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網羅的がん遺伝子検査開始のご案内

三重大学医学部附属病院では、がん患者さんのがん関連遺伝子変異を網羅的に解析する「網羅的がん遺伝子検査:Mie University Hospital Laboratory Cancer Test Initiative (MiLaI、ミライ)」を2017年8月より開始致します。

これには、次世代に遺伝する遺伝性腫瘍の原因遺伝子を検索する「遺伝性腫瘍の網羅的がん遺伝子的検査(ミライ-G)と一般的ながんにおける体細胞遺伝子変異の検出する「網羅的がん遺伝学的検査(ミライ-S)とがあります。

当院では、これまでも、遺伝性腫瘍の原因遺伝子の検査を実施してきましたが、従来の技術では不明であることも少なからずありました。そこで、次世代シークエンシングという新技術を用いて、400を超える多数の遺伝子を網羅的に探索し、病気の原因の明らかにするというのが、ミライ-Gです。

また、がんは遺伝子の変化によって引き起こされる病気ですが、同じ臓器に発生しても、がん細胞に生じている遺伝子の変化は患者さんごとに異なります。これにより、抗がん薬の効果も患者さん毎に異なることが知られています。従来実施している遺伝子検査では一部の遺伝子変化しか調べることができませんが、50を超えるがん関連遺伝子変化を調べるのが、ミライ-Sです。これにより、最適の薬剤選択や、術後のフォローアップに活用することができます。

ミライ検査の流れ図

ミライで実施する網羅的がん遺伝子検査は、2種類です。

(1) 遺伝性腫瘍の網羅的がん遺伝子検査(ミライ-G

対 象: 遺伝性腫瘍が疑われる方、遺伝性腫瘍を心配される方
遺伝子数:409 遺伝子(遺伝性腫瘍における胚細胞遺伝子変異を検出)
検査費用:540,000 円 (税別)

(2) 腫瘍の網羅的がん遺伝子検査(ミライ-S)

対 象: がん治療中の方やがんと診断され、これから治療される方で、病理検体が準備できる方
遺伝子数: 50 遺伝子(一般的な腫瘍における体細胞遺伝子変異の検出)
検査費用: 297,000 円 (税別)

 

実際の申込方法

いずれの場合も、遺伝カウンセリングを受診して頂き、それにより、検査を受ける受けないを決めていただきます。
連絡先電話番号: 059-232-1111 (代表)

遺伝カウンセリングの予約は

初診: 毎週火曜午後、第1,3週水曜午後 (6,040 円)
(注)ただし、ミライ-S検査では、病理検体を必要としますので、事前にご一報ください。

結果の報告

約5週間後、遺伝カウンセリングにて報告します。
再診: 毎週火曜午前・午後、第1,3週水曜午後 (3,880 円)