小児のがん

白血病

小児がんの約40%を占める血液のがんです。
白血病にはさまざまな種類がありますが、発症する割合は急性リンパ性白血病が約70%、急性骨髄性白血病が約25%です。急性リンパ性白血病は、小児がんの中で最もよくみられる疾患です。2~5歳に発症することが多く、日本では年間約500人が新たに診断されています。近年の治療法の進歩により、約90%の患者さんで、長期生存が可能となっています。

治療

三重大学医学部附属病院の小児科は、日本小児がん研究グループ(Japan Children’s Cancer Group; JCCG)に所属し、小児がんを治療している全国の施設と協力して、世界標準の白血病治療を提供できるように努力しています。