小児のがん

リンパ腫

小児がんの約10%を占める血液のがんの1つで、リンパ系組織から発生します。リンパ系組織は、細菌やウイルスなどの病原体の排除など免疫機能を担当する組織や臓器で、リンパ節や心臓の近くにある胸腺、腹部にある脾臓、口や鼻の奥にある扁桃などです。リンパ系組織は全身にあるため、リンパ腫は全身の部位で発生する可能性があります。

治療

三重大学医学部附属病院の小児科は、日本小児がん研究グループ(Japan Children’s Cancer Group; JCCG)に所属し、小児がんを治療している全国の施設と協力して、世界標準のリンパ腫治療を提供できるように努力しています。