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耳鼻咽喉・頭頸部外科

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治療方針

耳鼻咽喉科、頭頸部外科領域、コミュニケーション障害などの疾患に幅広く対応できる診療体制をとっています。
人工内耳、中耳炎、副鼻腔炎(蓄膿症)の手術も行っています。
頭頸部外科領域では、甲状腺、耳下腺を含めて、口腔・咽頭、喉頭、鼻副鼻腔、頭蓋底などの頭頸部の良性・悪性腫瘍に対して、再建外科も含めた集学的治療を行っています。

主な診療内容

小児および成人の高度難聴の患者さんには人工内耳診療を行っています。慢性中耳炎、真珠腫、耳硬化症の診断・手術も行っています。めまいの患者さんにはめまい外来で精査を行います。
アレルギー性鼻炎外来ではアレルギー性鼻炎の患者さんの抗原検索や免疫療法を行っています。副鼻腔炎の治療で難治性疾患にはナビゲーション下の内視鏡下鼻内副鼻腔手術も行っています。また、内視鏡下で下垂体腫瘍を脳神経外科と、鼻涙管閉塞症を眼科と、歯性上顎洞炎・嚢胞を歯科口腔外科と合同で手術しております。嗅覚・味覚障害の方の精査・診断・治療を行っています。
咽喉頭
嗄声、発声障害の診断・手術を行っています。
頭頸部癌
当科における頭頸部がん新患患者数は、平成25年度 112名、平成26年度 141名でした。主たる治療法が手術であった症例数は、平成25年度 102例、平成26年度 98例、主たる治療法が化学療法・放射線治療・緩和療法であった症例数は、平成25年度 46例、平成26年度 84例でした。
当科における治療成績(疾患特異的5年生存率・甲状腺がんについては10年生存率)については、上咽頭がんが67.8%、中咽頭がん57.5%、下咽頭がん51%、喉頭がん88.3%、口腔がん (舌癌)48.0%、上顎がん66.0%、耳下腺がん67.5%、顎下腺がん50.0%、甲状腺がん95.0%です。
当科の治療方針としましては、治療成績の向上とともに機能温存も重視しております。したがって、早期がんに対しては頸部に切開を加えない経口的腫瘍切除も含めた低侵襲・機能温存手術を積極的に行い、進行癌に対しては化学放射線治療にて機能温存・喉頭温存を図ります。放射線科とも協力して動注化学療法も取り入れております。しかしながら化学放射線治療の効果が十分期待できない症例では、形成外科医と合同で、拡大切除+遊離組織移植による再建手術を行っております。また、根治治療が困難になった場合も、分子標的薬も含めた外来化学療法を行っており、頭頸部がんの患者様のニーズに広くお応えできるような体制をとっております。
その他には、頭頸部がんの治療成績を少しでも向上させるために、三重大学環境社会医学講座との共同研究として、血清中のマイクロRNAを用いた頭頸部がんの早期発見に有用な新しいバイオマーカーの研究も行っており、現在進行中です。
嚥下
嚥下外来では、嚥下評価のために嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査などを行い、言語聴覚士とともにリハビリテーションも含めた治療を行っております。重症誤嚥で苦しむ患者様には誤嚥防止手術を行っており、最近8年間に17例の誤嚥防止手術(喉頭気管分離術9例、声門閉鎖術6例、喉頭全摘2例)を施行しております。この中には9例の重症心身障害児・者の症例も含まれております。
また最近は、当科に直接紹介・受診された患者様のみならず、当病院入院中で嚥下障害をもつ患者様のケアにも、嚥下チームの一員として積極的に関わっております。

得意とする分野

  • 人工内耳・中耳手術・アブミ骨手術などの聴力改善手術
  • 鼻内内視鏡手術全般
  • 慢性副鼻腔炎の診療
  • 嗅覚障害・味覚障害の診療
  • アレルギー性鼻炎の皮下免疫療法(減感作療法)
  • 音声障害の精査・診療
  • 頭頸部腫瘍の診断と集学的治療

受診される方へ

特殊外来を直接受診することはできませんので、まず初診を受診してください。 初診外来受診には紹介状が必要です。