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三重大学大学院医学系研究科
先進血液腫瘍学講座
先進血液腫瘍学分野

〒 514-8507
三重県津市江戸橋2-174

TEL059-231-9072

FAX059-231-9113

活動内容

リンパ腫の希少・難治性病型の病態解明と有効治療の開発

私たちはこれまで、CD5陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫を始めとする希少で難治なリンパ腫の病態を明らかにする研究を行い、成果を挙げてきました。近年では、従来の治療法による予後を大きく改善した以下の治療法の開発に携わっています。

  • RT-2/3DeVIC療法(初発限局期鼻NK/T細胞リンパ腫)
  • SMILE療法(初発IV期、再発/難治NK/T細胞リンパ腫)
  • DA-EPOCH-R/HD-MTX療法(初発II-IV期CD5陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)

三重大学は日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の設立当初からの参加施設です。その伝統を受け継ぎ、当講座のスタッフは今もリンパ腫グループのコアメンバーとして活動を続けています。また、当講座では新規治療薬の治験にも積極的に取り組んでおり、三重大学の血液・腫瘍内科とその県下関連病院の皆様と連携して、地方にいても新しい治療がいち早く受けられるような体制を整えています。

リンパ腫とその類縁疾患に関する教育活動

主にリンパ腫に関する教育活動を、医学生、大学院生に加え、若手医師、専門医、医療スタッフまでを対象に幅広く行っています。2021年6月からは県内の血液内科医と研修医を対象とするWeb勉強会を始めました。また同月、三重大学大学院医学系研究科に「先進血液腫瘍学分野」が設置され、大学院生の受け入れを開始しました。県の内外、専門分野にかかわらず、臨床研究に関心のある若い皆様をお待ちしています。
また、当講座のスタッフはこれまでの共同研究の経験から、各種臨床研究のプロトコール(研究計画書)の審査や効果・安全性評価業務に携わってきています。リンパ腫に限らず、多機関共同の後方視的調査研究や臨床試験の計画支援に関する相談にも随時対応しています。

リンパ腫診療の環境整備と患者・医療者支援の取り組み

患者数が近年急速に増加しているリンパ腫について、津市内から国内までの幅広いレベルで、患者さんと医療者の双方を支援する活動を行っています。それは患者さん・ご家族へのセカンドオピニオンの実施、パンフレットなど診療支援資料の作成から、未承認薬・適応外薬や診療報酬改定の要望など現場のunmet medical needsを解決しようとする取り組み、さらにはリンパ腫診療に携わる女性医師とそれを支える男性医師の支援まで、活動は多岐にわたります。総合的な取り組みでリンパ腫患者さんと医療者の願いを一つでも多く叶えようと努力を続けています。

患者さん・ご家族向けパンフレット

「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」と診断された方へ

悪性リンパ腫全国患者会
一般社団法人 グループ・ネクサス・ジャパン 監修

「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」と診断された方へ パンフレット表紙

当講座スタッフへのセカンドオピニオン申し込みはこちらから