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【12/7】本人の意向を尊重した意思決定のための相談員研修会(E-FIELD)を開催しました

日 時:2025年12月7日(木) 9:00~17:30
会 場:三重大学医学部 先端医科学教育研究棟3階多目的室
参加者:多職種チームとして県内14施設から計49名

概 要:

本研修は、令和7年度三重県委託事業「三重県地域緩和ケア推進事業」の一環として、厚生労働省委託事業「人生の最終段階における医療・ケア体制整備事業」において開発された「意思決定支援教育プログラム(E-FIELD : Education For Implementing End-of-life Discussion)」に準拠したプログラムで実施しました。

研修の目的は、①医療機関や在宅の場等において「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」及びアドバンス・ケア・プランニング(ACP)への理解を深めること、②ガイドラインに則って、人生の最終段階における医療・ケアに関する意思決定等の際に本人や家族等の相談に乗り、必要に応じて関係者での調整と連携を行う事ができる相談員の育成です。

事前学習の「臨床における倫理の基礎」「意思決定に関する法的な知識」を学んでから当日の研修となりました。人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン(以下、プロセスガイドライン)にもりこまれている意思決定支援のために必要なSTEP毎に研修が進められました。本人の意思が確認できる場合の「STEP1:本人の意思決定する力を考える」「STEP2:本人の意思の確認ができる場合の進め方」、本人の意思の確認が難しい場合の「STEP3:本人の意思を推定する」「STEP4:本人にとって最善の方針について合意する」では、トリガー動画と講義をもとに多職種グループワークに取り組みました。アドバンスケアプラニングもロールプレイを通して実践を学びました。
意思決定能力を「表明」「理解」「認識」「論理的思考」の段階でそれぞれ検討することで、実臨床においては本人の意思を核にすることが置き去りにされがちなことに気づかされました。また、多職種グループワークでは、個人の視点や価値観による「本人にとっての最善」の捉え方の違いを体験し多様性の尊重と合意形成意の重要性を実感できました。ロールプレイでは「もしものときのこと」の話し合いを始めるきっかけ作りに取り組みました。
8時間を超える長丁場でしたが、熱い議論が展開され有意義な研修となりました。

研修内容・プログラム