教育体制

新人サポーターインタビュー

後輩たちが少しでも仕事しやすいと思える環境にしたい!

入職2年目・Sさん

まずは現在の部署と、仕事内容を教えてもらえますか?

私は看護師として働き始めて2年目で、入植当初から7階北病棟で勤務しています。ここの病棟は、婦人科と乳腺外科の混合病棟で、手術・抗がん剤治療・放射線治療など様々な治療をしている患者さんがいます。

新人サポーターの役割はなんですか?

入職して1年目の看護師のサポートをしています。サポートっていうのは、業務的なことだけじゃなくてメンタル面でのサポートも含まれています。言葉にすると堅い感じになってしまいますが、私たちはそんな堅い感じじゃなくて、割とフランクな感じで後輩との関係を築けているんじゃないかなって思っています。
私が1年目の時に、先輩から声をかけてもらうことで、自分から先輩に声をかけやすくなったり分からないことも聞きやすくなったりしたことを憶えています。だから私も新人サポーターになったら、1年目の人たちが働きやすいって思ってもらえるように声をかけていきたい、って思っていました。

新人を育てる上で大事にしていることはなんですか?

私もまだ2年目で学ぶ立場でもあるので「新人を育てる」というより、「新人と一緒に成長していきたい」っていう気持ちですね。もちろん、後輩より1年長く働いてきた中で私が学んだ知識や技術は伝えるように心がけています。でも、新人から学ぶことがあったり、新人の尊敬する一面もあったりするので、先輩感を出し過ぎるよりは話しかけやすい先輩像を目指しています。
私自身分からないことを聞いてる場面を見たら、後輩にとっても分からないことを分からない、と言いやすい環境になるんじゃないかって。何より、後輩たちが少しでも仕事しやすいと思える環境であればと思っています。

看護をする上で大切にしていることはなんですか?

まず理想の看護師像として、私は「あたたかい心を持った看護師」でありたいと思っています。これは1年目の時からずっと思っていることで、そのことを大前提として患者さんと接する時に、その人を「患者さん」という認識だけで捉えるんじゃなくて、「ひとりの人として」接していくことを心がけています。例えば、友達が何か困っていたら心配だなって思って何気なく「大丈夫?」って声をかける人が多いと思います。私は、患者さんと接する時、こういう何気ない気遣いや思いやりを大切にしたいって思いながら看護をしています。