皮膚

皮膚がん

皮膚の基礎知識

皮膚は表皮、真皮の2層から構成され、その深部には皮下脂肪があります。
表皮の最深部に基底細胞があります。基底細胞が成長・分裂し有棘細胞→顆粒細胞→角質と成長していきます。基底細胞のなかにメラニンを作る色素細胞が混在しています。
真皮は主にコラーゲンと呼ばれる繊維成分から成り、血管、神経、リンパ管が走行しています。毛根、脂腺、汗腺といった付属器と呼ばれる器官も真皮に存在しています。
皮膚を構成する細胞のいずれもが癌化する可能性があるため、皮膚がんといっても多くの種類が存在します。

その中で、代表的とされる皮膚がんが

であり、これらについて紹介します。

三重大学病院皮膚科の特徴

がん拠点病院として皮膚悪性腫瘍の診断から治療まで行っています。前述のセンチネルリンパ節生検、所属リンパ節郭清といった皮膚外科手技に加え、放射線治療科と連携した放射線治療、がん薬物療法を含めた集学的治療を実施しています。