者団体の世界緑内障患者連盟が中心となって定められた「世界緑内障週間(World Glaucoma Week)」(毎年3月上旬の1週間)には、世界各地で緑内障啓発のための様々なイベントが行われます。

日本国内でもこの同じ時期に、日本緑内障学会が、緑内障について広く皆様に知っていただくための活動を行っています。当院は、その一環で行われる「ライトアップ in グリーン運動」に2019年から参加しており、今年も、期間中(日没~20時)当院の正面玄関前の通路にグリーンのライトを灯します。

緑内障は、日本における中途失明の最も多い原因となっていますが、診断技術や治療法の進歩により、万が一発症しても視覚機能障害を避けることが出来るようになってきました。そのためには、定期的な診断を行い、早期から治療を始め、継続することがとても重要です。
緑内障は、高齢者や強度近視の方にリスクが高い傾向があります。また、初期の自覚症状がほとんどなく、知らないうちに進行している事例が多いのも現状です。
こうした活動を通じて、県民の皆様にも緑内障の早期発見につながるOCTなどの眼底・眼圧検査の受診の重要性や、失明を避けるための治療の存在について知っていただく機会にしていただければと思います。

また、この世界緑内障週間の期間中、オンラインによる「緑内障市民講座」も行われます。詳しくはリーフレットをご参照ください。