治療する
小児のがん
骨肉腫
骨肉腫は、骨に発生する小児がんの中で最も頻度の高い悪性腫瘍です。日本国内でこの病気にかかる人は、年間150人くらいであり、がんの中では非常にまれな部類に入ります。
発症年齢
また、10歳代の思春期、すなわち中学生や高校生くらいの年齢に発生しやすい病気です。
症状
骨肉腫は、痛みと腫れが最初の症状です。骨肉腫は大腿骨や脛骨の膝関節に近いところに発生することが最も多く(60~70%)、次いで多いのは肩に近い上腕骨です。
治療
手術・化学療法からなる集学的治療が必要です。三重大学医学部附属病院の小児科では、整形外科と緊密に連携し、患者さんに最適な治療を提供できるように努めています。また、JCOG骨軟部腫瘍研究グループと連携して、世界標準の骨肉腫治療を提供しています。
がんの解説と標準治療