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当教室について

ごあいさつ

三重大学大学院医学系研究科 消化管・小児外科学 教授 問山裕二

三重大学大学院医学系研究科 消化管・小児外科学(旧第二外科学)教室の問山裕二と申します。私ども教室のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

当教室は、1949年の開設以来、第一代教授 藤野敏行先生、第二代教授 鈴木宏志先生、第三代教授 楠正人先生が築き上げられた70余年の歴史を有しており、これまで三重県内の消化器、一般外科治療において地域医療を含め大きな役割を担って参りました。

私どもは、食道、胃、大腸などの消化管領域における癌,炎症性腸疾患等の良性疾患に対する診断および治療、さらに小児外科を専門とする外科学教室であり、幅広い領域、疾患を担当させて頂いております。「食と排泄」という生きていくうえで極めて重要な臓器を扱う診療科であり、患者さんには生活の質(QOL)を担保し、高い根治性を求めた外科治療の提供に努めております。QOLの維持には、低侵襲外科手術としての鏡視下手術、ロボット手術の拡充が極めて重要です。胃癌、食道癌、直腸癌、小児疾患と順次適応が拡充されており、当教室においても保険収載されたすべて疾患に対して施行可能な状況を確立しております。また根治性の向上のために、免疫療法を含めた薬物療法、放射線療法を併用した最新の集学的治療を導入しております。患者さんに最高の治療を提供すべく、私どもは日々あふれる医学情報を網羅し、外科技術の研鑽を絶え間なく実践して参ります。

研究面では臨床医学系講座であることから、基礎的な研究に偏重せず、臨床に直結した医学研究を進めております。日々の診療から生じる臨床的問題点に対して、それを克服するための基礎研究ならびにTranslational Researchを創出し、その成果を臨床に役立たせることができるように心がけております。わたしたちが行う日々の診療を、少しずつでもより良いものとなるように、常に足元を振り返りながら弛まぬ努力を続けて参ります。

医育機関の当教室は、卒前、卒後教育において、医師として知識ならびに技術、患者さんに寄り添う心、そして医療を行う上でのチームワークを兼ね備えたプロフェッショナルな人材を育成しています。また大学院生教育を通じて、「リサーチマインド」の涵養に努め、根拠に基づいた医療を実践できるトップレベルのacademic surgeonを養成しています。これらを不断なく継続することで、必ずや消化器疾患の外科治療成績が向上し、「for the patients in Mie, Japan and World」につながると信じています。

最後に、私は教室員の皆さんが、患者さん、同僚、すべての医療に携わるスタッフを思いやる「利他の心」を持った優しい、人間味あふれる医療人であってほしいと思っています。そして、自分の考えを自由に発言でき、活気に満ちた、そして風通しの良い教室を作りたいと考えています。今後も、わたくしども三重大学大学院医学系研究科 消化管・小児外科学教室を、御指導、御鞭撻いただきますように何卒宜しくお願い申し上げます。

Profile

問山 裕二 〈といやま ゆうじ〉

三重大学大学院医学系研究科 臨床医学系講座 消化管・小児外科 教授