ドクターヘリの活動

ドクターヘリの活動

ドクターヘリとは、救急医療用の医療機器等を装備したヘリコプターです。救急医療の専門医(フライトドクター)および看護師(フライトナース)等が同乗して救急現場等に向かい、早期に救命医療や災害医療を開始することが最大の目的です。また、現場等から医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことができる専用のヘリコプターです。
三重大学医学部附属病院と伊勢赤十字病院が基地病院となり平成24年2月から三重県全域を対象に運航を開始しました。
平成27年7月より奈良県および和歌山県にも運航しています。

ドクヘリ担当月(2ヶ月交代)

三重大学医学部附属病院 2月 3月 6月 7月 10月 11月
伊勢赤十字病院 1月 4月 5月 8月 9月 12月

どこに着陸するのか

ドクターヘリが救急車と合流するための臨時の離着陸場(ランデブーポイント)として公園や運動場、小中学校など670カ所が指定されています。
(H29.3月現在)

運航時間

原則として、午前8時30分から午後5時までとし、日没が午後5時以前の冬期においては運航終了時間(基地病院への帰着)を日没までとします。
なお、気象条件により出動できない場合があります。また、大規模災害発生時はこの限りではありません。

運航に係る費用負担

ドクターヘリの出動および搬送に係る傷病者負担は無料です。
ただし、診療開始から搬送先医療機関への到着までの診療費用は、医療保険制度に基づき傷病者本人または家族の負担となります。

  1. 初診料または再診料
  2. 往診料、救急搬送診療料
  3. 処置等を行った場合はその費用

ドクターヘリの要請

ドクターヘリの要請は、一般市民の方が直接行うことはできません。
一般市民から119番通報を受けた消防本部が患者さんの傷病の程度に応じてドクターヘリを要請します。