りんきゃりブログ

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第1回CPC報告

こんにちは。
今日は730日に開催されました第1回研修医CPCついて書きたいと思います。
研修医1年目の廣田です。

CPCとは、診療中に亡くなられた患者様の死因の究明目的に剖検となった方について、臨床の観点からと病理の観点から、死因究明や今後の問題点を検討しあう発表の場です。
多数の先生方にもご参加いただきました。

 

まず1例目としては
榊原先生からは「CATcalcified amorphous tumor)に対する僧帽弁置換術後に感染性心内膜炎を発症し死亡した一例」を発表していただきました。

循環器内科をローテ中に榊原先生が実際担当していた症例であり、今回発表に向けての事前学習量は凄まじく、私も本当に多くのことを学ばせてもらいました。
榊原先生がCATが、CATが、と普段言っている時は、今まで聞いたことのない病名だったので、きっと珍しい病気なのだと私は思ってしまっていましたが、私自身もこのCPC後に他科研修中にCATの症例に出会い、発表で榊原先生から教わった知識が非常に活かされました。

 

2例目としては
三井先生、中山先生から「妊娠後期に発症した敗血症の一例」を発表いただきました。

妊婦の風邪の様な症状から、急速に敗血症、DICを引き起こした症例について、原因はA群溶血性レンサ球菌であった症例を発表、検討していただきました。
私自身はまだ産婦人科をローテしておらず、妊婦の方を診療する機会はまだありませんが、いち早くA群溶血性レンサ球菌の感染は除外できるように、知識を身につけておかないといけない、と教わりました。

 

とても中身の詰まっていて、終わった後頭がいっぱいになったCPC報告会でした。

次回のCPC報告会は11月です!

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