先輩研修医のメッセージ

他大学出身の研修医にも熱い指導をしてくれる!
15期研修医・伊藤伸悟

三重大学医学部附属病院研修医伊藤伸悟です!
他大学出身の僕がなぜ三重大学に惹かれ、初期研修を三重大学を選んだのか少しお話しできればと思います!

三重大学の良いところは“たすき掛け”だと思います。全国にもたすき掛けを出来る研修病院はありますが、三重大学のたすき掛けは他の病院とは一味違います!!!研修期間のうち最大12ヶ月を県内外問わず色々な病院をいくつもまわることができるんです!僕は1年目の半年間を徳洲会湘南藤沢病院で研修させていただきますが、2年目にも他の色々な病院で研修させてもらおうと考えております。研修医の内から色々な病院で研修する事で、様々な視点から病気を診れるのではないかと考えています!また提携している病院はとても症例数が多く、短期間で幅広く疾患を診ることが出来ます!

最後になりますが、三重大学はとてもアットホームな病院で他大学出身の研修医にも熱い指導をしてくれています!いきなり見知らぬ大学で研修するのは勇気がいると思いますが、三重大学はとても手厚いです!他大学の子もぜひ一緒に研修しましょう!

伊藤先生
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病院には35もの診療科があり、プログラムの自由度が高い!
15期研修医・川島志保里

研修医1年目の川島 志保里です。三重大学医学部附属病院での研修を考えてくれている方々にオススメできるポイントをいくつか紹介したいと思います。

1つ目は診療科が多いことです。35の診療科があり、そのどこでも研修で回ることができ、将来に向けて必要な知識や手技を自分で選択してローテートを決めることができます。また、どの科で研修中でも専門外の問題が出てきた場合、他科の専門の先生にすぐ相談できるのは魅力です。

2つ目は三重大学のプログラムは自由度が高いことです。後期研修を決める前にその科で研修しておきたいと考えている方は多いと思います。段々と決める時期が早まってきている中、ローテートを自由に決めれる期間がこれほど多い病院はほぼありません!

最後に指導医、後期研修医の先生が多いことです。後期研修医になると一旦大学に戻る科も多く、どの科にも年齢の近い先輩がおり、その科のことから、初期研修中のことまでなんでも教えてもらえます。また、大学病院なので指導医の先生も多く、教育体制がしっかりしています。 

こんな感じでいいところを抜粋して紹介させてもらいました。興味を持ってくれた方がいたら応募&面接してください!後輩がたくさん入ってくれるのを楽しみにしています!!

川島先生
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オーダーメイドプログラム制度で、自分の周りたい科を行きたい時期に選べる!
15期研修医・長嶋一訓

初めまして
研修医1年目 長嶋一訓(ながしまかずのり)です!出身大学は三重大学で、出身地は三重県熊野市です。

三重大学出身というのもあり、研修医生活はとてもスムーズに始まりました。知ってる先生方が多く、話しかけやすい雰囲気なので、何かあればその都度聞くようにはしてます。

学生とは違い、研修医になると救急準夜勤もはじまり、オーダーから処置まで自分で考えなければなりません。 大学病院ともあり、一刻を争う患者さんに出会うことも多く、日々緊張感を持ちながら対応しております。

さて、三重大学はオーダーメイドプログラムという制度があり、自分の周りたい科を好きな月に選ぶ事ができます。僕は内科を希望しているので、1年目は内科をメインに選んでます。 具体的には最初の4.5月は循環器内科、6月は消化器内科を選びました。 他にも、県外の有名な病院とも連携しており、希望すれば三重大学とはまた違う雰囲気で学ぶことができます。 また、地域研修、海外研修の研修先もかなり充実しており、三重大のプログラムは色々な所で幅広く学びたい人に適切だと思います。

三重県に来たことない人も三重県出身の人も是非一度病院見学に来て下さい。

長嶋生
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北海道から鹿児島までものすごい数の研修先がある! さらに海外の病院へも!
15期研修医・木村隼大

僕は学生時代、良い研修をして少しでも良い医師になりたいと思い, 卒後の進路に大変迷っていました. 県外の有名病院なども含め, 15か所くらい病院見学に行きました. その上で最終的に三重大学病院を選択した理由は大きく分けて3つあります. ①県外・海外の病院で1年間研修ができる, ②大学病院で質の高い最先端の医療が学べる, ③それによって医師としての視野を広げられる, と考えたからです.

三重大学の研修では, 2年間のうち最大1年間, 三重大学以外の病院で研修することができます. ホームページを見て頂くと驚かれると思いますが, 北は北海道, 南は鹿児島まで, ものすごい数の研修先があります. 中には有名病院もあります. さらに, 日本にとどまらず, アメリカ, イギリス, タイ, ザンビア, タンザニアなど, 海外の病院に研修に行くこともできます!こんなに可能性があり, 面白い研修をしている病院はほかにないと思います.

僕の場合, 1年目の4~6月は三重大学で研修を行い, 7~9月は神奈川の湘南藤沢徳洲会病院, 10月~3月は静岡の聖隷浜松病院で研修をさせて頂きました. 湘南は全国屈指のハイパー病院で, 怒涛の生活でしたが多くの症例のシャワーを浴びることができました. 聖隷も全国から優秀な同期が集まっており, 非常に教育的でバランスの取れた研修を行うことができました. いずれの病院も研修内容はもちろん良かったですが, そこでの同期や先生, スタッフの方々と出会えたことが何よりも良かったと思っています! 外から来ているからといってお客様扱いするのではなく, そこの病院の一員として, 同期と同じように叱り, 指導し, 励まして下さいました. 尊敬できる同期たちがいたおかげで, 苦しいことも一緒に乗り越え, 非常に充実した濃い研修を行うことができました. 本当にかけがえのない繋がりができました. そこでの研修が終わったあともはるばる遊びに行っているくらいです. また, 僕の場合, 2年目の10月には屋久島で地域研修を行うことにしています.

2年目の5月には小児科研修としてザンビアに行かせて頂きました. ここでは日本とは全く違った医療を学ぶことができました. ­­マラリア, 腸チフス, 重症の低栄養, AIDSなど, 日本では経験できない疾患をみることができました. 救急外来で亡くなってしまう子どももいました. 現地の先生方は教育的で, ベッドサイドティーチングも多く, 非常に勉強になりました. 公用語は英語なので, 英語でレクチャーを受けたり, 患者さんを診察したりしたため, 英語の勉強にもなりました. 滞在中, 日本人医師で自費でモバイルクリニックをされている山元先生の診療に同行させて頂いたり, 日本大使館, JICAなども訪問し, いろいろなお話を伺い貴重な経験ができました. 休日にはビクトリアフォールズやサファリへ行き, 大自然の中で感動的な体験をしました. 日本にいては決して分からない世界, 文化, 医療を身をもって目の当たりにすることができ, 本当に行って良かったと思いました. 世界には医療に恵まれず亡くなっていく人がまだまだ多くいることを知りました.

これまで書かせてもらったように, 県外や海外での研修は素晴らしいですが, 三重大学病院での研修も非常に充実しています. 三重大学は県内唯一の大学病院であり, プロフェッショナルの先生方がエビデンスに基づいた医療を行っています. その環境で指導医の先生からレベルの高い医療を学ぶことができます. 大学病院だけあって, 日本医療の動向や各科の最新情報も入って来やすいです. 大学病院というと, 学生の延長で何もさせてもらえないのではないかと不安に思う方もいると思いますが, 三重大学は違います. 熱心な先生方のもと, 多くの手技や学会発表, 論文作成の機会があります. 三重大学の先生方は, 優しく愛のある先生ばかりなので, 県内・県外出身関係なく指導してくれます. 多くの人が思う大学病院のイメージより何倍も良いことが研修をすると分かると思います.

このように, 僕は初期研修で市中, 海外, 大学病院で研修することで, たくさんの人たちと出会い, 様々な文化, 考え方, 医療を知り, 医師として, 人としての視野を広げることができたと思います. 都会, 田舎など関係なく, どの病院のどの医療者も, 患者さんのために一生懸命働かれていることを知ることができました.

三重大学の研修はオーダーメイドプログラムなので, 2年間の研修を本当に自分で作ることができます. 研修が始まる前に, 数ある選択肢の中から自分で考えてローテーションを決めることは, 目的意識を持って医師としての自分の将来を考えるきっかけになりました. 研修前に2年間のプログラムをすべて決めるのではなく, まずは1年間を決め, 1年目の途中で2年目の中盤まで, 2年目になってから最後まで, という風にローテーションを考えます. こうすることで, 研修が進んでいくにつれて変わっていく研修医の希望にフレキシブルに対応できるシステムになっています. 一度決まってしまったローテーションも, 応相談で変更してもらえることもあります. これは現在の新専門医制度に対応した全国に先駆けた素晴らしいプログラムだと思います. 自分の興味のある科を1年目から回ることもできますし, 2年目の途中からすべて胸部外科をローテーションしたり, 反対にひたすら自分が行かない科を2年間で回ったりする先輩たちもいました. 僕の場合は1年間県外や海外に行きましたが, 半年だけ県外にすることもできますし, 2年間ずっと大学病院にすることもできます. 大学病院なので, 市中では無かったりする科も回ることができます.

このような研修を支えて下さっているのは研修センターのスタッフの方々です. 僕たち研修医の要望に親身に耳を傾けて下さり, 研修プログラムをどんどん良いものに変えて下さっています. こんなに提携病院があるのも, 大学病院でいい研修ができるのもスタッフの方々のおかげです. そのすごさを物語る例があります. 三重大学病院は3次救急病院なので, 少し前までは大学での救急研修では3次救急の症例しかみることができませんでした. また, 重症が数多く来るわけではないので症例数もあまり経験することができませんでした. もちろんこれらの症例を学ぶことも非常に重要なのですが, やはり初期研修の時期は1次~2次の救急症例をしっかり診られるようになりたい思う人も多いです. 数年前の先輩たちがこのことを研修センターに相談したところ, なんと三重大学で2次救急を受け入れることになり, さらに大学近くの複数の2次病院で救急に入ることができるようになりました. これはすごいことだと思います. これくらい, 研修センターの方々は研修医のことを考え, より良い研修にしていこうと努力なさってくれています. 僕が最終的に三重大学病院を選ぶのに背中を押してくれたのも, 研修センター長・山本先生の「三重大の研修を絶対にいいものにする. 絶対後悔させない. 」という言葉でした.

これまで読んで頂いて伝わったと思いますが, 僕は三重大学病院を選んで本当に良かったと思っています!山本先生の言った通り, 1ミリも後悔していません!湘南や聖隷, 三重県の同期たちからも三重大学の研修は羨ましいと言われることも多いです. 三重大学の同期にも恵まれました. 離れ離れのときは励まし合い, いろんな研修をしてきた同期たちと大学で久々に話すと, 安心すると同時にお互いの成長を知ってまた励みになります.

三重県というとあまりピンと来ないイメージの人も多いと思いますが, 三重大学病院のプログラムは本当に素晴らしいです. 三重大学の学生はもちろんですが, 全国から研修に集まっても決しておかしくない魅力があると思います. 研修センター長も日本一の研修病院を目指しています. 実際, 三重とは縁もゆかりもない県外出身の研修医も増えています. 今でも十分良い研修ですが, 研修医とスタッフでディスカッションをしながら, さらに良い研修に生まれ変わっていっています!少しでも興味のある人は, ぜひ一度, 気軽に見学に来て下さい(交通費も出ます)!一緒に最高の研修をしましょう!!!

木村先生
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「どんな医師になりたいか?」そう試行錯誤できた1年間でした。
15期研修医・西場大喜

これを読んでくださっている方には、希望科が明確になっている方もおれば、まだ決まっていない方もおられると思います。三重大学病院での研修は、そのどちらに関しても力になることができると思います。

その理由は、三重大学病院の研修ローテートの決め方にあります。三重大学病院では、2年間全てのローテート科を自分で選択しています。さらに研修施設に関しては、北海道から奄美大島まで県外にも多数の関連病院があります。ローテートを決める際に、迷っては同期や上級医に先生方に何度も相談に乗って頂きました。

私は研修1年目の間に、学生時から関心のあった循環器3ヶ月・麻酔科2ヶ月を大学病院で、ER3ヶ月・総合内科2ヶ月・呼吸器内科2ヶ月を神奈川県の湘南藤沢徳洲会病院で研修を受けました。
初めは漠然としていた将来像ですが、自分でローテートを選択する過程が将来について考えるきっかけとなり、次第に明確になっていきました。半年以上を県外市中病院で研修を受けましたが、いま2年目は大学病院を中心として重症な症例も経験し指導を受けていこうと考えています。

あなたはどんな医師になりたいですか? そのために「救急症例を浴びるような病院でも研修したい」「専門科を12ヶ月程度研修を受けたい」「離島病院に何ヶ月も行きたい」など、あなたの希望に沿った研修がここでできます。
研修病院選びで経験手技や待遇など気になる点は沢山あるとは思いますが、プログラムに関してこれほどに語ることができる病院はありません。
病院見学へ一度いらしてください。
医師になった初めての2年間を一緒に頑張りましょう!!

西濵先生
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三重県は名古屋・大阪などの大都市へのアクセスがよく、ご飯も美味しく、とても住みやすい!
14期研修医・石川廉太

初めまして。三重県四日市市出身、三重大学卒、初期研修医の石川廉太です。まず、三重大学病院には、今まさに研修病院先に悩んでいる学生の皆さんどのような人にも魅力的な要素を兼ね備えています!

私が初期研修病院として三重大病院を選んだ理由は主に2点あります。
まず1つ目は、三重大学の自由度の高いカリキュラムに惹かれました。
というのも、私は学生時代から小児心臓血管外科を志しており、当院のカリキュラムでは24ヶ月の研修期間のうち9ヶ月を胸部外科での研修期間に割り当てることができるため専門性の高い分野に早く飛び込むことができます。
また内科ローテートの内訳も自由に選択でき、私は内科6ヶ月のうち、3ヶ月間は循環器内科をローテートしました。初期研修の24ヶ月のうち、12ヶ月間も心臓の診療に携わることができるというのは、全国でもここしかないのではないでしょうか。

2つ目は豊富な研修病院先です。私自身も3ヶ月間を済生会千里病院で救急研修を行い、自己完結型で症例数も豊富な救急診療に触れることができました。
その他にも多くの県外研修病院があり、大学病院に属し専門的診療に触れながらも、ハイパー病院で研修できる二面性を持っており非常に魅力的に思います。これは当院にしかないすごいところです!

指導医の先生方は各領域に精通しているため、専門的に丁寧にご指導してくださり、研修医向けのセミナーや勉強会も豊富です。お給料もいいです(笑)

三重県は名古屋・大阪などの大都市へのアクセスがよく、ご飯も美味しく、とても住みやすい町なので馴染みのない方でも心配いりません。是非、三重大学病院で研修を!心よりお待ちしています!

石川先生
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せっかくの初期研修2年間、三重大病院なら希望も迷いも未来の礎にできる!
13期研修医・水谷有希

こんにちは、研修医2年目の水谷有希と申します。

私は三重に残るか、どこの病院にするか、4,5年生の間さんざん迷った挙句、どこも悪くないなら1人暮らしも慣れた津でたすきがけを活用するのが1番かな?と思い、初期研修は出身大学での研修を選びました。

学生時代から指導医の先生方が学生・研修医を気にかける姿はよく見かけておりましたが、コメディカルスタッフのレベルの高さや、検討会等の密度の濃さは働いてみての実感もあり、その環境に触れながら、三重県中と日本中から様々な役割を担うたすきがけ研修先も選べるとても贅沢な2年間だと改めて感じております。

私自身は学生時代からリウマチ学に興味はあったにもかかわらずリウマチ科を擁する病院が県内に無いこと等々学生時代から悩みが尽きませんでしたが、県内どこでも真摯に診療されている先生方がいらっしゃるのと、常に三重大病院が県内の医療を刷新していくのを2年間強く感じ、自分自身も得るものが増えるにつれ悩んだことも自信につながったように思います。

病院が広いのは時々ツラいですが(笑)、日々窓から見える伊勢湾とスタッフの方々に勇気づけられ、他病院や海外研修から沢山の経験とともに帰ってきた時も暖かく迎えて貰える2年間が長い医師人生のスタートにあるのはとても幸せです。特にオーダーメードプログラムはローテートも悩みどころですが、せっかくの初期研修2年間、三重大病院なら希望も迷いも未来の礎にできると思います。

水谷先生
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1月からは、東京の病院で救急研修をさせていただきます!
14期研修医・大岩未来

三重大学出身の大岩です。私が三重大学を選んだ理由は大きく2つあります。
1つ目は、三重大学病院をポリクリで研修させていただいたため、三重大学に指導熱心で優しい先生方がいると知っていたことです。
ポリクリでは基本的に1つの科を2週間しか研修しないので、せっかく知識量の多い先生方がいらっしゃるのに期間が短く聞けなかったことが多々ありました。また、知らない環境で物事を始めることは誰でも多少の不安があることですが、母校である安心感があることから研修する際に職場環境に慣れるというストレスは少なかったように思います。

2つ目の理由は、提携病院が多く、自分の希望によって様々な状況の医療現場で研修可能なことです。私は大学と志摩病院を主に研修させていただいていますが、commonな病気から専門的な治療までこの1年間で幅広い症例を勉強させていただきました。
1月からは東京の病院で救急研修をさせていただき、都心の医療現場の実態をしっかりと学ばせていただこうと思っています。

三重大学は研修医の数も多く、友達や仲間と笑い合い助け合って日々を過ごしています。また、臨床研修・キャリア支援部のスタッフの方々もとても親身になっていただいており、安心した研修医生活が送れます。三重大学での研修を少しでもお考えの皆さん、ぜひ見学にきてください。一緒に充実した研修ができる日を楽しみにしてます。

大岩先生
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1年目の早いうちから県内外の市中病院で研修できるのが、大学病院の良いところ!
14期研修医・中山裕一

私は4・5月に大学病院の消化器内科で研修した後、6〜9月に伊勢赤十字病院の救急・小児科、10・11月に松阪中央総合病院の血液内科と半年間市中病院で研修させて頂き、12月に再び大学病院に戻ってきました。
この2つの市中病院はそれぞれ県南部の拠点病院で、病院界隈からはもちろんですが、県南部から多くの症例が集まります。common diseaseと呼ばれる疾患から非常に稀な疾患まで、数多くの症例を学ぶことができました。またその中でたくさんの基本的な手技も経験できました。

大学病院と市中病院の担う役割が異なるなら、自分達研修医も学びたいことに応じて大学病院と市中病院をたすき掛けで研修するといいですよね。例えば、内科系の各分野をじっくり学びたいなら大学病院、救急の初期対応やcommon diseaseの診断を学びたいなら市中病院というふうに。

大学病院のいいところは、なんといっても1年目の早いうちから県内外の市中病院で研修出来ることです。私は県内でしたが、県外の病院で研修している同期も多くいます。みなさんお待ちしています。

中山先生
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提携施設でも研修できるというフレキシブルな所に魅力を感じました!
14期研修医・棚橋 亨

出身地は岐阜県ですが、大学は中国の北京大学医学部です。高校卒業後すぐに中国へ留学し、大学卒業後3年弱の間は北京で外科をしながら中国各地で日中医学交流のサポートをしていました。

その後日本に戻ることになり、研修病院を探していましたが、三重大学の研修プログラムを見たところ、国内外問わず提携している施設が多く、提携施設でも研修できるというフレキシブルな所に魅力を感じ、三重大学で研修することにしました。

研修していて感じたことはいくつかありますが、まずは、もう少しこうだったらよいのになと思うところを挙げます。

  • 職員食堂がない……コンビニ,カフェ,レストランの他、ケータリングはありますが、食堂はないです。栄養面は自分で管理しないといけません。
  • 交通手段……車がないと困ります。
  • 風が強い……寒いです。

次に研修をしていてよかったなと感じた点です。

  • スキルに合わせた研修……大学といえば手技が少ない、Common diseaseが少ない、(研修医が診れる)患者が少ないと思うかもしれませんが、個人次第です。研修に必要な手技は勿論のこと、A-lineCV,内視鏡などもでき、僕の経験が活かせる場面もありました。またスキルズラボで外科・内科の手技の練習をいつでも出来ます。
  • 救急外来……3次救急がメインですが、(市中病院に比べると少ないですが)2次も来ます。加えて大学で研修しながら、準夜帯は近くの救急指定病院で研修可能なので、2次救急の経験を積むこともできます。
  • 講演会が多い……講演会,講習会などたくさんあり、研修医に必要な知識だけではなく、新しい知識を学ぶ機会もあります。
  • 気になるお給料……大学だと低いイメージですよね。詳しくは臨床研修キャリア支援部に問い合わせてください。
棚橋先生