りんきゃりブログ

Advanced OSCEが開催されました。(*’ω’*)

こんにちは!研修医のふじけんです。
11月10日に、MMC Advanced OSCE大会があり、三重大病院からは2年目3名、1年目6名が参加してきました。

 

OSCEといえば、医学科4年生のCBTと対をなす強敵…ですが、今回は研修医向けです。
研修医として、日々診療に携わる中でどのくらいできるようになっているのかを確認する目的で、
今回は、以下の5つのブースがありました。
 1) 画像診断、2) EBM、3) Bad News Telling、4) PICC hands-on、5) reverced-CPC

1チーム4名で、ほぼ初対面の研修医ばかり。これは議論が難しいのでは?と思っていたのですが、蓋を開けてみると、
どの研修医もすごく積極的に意見を述べていました。特に1年目の勢いがすさまじく…、逆に2年目はおとなしかったかも。
詳細はネタバレになるので控えますが、今回は血液疾患がすごく多かったです。
学生の頃、頭に詰め込んだはずの知識が出てこない…、治療なんだっけ…、勉強しなくちゃとチーム内で反省をしました…。
現役生の皆さんは、難しいと思いますが、血液疾患もしっかり勉強しておくようにしましょうね!
ともあれ、無事に5つのブースが終了し、三重大病院研修医は惜しくも優勝できませんでしたが、
一筋縄ではいかない症例を経験することができ、充実した1日となりました!(^^)!

来年出る研修医の方、ぜひがんばってください♪

最後に、がんばる研修医たちの様子をお見せします~。それではまた。

MMC OSCE

国際学会発表

研修医2年目の西場です。

10月19日から23日にかけてアメリカ・オーランドで開かれましたアメリカ麻酔科学会で、症例発表させて頂きました。

研修医で知識も英語もまだまだ未熟ですが、何度も繰り返しポスターや原稿の添削、予演会を通して指導を受け、形にすることができました。研修説明会では「大学病院の研修はどんな特徴があるか」とよく聞かれますが、このようなチャンスが眠っていることだと思います!!

(麻酔科指導医の先生と、E-Poster前で。)

(ユニバーサル・オーランド・リゾートにも行ってきました!)

(ケネディ宇宙センターで本物のスペースシャトルがあります!)

第3回グランドカンファレンス

こんにちは!
10月16日は、グランドカンファレンスが開催されました!

グランドカンファレンスは2か月に1回行われており、指導医の先生のもと、研修医が症例をプレゼンし、その症例について研修医がディスカッションします。
グランドカンファレンスは今年度に入って3回目の開催です!

今回は、「腹痛・下痢をきたした若年女性の一例」で、指導医の先生のもと、3人の研修医の先生方がプレゼンしてくれました。
議論中、たくさんの意見が飛び交い、プレゼンが終わってからも積極的に質問がされていて、活発に議論が行われました。

グランドカンファレンスは、とても勉強になるカンファレンスとなっております。
学生の皆さん、ぜひ三重大で研修して一緒に勉強しましょう!

グラカン1016

進路について

こんにちは。
世間はラグビーで盛り上がっていますね。
今週末は台風の影響が心配されていますが、引き続き日本代表の躍進に期待したいです。
ぼくはラグビーの日本戦が開催される日は気合で仕事を終わらせ、同期の仲間と自宅で観戦しています。
ラグビーが終わると、最近は3年目の進路について自然と語り合っています。
研修医になっても、6年生のマッチングのような感じで働く病院と志望科を決める時がきます。
以前から志望科を決めていた人、科を絞りきれず悩んでいる人、三重県で働くか他県で働くかなど、人によって事情は様々です。
三重大学病院では真剣に語り合える仲間がきっとみつかります。

見学の学生さんや三重大学病院での研修を志す後輩をお待ちしてます。

16期壮行会

研修医1年目のはまのです!

 

研修が始まって早くも半年が過ぎようとしています。この半年間は大学病院で内科や麻酔科、産婦人科をローテートしました。大学病院での研修というとクリクラの延長では?と思われる方も多いと思いますが、学生時代とは違って、できる手技の範囲も広がり、より責任感をもって患者さんに接することができます。

三重大学病院での研修の魅力の一つとして、たすきがけで県内外の協力病院に行くことができます。

10月からは1年目の数人が県外の有名病院に救急や総合内科の研修に旅立ちます。わたしもその一人です!

 

ということで、、、、、

 

先日、2年目の先生方が県外に研修に行く人たちのために壮行会を開いてくださいました!

昨年実際に県外に出られた先輩方のお話を聞けて、とても有意義な時間となりました。

久々に同期や先輩との飲み会だったので楽しすぎて写真撮るの忘れました。(笑)

 

あと数日で出発日となり、期待と不安でいっぱいですが、「行ってよかったな。」と思えるような研修生活にしたいと思います。

がんばるぞー!!!!!!!

レジナビフェア@名古屋

こんにちは。今回のブログは9月22日に行われたレジナビフェアについてです!
レジナビフェアはいろんな病院がブースを出して初期研修プログラムの紹介をするイベントで、三重大病院も出展しました。
日程は3連休のど真ん中、迫りくる台風…こんな状況で初期研修の話を聞きに来る学生さんはいるのか?!
スタッフ全員が不安でいたところ、なんと21人の方が当院のブースに足を運んで下さりました!!
研修病院を迷っていたり、そもそもどうやって研修病院を選んだらいいのかわからない、といろんな状況の方がいらっしゃり、皆さん真剣に話を聞いてくださりました。
今後も病院説明会には出展する予定なので、当院の研修プログラムに少しでも興味がある方はぜひ話を聞きに来てください!

闘球ではなくて籠球の話

どーもこんにちは、1年目研修医の米谷です。

世間はワールドカップ一色ですね
しかしまさかの大波乱。優勝候補のアメリカがまさかの準々決勝でフランスに敗れるというジャイアントキリングが発生しました!
アメリカは敗れはしましたが見どころのあるいい試合でした。2桁得点差がついた後、怒涛の追い上げ、一時は逆転まで持ち込むも4Qではミスが重なり結果10点差近く話されての敗退でした。

スモールラインナップでルディゴベアの高さに戦いを挑まざるを得なかったのが敗因、というよりもそういった状況に追い込んだフランスがうまくやったといったところでしょうか。リバウンド勝ててなかったですもんね。
個人的にはマーカススマートのガッツあふれるディフェンスが大好きなので、今回のW杯ではヒーローになって名前を上げてほしかったのですが、勝負所でフリースロー4本外すというミスを犯してしまいました。まあスマートがシュート力に劣ることはフランスも知っていたでしょうから、わざとファールしてフリースロー打たせていたのかもしれないですね。これもフランスの作戦勝ちです。あっぱれ!!

試合後のポポビッチ監督のコメントにも感動しました。記者の「今回召集を辞退したスター選手がいれば負けなかったのでは?」という問いに対して「それは対戦相手のフランス、そして今回出場しているアメリカ代表の選手に対して失礼である」と一喝したそうです。自国の選手を批判から守りつつ、対戦相手に対してもリスペクトを忘れないポポさんは最高の指導者ですね!!

 

実はね、三重大にもいるんですよ、そんな指導者が。
まだまだ経験も知識も足りない研修医には、どれだけ頑張ってもできることに限界があります。
しんどいとき、元気がでないとき、いっぱいいっぱいになってしまったとき、指導医が助けの手を差し伸べてくれるのです。
患者さんに対しても質の高い医療を提供しつつも、研修医が成長する場を与え、大変な時はフォローしてくれる。ポポビッチのような指導医がいる三重大で、あなたも研修してみませんか?

見学・研修お待ちしておりま~す。

海外研修:ワシントン大学(アメリカ・シアトル)

研修医2年目の西場大喜です。僕は三重大学の卒業生で、現在は麻酔、集中治療、救急を希望しています。

 

 三重大学病院の研修医は海外に行けます!
 僕は、今年8月にアメリカ・シアトルへ向かいました。今回の海外研修の目的は、心肺移植手術やERの見学です。

 

 University of Washington Medical Centerで胸部外科手術の見学を行いました。見学できた症例は、肺移植手術、大動脈弁置換術、LVAD装着手術などでした。移植手術を見学するだけでも良い経験に感じましたが、毎日心臓手術が行われ短期間に多くの手術見学をすることが可能なので、胸部外科志望の研修医には特におすすめです!

外観
(写真:University of Washington Medical Centerの正面玄関からの外観)

 Horborview Medical Centerでは、ERの見学に向かいました。Residentsカンファレンスや同院ERに勤務する渡瀬先生の診療の見学を行いました。外傷や熱傷など重症患者だけではなくwalk-inを合わせ、年間2万台の救急車を受けいれるhigh volume病院です!

カンファレンス
(写真:Residentカンファレンスの様子)

正面から
(写真:Horborview Medical Centerの正面玄関から外観。左から渡瀬先生、早期海外体験実習の学生3名、西場)

 

 週末は同院麻酔科で勤務する南立先生のご自宅に招待して頂いて、アメリカと日本の医師の違いなど、現地で働く先生からしか聞けない話を頂きました。これが、今回の研修の中でも特に印象に残った内容でした。

  またシアトルはスターバックス1号店など観光地としても有名です!中心街だけでなく、カナダの国境を渡ったり、マウントレーニア山など折角シアトルへ来たからには研修の合間に様々な所へ寄ってみてください!

スタバ
(写真:スターバックス1号店。中があまり見えなくて申し訳ないです。)

 

 海外での医療に興味がある方も、三重大学病院で経験できることがありますよ!アフリカ医療や小児医療に興味がある方は、木村先生のブログ(ザンビア大学)も参照してみてください!

研修医のレベルの高さ

こんにちは。1年目研修医の下野です。

研修始まってもうすぐ6か月となり研修医生活の4分の1がもうすぐ過ぎようとしています。日々自分の未熟さを嘆くばかりです。

私は他大学出身で、三重大学で研修しているのですが、始めは全然なれず、病院内でもどこに何があるのかすら、わかりませんでした。そんな私ですが、周りの同期の人に助けられ、研修生活を送れています。2年の先輩にも助けられてばかりで、頼りになる先輩ばかりです。よき同期と先輩に恵まれて、研修出来てとても充実した日々を過ごせています。これからも研修頑張っていこうと思います。

三重大学病院メディカルラリー

こんにちは。研修医1年の山口和摩です。
8月24日に三重大学病院メディカルラリー2019に参加してきました!

メディカルラリーとは、医師、看護師、救命士の6人チームで実際の現場を模したシナリオを行い、その技術を競う大会です。
設定されるシナリオは大規模災害、交通事故、心停止など、病院到着前から到着後のパターンまで多岐にわたるため、多職種の連携が大切になります。
今回は研修医1年目2人、2年目1人、看護師1人、救命士2人のチームで参加しました!
医師の経験が比較的浅いチームでしたが、ベテラン救命士さんがリーダーとなってチームをまとめてくれました。

当日は合計7つのステーションで構成されていました。

・ST1 BLS➝ACLS➝CPR中止
最初からいきなり40分間の連続したシナリオでした。また、実際の職種とは異なり、役職を医師1人、看護師2人、救命士3人とするという活動制限がありました。
ACLSではCPA患者が2人に対して医師が1人しかおらず、マネジメントが難しいシナリオでした。

・ST2 爆発テロでの多数傷病者への対応
現場の安全確保に救命士さんが大活躍していました。僕たちは危険な現場からの搬送やSTART法➝PAT法でのトリアージを行いました。爆発現場で耳が聞こえない傷病者であることに早期に気づき、筆談で対応することがポイントでした。

・ST3 地域医療(患者の意思を叶えるためのサービス提供者会議)
このステーションは看護師さんが大活躍。患者の意思、家族の意思の違い、それに対して今後どのような対応が必要なのか的確に判断していました。患者さんやその家族への共感や、意思尊重に関しては看護師さんに頭が上がりません。

・ST4 母体救急・新生児蘇生
直前に重点的に練習した甲斐があり、スムーズに進めることができました。新生児蘇生に関しては特にスピードが大事だと感じました。

・ST5 ボーナス
クイズと簡単なゲームがあり、息抜きのブースでした。でもクイズはボロボロ(笑)。皆さんは千と千尋にでてくる「ハク」の本名を知っていますか??

・ST6 ISLS(過換気、低血糖、SAH、septic shock)
資機材が限定されており、傷病者も合計4人まで増えるナリオでした。的確なトリアージと優先順位の決定が重要でした。
これはもっと練習が必要だと思いました・・・

・ST7 JPTEC・JATEC
院外と院内のチームに分かれて外傷患者への対応をしました。練習の甲斐もあり、全身評価や治療介入(気管切開など)をスムーズに行えました。このステーションではAMPLE聴取が重要視されており、研修医として基本的なことから行っている僕たちにとってはこれが得点源になりました。

 

そして注目の結果は・・・

 

全13チーム中 6位でした!!!

 

ステーション別では
BLS・病院到着前の救急隊の対応(ST1 BLS)➝1位
母体救急・新生児蘇生 JPTEC・JATEC➝2位
と高順位をとることができたステーションもありました!

各々が忙しい中で時間を作り、準備・練習をしたことでこの結果が得られたのだと思います。
僕個人としては学生時代から取り組んでいたBLSで高得点を取れたこと、ベテラン医師が不在な中で母体救急・新生児蘇生、JPTEC・JATECで高得点を取れたことが嬉しかったです。

日々の業務の合間を縫って練習に取り組み、非常に大変な1-2ヶ月間でしたが、母体救急・新生児蘇生、JPTEC・JATEC、トリアージなどこれから役に立つ知識や技術を身に付ける機会になりました。また、救急外来での外傷患者の全身評価は戸惑うことなくスムーズに行うことができようになったと思います。

チームのメンバー、そして練習にご協力いただいた方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
6位という結果は嬉しい反面、もっと上位を目指してみたいと思える結果でした。
また機会があれば参加しようと思います。

興味のある方は是非来年チャレンジしてみてはいかがでしょうか?