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研修医・医学生のみなさんへ

消化管・小児外科学への入局に興味のあるみなさんへ

私どもは医師として知識ならびに技術、患者さんに寄り添う心、そして医療を行う上でのチームワークを兼ね備えたプロフェッショナルな人材育成のために以下を目標とします。

  • 患者さんとの信頼関係の構築など医療に必須不可欠な精神姿勢を軸に基本的臨床技能が身に着くように指導します。
  • 指導医のもとに最先端の手術に積極的に参加し、短期間に外科手技を習得してもらいます。
  • 大学院では、後ろ向き臨床研究から得られる臨床的問題点に対して、それを克服するための基礎研究ならびにTranslational Researchを創出し、その成果を世界に発信してもらいます。
  • 海外大学との交流、留学支援を積極的に行い、医学の進歩に貢献できる世界を見据えた外科医の育成に努めます。

当科では新専門医制度に対応した外科専門医後期研修プログラムを提供しています。学内での三重県地域医療支援センターとも連携し、関連病院を中心とした研修医プログラム病院群でキャリアアップが図れるプログラムとなっています。

三重大学消化管・小児外科と関連病院では、食道、胃、大腸などの消化管疾患に重点を置いています。消化管疾患は他臓器に比べて症例数が多く、一般病院における手術の大部分を占めています。消化器疾患では内視鏡検査の重要性も高く、関連病院では上部消化管内視鏡や下部消化管内視鏡などの技術を習得することもできます。癌診療においては化学療法や放射線療法の進歩が著しく、oncologistとして集学的治療に関する豊富な知識を学ぶことができます。炎症性腸疾患も大学病院および関連病院で内科治療を含めた診療を経験することが可能です。また小児外科を希望の場合でも小児領域のみに限定されることなく小児から成人まで幅広い知識を身に着けることができます。

専門医取得について

2018年より、新専門医制度による後期研修医制度が開始されました。外科専門医のみならず、2段目以降のサブスペシャルティ専門医(消化器外科専門医、小児外科専門医、大腸肛門病専門医、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、日本がん治療認定医、内視鏡外科技術認定医など)の取得に対しても、最短でキャリアアップが図れるように指導しています。
消化器外科として取得可能な主な専門医は下記のものがあり、私たちの施設は全ての専門医取得修練施設として認定されています。

日本外科学会 外科専門医

医の倫理を体得し、医療を適正に実践すべく一定の修練を経て、診断、手術および術前後の管理・処置・ケアなど、一般外科医療に関する標準的な知識と技量を修得した医師を輩出することを目的に制定されています。具体的には350例以上の手術手技を経験し、試験を経て認定されます。この専門医は消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科および小児外科などの関連外科(サブスペシャルティ)専門医を取得する際に必要な基盤となる共通の資格となります。
医師免許を取得し、日本外科学会の指定した外科専門医制度修練施設において、卒後初期臨床研修期間を含んで通算 5 年以上の修練期間が必要です。
外科専門医修練カリキュラム

消化器外科学会 消化器外科専門医

医師免許を取得し、2年間の初期臨床研修終了後、日本消化器外科学会が定めるカリキュラムに従い、5年以上の消化器疾患・消化器外科の診療や手術の経験と学術経験を積んだ上で受験資格が得られます。消化器外科専門医の受験には、外科専門医の取得が必須となります。
消化器外科専門医取得率は消化器外科学会会員の約2割となっています。
日本消化器外科学会 – 消化器外科専門医ってなに?

大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医

大腸肛門病学における研究、教育及び診療の向上を図るとともに、これを介して国民の健康と福祉に寄与することを目的に制定されています。
資格取得には、医師免許取得後、大腸肛門病学会認定施設において学会が定める修練カリキュラムに沿って6年以上の修連期間と試験が必要となります。
日本大腸肛門病学会

日本小児外科学会 小児外科専門医

日本の小児が高い水準の医学の恩恵を受けることができるために、施設と教育の充実を計り、小児の外科に関する優れた学識と技能を備えた臨床医を社会におくることを目的に制定されています。資格取得には、外科学会専門医取得が必須であり、日本小児外科学会認定施設において学会が定める修練カリキュラムに沿った、3年以上の小児外科の修練期間と学術経験と試験が必要です。
日本小児外科学会

日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

日常的がん治療水準の向上を目指し、その共通基盤となる臨床腫瘍学の知識、基本的技術に習熟し、医療倫理に基づいたがん治療を実践する優れた医師の養成と認定を行い、本邦におけるがん診療の発展と進歩を促し、国民の福祉に貢献し、これらに携わる医師等の研究の向上を図ることにより、がん診療に関する学術及び技術の振興並びに公衆衛生の向上に寄与することを目的に制定されています。
資格取得には、外科医であれば外科専門医取得は必須となり、がん診療の診療実績と業績、セミナー受講、試験が必要となります。
日本がん治療認定医機構

博士号取得について

博士号取得に希望する方は、大学院への進学が可能となっています。当科では最近10年間で15名が博士号を取得しています。
博士号取得後にポスドク研究員(Postdoctoral Researcher)として海外留学が可能です。近年、当科からベイラー大学、ミシガン大学、トロント大学などに留学しています。(留学体験記をご覧ください

女性医師支援について

様々なライフイベントに応じて女性外科医師を支援します。女性医師が「仕事」と「家庭・子育て」とのワークライフバランスを保ち続けられるよう支援します。
男女共同参画の意識に基づき、女性医師だけでなく男性医師のワークライフバランスも支援することで、全医局員が継続したキャリアアップが可能となることを目指しています。

ぜひ私ども消化管・小児外科で共に学び、確かなキャリアアップを目指しましょう。