りんきゃりブログ

第1回CPCカンファレンス

お疲れ様です。三重大学研修医1年目の前澤です。

今日は今年の第1回CPCカンファレンスでした。

研修医の皆様は研修生活で様々な患者様を経験してきたと思います。

治癒した患者様からも大変勉強させていただいたと思いますが、

治癒しなかった患者様からもたくさん学ぶこともあると思います。

今回は、治癒しなかった症例について2症例を解説していただきました。

1症例目は「完全房室ブロックをきたした肝細胞癌の一例」を研修医佐久間絵先生と水谷香先生、指導医消化器内科山本憲彦先生、病理指導医古橋直樹先生に解説していただきました。

2症例目は「心房粗動に対し、電気的除細動を施行後に脳梗塞を来した一例」を研修医小林理絵先生、指導医循環器内科大森拓先生、病理指導医湯淺博登先生に解説していただきました。

1症例目は心臓への転移により房室ブロックをきたしたというのが興味深かったですね。2症例目は心房粗動に対するカーディオバージョン時に心臓血栓を評価することの大切さを学ばせていただきました。

質疑応答も本当に盛り上がり、大変内容の濃いディスカッションでしたね。

西脇先生の司会も光っていました。

発表してくださった先生方本当にありがとうございました。

地域研修ならでは!

こんにちは。研修医の小林です。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
先月は地域医療研修で紀南病院で研修していました。大学病院とは違い、内科というひとくくりで各先生が専門領域以外も対応していて包括的な内科研修ができました。そして地域医療の醍醐味として、地域の診療所での往診やタウンミーティングへ の参加など初めての経験が出来ました。患者さんのお宅や地域での過ごし方にふれて、 地域の方たちどうしで支えあっている様子を垣間見ることが出来ました。自然の美しさも久しぶりに感じることができました!千枚田の田植えではアメンボやタガメを20年振りにふれて懐かしかったです。こうして年老いていく自分を存分に感じつつ、また研修に励みたいと思います!

精神科での研修

研修医2年目の加藤です。
 
僕は今月、大学病院の精神科で研修しています。
入院患者さんは統合失調症や双極性障害などの疾患が多く、そのほか他科依頼として不眠やせん妄の患者さんの診療にあたっています。
 
今日はデイケアに参加させていただきました。
内容は雑誌の切り貼りをして絵を作るコラージュで、テーマは「幸福」。
作ってるうちにあれこれ思いついてなんだか不完全燃焼でしたが、こんな感じにできました。
 

上:僕の作品
下:同期の先生の作品

グランドカンファレンスをしたょ

一年目の前澤です。
今日は第一回グランドカンファレンスが開催されました。
グランドカンファレンスはグループに分かれ、一つの症例について議論し、臨床推論を鍛えるトレーニングをするものです。
今回は、二年目の先生方に症例提示をしていただきました。活発な議論が繰り広げられました。
そういえば、初月給出たょ!!

【H27年度臨キャリ歓送迎会】 所感:「フォトグラフ」

こんばんは,1年目研修医の池尻です。

2016年3月28日,平成27年度臨キャリ歓送迎会を行いました。
臨キャリスタッフ・事務,および11期(2年目)・12期(1年目)・13期(新)研修医の計63名が出席し,盛会のうちに終了しました。

本会を取り仕切ってくれた鳥羽先生,並びに次期チーフレジデントの佐久間先生,お疲れさまでした。

この日を迎えるにあたっての所感。
「思い入れが強すぎると 次に起こることが嘘のよう・・・」

これまで,10の研修科をまわってきました。
どの診療科でもrole modelとなる先生方がいましたし,本当に多くのことを教わってきました。
また,学会発表(今年度で1回,6月で2回目の予定)をする機会にも恵まれました。
本当に感謝しかありません。

ただ,入職したてで右も左も分からぬ中,最もお世話になったと言っても過言ではないのが,2年目研修医の先生方でした。
機会に触れて,読むべき書籍や覚えておくべき事項など,多く教えて頂きました。
救急の準夜研修の後,担当症例や疾患に関するdiscussionに2~3時間もつきあって頂いたこともありました。
病院を離れ,食事やお酒などをご馳走して頂いたこともありました。
そういえば,研修医ミーティングの際に窒息に陥った自分を助けて頂いたのも,2年目の先生方でした。
最も身近な存在,また最も身近な目標(,そして恥ずかしながら命の恩人)でした。
本当にありがとうございました。

12か月を通して大学病院に居た唯一の1年目なので,11期に対する思い入れは山よりも高く海よりも深しです(と勝手に思っています)。
最近,研修医室から2年目の先生方の荷物が少しずつ減っていくのを見ると,とてつもなく淋しくなってきます。
11期の先生方が研修医でなくなる,ということが嘘のようで,まだまだ実感できない今日この頃です。

そして,4月になると,自分たちは2年目研修医となり,13期26人が新たに1年目研修医となります。
自分が2年目の先生方にして頂いたことを,次の1年目にどれだけしてあげられるかはわかりませんが,頑張らないといけないですね。

「コートを脱ぐと新しい季節が動き出す・・・

第8回CPC報告

こんにちは、1年目研修医 福井です。
​1月22日に行われたCPCについてご報告させていただきます。今回は2例の発表がありました。
症例1はプレゼンター紅林真理絵先生(研修医2年目)、司会進行山本憲彦先生(消火器・肝臓内科)、病理指導医古橋直樹先生で「敗血症性ショックをきたした肝硬変患者の1例」でした。
症例2はプレゼンター中条慎一郎(研修医2年目),土田新太郎(研修医2年目)、司会進行大里和広先生(産科婦人科)、病理指導医古橋直樹先生で「胎児腹水の1例」でした。
症例1に関しては私自身、名張市立病院で類似疾患を経験したことがあったのでどのように診断し治療にあたっていたのかとても興味深かったです。症例2は専門的なことが多く新しく聞く言葉もありとても勉強になりました。

大学病院での研修はこのような症例発表がよく行われており、毎回発表する側聞く側もとても勉強になります。また、モチベーションが上がるきっかけにもなると思います。
今年も、猪突猛進で頑張っていきたいと思います^^

研修医1年目 福井

看護助手研修✌✌✌

今年度は『災害時における看護助手の役割』について、12月10日と17日の2回に分けて、全ての看護助手さんを対象に実施しました。 まずは、以下の内容について講義を行いました。
*日頃の準備(非常口・消火器・非常階段・非常持ち出し袋・レスキューキャビネットなど)
*災害時の行動(地震・火災)避難誘導の実際
*当院の防災設備
  その後、各グループに分かれてエアーストレッチャーの使い方についてデモ&実践!実際に患者体験と搬送体験を行いました。 エアーストレッチャーは思ったより寝ごこちはそれなりに良かった(?)ですが、搬送する方はちょっと大変!いざという時安全に使うことができるようにみんなで真剣に取り組みました✌

 ☜ エアストレッチャー体験中 

研修の締めくくりは、避難経路の確認☺です。
外の非常階段を上がって、ヘリポートに到達するルートを実際に歩いてみました。外の非常階段を上るのはドキドキ!訓練に使用した階段は地上10階から11階で、高さに加え風も結構吹いていて、足元も心もフワフワしてしまう状況でした。でも実際に歩いてみて、将来来るであろう“本番”のイメージができたと思います。
  そのときのために、職員皆で力を合わせて備えていきましょう!

☜ ヘリポートで前半グループ集合   

急変です! ラボトレーニング:BLSの巻

「急変です!E-Callお願いします!!」
今年も、救急の集合研修を受講した数週間後に、ラボでのトレーニングが始まりました。最近は、学生時代にBLSのシミュレーション学習を受けていたり、自動車学校で教えてもらっていたり、BLS学習に触れる機会があるためか、ラボトレーニングでも上達が早いような気がします。ラボでのトレーニングは、病棟での急変を設定して、新人看護師2人に対しインストラクター1人で演習します。1回でスッと覚えることができたこと、反対になかなかうまくできなかったことありましたよね。でもシミュレーションと振り返りを重ねると見る見る動きが良くなっていました。こんなに頑張ってやっても、その後やらなかったらすぐ忘れるのが人の常。しかし、今日の学びはとっても大切!いつまでも記憶にとどめてもらい、より完成度の高いものへと膨らませていってくださいね。

スキルズラボトレーニング:膀胱留置カテーテルの巻

スキルズラボトレーニングは、4月から2ヶ月間かけて「輸液管理」「輸液ポンプ・シリンジポンプ」と「採血1」「採血2」が終了し、6月から「膀胱留置カテーテル」へと難易度をやや上げて進んでいます。
 膀胱留置カテーテル演習は、インストラクターとマンツーマンで行っています。演習中、手順はもちろん清潔操作に苦労し、インストラクターからは根拠を聞かれ、プライバシーや安全への配慮などなど、様々な「壁」があったかと思います。皆さんそれぞれ感じたこの「壁」、せっかく感じ取ったこの「壁」をそのままにせず、しっかりと切り崩し自分のものにしてください。振り返り、大事です!学生時代の復習は教科書や参考書を使うのが主流だったと思いますが、今は参考書での机上の学習の他に、臨床現場にこそ、その機会がたくさんあります。自分の課題をクリアにするために、あきらめずに少しずつでも進みましょうね。
 ラボでのシミュレーションで振り返りが必要と感じたら、またいつでも声かけてくださいね。