医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ
こんにちは。
2年目研修医 水谷花菜です。
先日、東京国際フォーラムで開催されました第114回 日本内科学会総会・講演会「医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2017東京」にいってまいりました♪
なにしにって、もちろん、おいしいご飯を食べ…ではなく!!学会発表です!
メンバーは、我らがチーレジ間瀬先生、みんなのお父さん山手先生、未来のスーパーサージャン?畑中先生です。
さすが内科学会総会、規模がすんげーでっかかったです。
そのなかの研修医の部門でのポスター発表でしたが、全国から選りすぐりの症例が集まってきており、刺激になりました。
プレゼンはもちろん緊張しましたし、全国の先生方の鋭い質問に四苦八苦しましたが、やはり大きな学会ならではの貴重な経験といえます。
しかも!
畑中先生は見事優秀演題に選ばれました!!!
さっすがーっ♪
賞品は聴診器!将来は内科ですね!!!?笑
発表もですが、学会といえばちょっとした旅行気分ですよね!
私たちは前日入りして、とってもおいしいお肉を食べ、発表当日は昼食にタイ料理、夜は循環器内科の先生方にスペインバルで打ち上げをしていただきました!生ハム ウマイ!
将来何科に行くにしても、学会発表することになると思います。
三重大学には、貴重な症例も多く、研修医としても、学会発表の機会は多くなります。
特に、内科学会総会といった大きな舞台での発表は三重大学ならではかもしれません。
そしてまた、指導医の層が厚く、学術的な指導を得やすい環境と言えます。
今回、発表にあたって、ご指導いただいた循環器・腎臓内科の先生方、誠にありがとうございました。
医学生のみなさんも、三重大学で研修して、全国学会で発表してみませんか?
待ってます!
H29年度研修医勉強会✨
皆さんこんにちは、研修医2年目の間瀬と申します。
外では桜が満開ですね
さて4月ということで新研修医の先生方も先週でオリエンテーションが終わり,昨日から病棟業務始まりました(*´꒳`*)♪
昨年の今頃自分も慣れないことばかりでとても緊張していたの思い出しました。1年目の皆さん,これから色々と大変なこともあると思いますが頑張ってくださいね(^^)
さてさて,昨年までは無かった試みですが,今年度からは定期的に各専門領域の先生方から30分程で臨床にすぐ使えるような知識や技術を教えて頂けることになりました
早速昨日は研修医ミーティング後に放射線科専門医の先生によるミニレクチャー(造影剤や撮影法・読影のポイント等)を,本日朝は7時半から腎臓内科専門医の先生によるレクチャー『検尿を極める』を開催していただきました!
どちらも第1回目で人が集まるか不安ではありましたが28人,15人と沢山の研修医の方に参加頂きました
どちらもとても分かりやすく,すぐに臨床で活かすことができそうな内容ばかりでした。
今後は腹部エコーや心エコーの勉強会も企画予定で,その他感染症や内科に関しても続々と行われる予定です。
皆さんふるって参加して頂き,今後の研修に活かして頂けると良いかと思います(*´꒳`*)
お忙しい中講義してくださる各科専門医の先生方には本当に感謝ですね。研修医の皆さん少しでも多く吸収できるようにこれからもまた一緒に頑張りましょう♪
CPC 2017年2月13日
2月13日晴れ、本日はCPC日和でした。
前澤Dr、間瀬Drからは「突然死をきたした末期腎不全の一例」が発表されました。
腎機能低下患者の透析導入のタイミングや動脈硬化リスクなどとても勉強になりました。
江口Dr、塚本Drからは「成人T細胞白血病/リンパ腫に対し同種造血幹細胞移植後長期follow中に肝不全で死亡した一例」が発表されました。
ATLに対する同種造血幹細胞移植後の長期にわたるfollowについて、様々な鑑別・治療法・論文など解説されておられました。
2組とも事前準備をしっかりして発表に臨んでおられることが伝わってきました。
自分の番にも頑張ろうと思いました。
13期研修医 宮崎
そうだ,勉強しよう:ERアップデート2017 in 大阪
こんばんは,2年目研修医の池尻です。
この週末は,「ERアップデート2017 in 大阪」という催しに参加してきました。
「ERアップデート」とは,主に初期研修医を対象とした救急・総合診療セミナーのことです。
これまで,夏:沖縄(リゾートホテル!)・冬:東京(ディズニーランド!)の年2回行われてきましたが,
どういう訳か,今年の冬は大阪での開催となりました。
今回の会場はここ,「ホテル大阪ベイタワー」です。
51階建ての商業施設兼ホテルで,明石海峡大橋まで一望できるほか,下にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンが見えます。
講師陣はといいますと。
林寛之先生,箕輪良行先生,寺澤秀一先生,徳田安春先生,山中克郎先生,今明秀先生,…。
研修医なら誰しも名前を聞いたことのあろうお名前が並んでおりました。
大抵は今までに知っている内容でしたが,
「明日から使える!」の合言葉通り,明日から使えそうな知識や知らなかった裏ワザから,講師陣の症例に対するアプローチまで,
今回のセミナーの内容をもとに色々学んで,今後に活かしていけそうです。
朝早くから始まり昼過ぎに終わるので,それ以降は自由時間です。
というわけでユニバーサル・スタジオ・ジャパンに…。
…といきたかったのですが,土曜日ですし一人ですし,ユニバに行くのはハードルが高すぎるので,
阪神タイガースファンの聖地(?):道頓堀・法善寺周辺を散策してきました。
道頓堀・法善寺というと,藤島桓夫「月の法善寺横丁」,海原千里・万里「大阪ラプソディー」など,昭和を代表する曲の舞台になっています。
そんな昔情緒あふれる風景が,近代的なビル街・ショッピングモールと隣り合って広がっている。
多くの外国人観光客で賑わっている中,戎橋のど真ん中で物乞いをする方もいる。
美しき風景・哀しい風景…,色んな対比を経験した1時間弱の散策でした。
余談はさておき…
受講費・宿泊費・交通費など諸々で,1か月の基本給の約半分が飛んでいきました。笑
ただ,それと引き換えてもこのセミナーは一聴の価値ありです。
私からの遺言(?)。
・一人では行かず,誰かと行くように。笑
・セミナー前後には,休みを取るように。笑
***********
もう,初期研修もあと2か月(の予定)ですね。
ブログに登場するのも,次回が最後になりそうです。
…えっ、まだ書くの?…ええ、まだ書きますよ。笑
タイトルは昨年末から既に決めており,少しずつ書き始めています。
では,また次回…
2017謹賀新年
皆さま,新年明けましておめでとうございます。
臨床研修・キャリア支援センターの仕事始めは1月4日ですが,
救命救急センターでの研修スケジュール上元日から勤務となった,研修医の池尻がお送り致します。
…とはいえ,新年早々書くネタもないので(じゃあ書くなよ,という話ですが),
勤務前に当院の11階から撮影した初日の出を載せてみる,としましょうか。
2017年,皆さまにとって幸多からんことを,心より祈念申し上げます。
2017年 元旦
3回研修医CPCカンファレンス
お疲れ様です。初期研修医13期前澤貴です。
本日は研修医の先生方のCPCカンファレンスでした。
2症例発表していただきまして、
1症例目は田中智哉先生、山本優花先生による「反復流産既往のある母体における子宮内胎児死亡の1例」
(症例指導医 産婦人科 村林奈緒先生、病理指導医 病理部 古橋直樹先生)
2症例目は鳥羽修平先生、林良一先生による「肺動脈再絞扼術、動脈管ステント留置後に死亡した日齢26女児」でした。
(症例指導医 心臓血管外科 小沼武司先生、病理指導医 病理部 湯淺博登先生)
1症例目は産科の症例でしたね。
2回の流産の既往がある方で、今回26週で死産に至っていました。
フィブリノゲンが妊婦の割に低値であることから、血液検査にコンサルトをし、フィブリノゲンの遺伝子検査をしていました。
三重大学病院の他科同士の連携の良好さと、先生方のレベルの高さが伺える症例発表でしたね。
症例のストーリーもわかりやすく、フィブリノゲンの質的異常の考察もとてもアカデミックで勉強になりました。
2症例目は小児の心臓血管外科の症例でした。
22トリソミーの患児でしたね。不勉強で申し訳ないのですが、私初めて聞きました。
sandal gapってなんだろうと思っていましたが、サンダル履く時の隙間と言うそのままの名前なんですね。
数え切れなくらいの心奇形があり、血行動態を理解するのに頭が割れそうでした。
モザイク型だと予後がいいと言っていましたが、これだけ心奇形があると、あまり良くないような気がします、、、
2症例とも大変勉強になりました。
本当にありがとうございました。
第4回研修医グランドカンファレンス
おつかれさまです!
研修医1年目の伊野です。
本日は第4回研修医グランドカンファレンス「肝障害の経過観察中に死産にいたった女性の一例」でした。
発表は研修医2年目の小林先生、山本先生、1年目の落合先生、橋本先生、水谷は先生、指導医は消化器・肝臓内科の山本憲彦先生です。
診断はWilson病でしたが、いやー、なかなか予測できなかったですね~。
発表後は研修医からも指導医からも質問が飛びかい、活発な議論が行われました。
私自身も国試の時に勉強したうっすらとした知識しかなかったのですごく勉強になりました。
発表者の先生方、どうもお疲れさまでした!
【速報】2016/10/09 第2回三重メディカルラリー
おはようございます,2年目研修医の池尻です。
登場し過ぎで申し訳ありません。。
今回は,早速本題に入ります。
10月9日,「第2回三重メディカルラリー」という催しがありました。
メディカルラリーとは,医師・看護師・救命士がチームを組み,様々なシナリオ(実際の救急の現場を再現したもの)を通して救急時の対応能力を競う競技会のことです。
心肺蘇生・脳卒中・重症外傷・妊婦への対応,災害現場・事故現場における多重傷病者対応(現場指揮・トリアージ・搬送など),病院前救護・病院との連携など,シナリオの内容は多岐にわたりました。
今回の「第2回三重メディカルラリー」には,県内外から18チームが参加して開催されました。
三重大学病院群からは,
・「ネッケ津」:鳥羽先生・私(from三重大学病院)
・「チームお伊勢さん」:坂先生(from市立伊勢病院)
・「NABARI E.M.S Team Shin~心~」:二本松先生(from名張市立病院)
・「忍」:中西先生(from上野総合市民病院)
と,5人の研修医が参加しました。
…で,わがチーム「ネッケ津」はといいますと。
・医師:鳥羽先生・私
・看護師:救命救急センターの看護師さん2人
・救命士:津消防の救命士さん2人
の6人構成でした。
私は看護師Aさんに誘ってもらって参加し,鳥羽先生は私とAさんで無理矢理巻き込みました。笑
(鳥羽先生,10日はeレジフェア@福岡なんです…。参加してくれてありがとう!)
3か月ほど前から集まれるメンバーで集まって,少しずつ練習したり打ち合わせたりしました。
ただ,初めて全員揃ったのがラリーの前日。笑
それなりに練習してはきましたが,「足を引っ張ったらどうしよう…」などという不安は拭えずに臨んだ本番。
結果…
優勝しました!!!
大きく躓いた箇所もなく,終わってみればダントツの1位だったと聞きました。
まさか優勝できるとは思ってもみなかったので,発表されたときは本当に嬉しかったです。
最高のチームでプレイできて,本当に幸せでした。
私をラリーに誘ってくださったAさん,チームの皆さん,サポーターの皆さん,
お忙しい中指導してくださった救命救急センターの先生方,
練習場所としてスキルズラボを貸して下さった臨床研修・キャリア支援センター:スキルズラボ担当のFさん・Hさん,
本当にありがとうございました!!
また機会があれば,(どのチームかはわかりませんが)出場してみたいですね。
Off the job training:資格系男子(?)
こんにちは,研修医2年目の池尻です。
残暑も和らぎ,肌寒さすら感じさせる今日この頃ですが,皆さまいかがお過ごしでしょうか。
久しぶりに,「Off the job training」の話題を。
ひと昔前,「肉食系女子」とか「草食系男子」なんて言葉が流行りましたが,
それにあやかり(?),「資格系男子」というタイトルで書いてみたいと思います。
先日,JATECを受講してきました。
(JATEC=Japan Advanced Trauma Evaluation and Care,外傷初期診療を扱うコース)
2日間のコースで,外傷患者に行う手技(輪状甲状靭帯穿刺・切開,胸腔穿刺・ドレナージ,心嚢穿刺,FASTなど),画像の読み方などを実技・座学で学んだのち,実際の診療を模擬シミュレータ相手に行っていく,というものです。
JATECの他,入職1年半で色んなコースを受講してきました。
とりあえず,受講証を引っ張り出してきて撮ってみました。
◎BLS(Basic Life Support)=一次救命処置(胸骨圧迫・AEDなど)を扱う
◎ICLS(Immediate Cardiac Life Support)=院内での心停止対応を扱う
◎ACLS(Advanced Cardiovascular Life Support)=心停止・不整脈・心筋梗塞・脳梗塞などの心血管疾患への対応を学ぶ
◎ISLS(Immediate Stroke Life Support)=脳卒中への対応を学ぶ
◎FCCS(Fundamental Critical Care Support)=重症患者への対応の基本を学ぶ
いやいや,沢山のコースを受講してきたものですな。
まず,これらデメリットを挙げてみると,
◎休日が少なくなる。
→休日の1or2日制コースですからね,まあ仕方がない。
◎お金がかかる。
→上記のコースを受けるだけで,当院での基本給1か月分ぐらい?
→当院研修医は,ACLS・JATECのどちらかに対し,受講費が補助されます(密かに宣伝してみました)
ただ,それにも増して学べることはたくさんあります。
◎標準化プログラムに添ってコースが進行するので,自分の中に「芯」ができる。
◎救急研修でも遭遇する機会の少ない疾患も学べることがある。
などなど。
こうしたコースで学んだこと,実臨床で学んだことをうまく活かして,今後も勉強していきたいものです。
第3回グランドカンファレンス
今日は第3回グランドカンファレンスが開催されました。
プレゼンは、1年目研修医 前澤、杉岡、西脇、2年目研修医 杉本、坂の5名でした。
【ダイハードな一例】と興味がそそられる名前の今回のグラカン。血ガスのよみから鑑別に迫る頭を使う内容でした。
救急の現場で、遭遇する意識障害の鑑別やcpaの原因検索を改めて系統学習できる良い機会となりましたね。
次回も頑張ります。