平成27年度 三重大学 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 949 312 493 1014 1267 1662 3164 3280 1254 78
[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の年齢階級別(10歳刻み)の患者数を示しています。
・年齢は、親様式における様式1開始日時点としています。
・年齢階級は90歳以上を1つの階級として設定しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
産科婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 226 4.12 5.33 0 58.46
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 161 6.87 6.17 2.48 0
120010xx99x40x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 147 3.43 5.11 0 62.06
産婦人科では、主に周産期グループと、婦人科腫瘍グループの二つのグループに分かれて診療を行っています。入院治療では、当院には新生児集中治療施設(NICU)を併設する周産母子センターがあり、小児科・小児外科との連携を図って、周産期管理を行っています。
周産期管理としては、切迫流早産や妊娠高血圧症候群といった異常妊娠や糖代謝異常や内分泌疾患、血液凝固異常、腎・泌尿器疾患、心疾患等の合併症妊娠なども多症例取り扱っています。その他にも胎児異常症例も多数取り扱っています。超音波検査を十分に活用し、胎児発育異常や形態異常の診断だけでなく、胎児循環動態の評価も行うことにより、ハイリスク妊娠を厳重に管理し、特に糖代謝異常妊婦の管理に力を入れています。
また、腫瘍に対して、婦人科悪性疾患である子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌・絨毛性疾患や婦人科良性疾患である良性卵巣腫瘍・子宮内膜症・子宮筋腫などを中心に、放射線科・病理部・外科の協力を得て、集学的治療(手術・化学療法・放射線療法)を行っています。手術療法に対しては、低侵襲手術である腹腔鏡下手術を積極的に施行しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 210 5.55 4.87 0.95 71.72
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 181 4.29 3.07 0.55 70.57
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 142 6.67 5.68 0 62.7
循環器内科では、狭心症・心筋梗塞、心不全、不整脈、肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症など、循環器領域のあらゆる疾患に対する治療を行っています。
主な診療内容は、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に対して、心臓CT・MRI検査や血管内超音波検査等による画像診断と、カテーテルインターベンション治療、薬物療法によるリスク因子の治療と再発予防を行っています。
不整脈に対して、心臓電気生理学的検査による診断と各種頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション治療、埋込型除細動器(ICD)移植術、ペースメーカー移植術、抗不整脈薬による薬物療法を行っています。
心不全に対して、心エコー検査等による最新の診断と各種薬剤や両室ペーシングなどによる難治性心不全の治療、心臓リハビリテーションを行っています。
深部静脈血栓症・肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)、肺高血圧症に対して、血栓溶解療法、下大静脈フィルター留置術、カテーテル肺動脈拡張術、肺血管拡張薬持続静注療法を行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
消化器・肝臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 71 10.86 9.2 1.41 70.2
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 71 15.52 11.98 0 71.86
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 50 11.68 10.93 10 75.3
消化器・肝臓内科では、消化器疾患全領域を対象として適確な診断や最適で患者様に優しい治療を実践しています。 
最新の医療機器を用いた診療や遺伝子診断を用いたテーラーメイド医療などの最先端の医療を積極的に推進しており、
特に内視鏡的粘膜下層剥離術などの低侵襲な治療や肝癌に対するラジオ波焼灼療法を多数施行しています。
主な診療内容は、肝疾患に対して、C型慢性肝炎に対するIFN療法(3剤併用)や瀉血療法や鉄制限食療法などの肝庇護療法、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の病態診断と治療、肝癌に対するRFA、肝癌の集学的治療等を行っています。
消化管疾患に対して、食道・胃・大腸早期癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、小腸内視鏡、低侵襲なカプセル内視鏡等を行っています。胆膵疾患に対して、内視鏡的胆管膵管造影(ERCP)、胆管・膵管内エコー(IDUS)を用いた診断、超音波内視鏡下での針生検(EUS-FNA)による組織診断、内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)と内視鏡的胆管ドレナージ(EBD)を行っています。
難治性のクローン病・潰瘍性大腸炎に対して、抗TNF-α抗体や白血球除去療法を行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
肝胆膵・移植外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060060xx99x30x 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 62 4.42 7.94 0 70.16
06007xxx99x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 53 7.3 10.1 3.77 65.32
06007xxx99x40x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 50 8.38 13.9 0 67.6
肝胆膵・移植外科は、肝臓・胆道・膵臓の外科ならびに肝移植医療(生体及び脳死肝移植)を専門に診療しております。主要な診療対象疾患は、肝臓外科では、原発性肝癌(肝細胞癌、肝内胆管癌)をはじめとする肝悪性腫瘍、胆道外科では胆石症、胆道癌(胆嚢癌、胆管癌、十二指腸乳頭部癌)、膵臓外科では、浸潤性膵管癌、膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)、膵内分泌性腫瘍(PNET)、慢性膵炎(膵石症)であります。また、先天性道閉鎖症、原発性硬化性胆管炎、特発性胆汁性肝硬変、ウイルス性肝硬変による肝不全や一部の肝細胞癌症例を対象に肝移植術を行っております。
 当科の特色としては、原発性肝癌に対しては、消化器肝臓内科・IVR科と連携を行い、肝動脈化学塞栓術(TACE)やラジオ波焼却療法(RFA)、肝切除術を組み合わせた集学的治療を行っております。進行胆嚢癌や肝門部胆管癌に対しては術前化学療法を行い、癌の根治性を高めた後に根治的切除を行います。浸潤性膵管癌に対しては、遠隔転移はないが局所浸潤により根治的切除が困難である局所進行膵癌(切除可能境界癌、切除不能癌)を対象に化学放射線治療を施行した後に根治的膵切除術を行っております。胆石症、肝良性腫瘍、膵境界悪性腫瘍、門脈圧亢進症・脾機能亢進症などの疾患を対象に腹腔鏡下手術を取り入れて施行しております。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・臓器移植(『厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法の一部を改正する件(平成28年厚生労働省告示第73号)』に規定)は集計対象外としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
腎泌尿器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 83 7.99 7.59 0 71.18
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 62 9.45 12.61 0 68.39
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 49 17 12.36 2.04 69.02
腎泌尿器外科では、副腎・腎・尿管・膀胱・前立腺・尿道・男性生殖器などです。このような臓器の外科治療(腎移植を含む)とともに、尿路感染症、排尿障害、腎不全、生殖内分泌疾患など内科的な疾患も取り扱います。
主な診療内容は、前立腺癌はもとより、膀胱癌・腎癌などの手術治療と、抗癌化学療法などの集学的治療を行っております。さらに、早期腎癌や副腎腫瘍に対して、腹腔鏡下手術とミニマム創手術を積極的に進めており、患者様によっては当院のIVR 科の協力を得て、ラジオ波による安全かつ低侵襲な治療にも取り組んでいます。
また、前立腺肥大症に対して、低侵襲治療としてレーザー治療(光選択的前立腺蒸散術)PVP を行っています。
その他に、腎移植、前小児泌尿器科疾患の診断治療(停留精巣、膀胱尿管逆流症など)、男性不妊・男性更年期障害・EDの診断治療、尿路結石治療などを行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・・臓器移植(『厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法の一部を改正する件(平成28年厚生労働省告示第73号)』に規定)は集計対象外としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 90 10.64 9.57 1.11 62.91
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 78 11.73 11.08 0 59.74
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 77 9.04 7.99 0 69.92
眼科では、あらゆる眼科疾患全般に対して治療を行っています。 主な診療内容は、緑内障に対して、薬物による眼圧コントロールを行うと共に、手術の必要な場合には手術による加療を行っています。
糖尿病網膜症に対して、レーザー治療や薬物治療を行い、難治な症例に硝子体手術を行います。
加齢黄斑変性や網膜虚血性疾患に対して、抗血管新生療法やレーザー治療を主体に治療を行っています。
角膜・涙道疾患に対して、角膜移植による手術治療、涙道治療(鼻涙管閉塞に対する内視鏡手術や耳鼻科との合同手術による涙嚢鼻腔吻合術・鼻内法)を行っています。緊急手術や小児・斜視弱視にも対応しています。
また、白内障に対する眼内レンズ挿入術も行っています。
※ 白内障に対する水晶体再建術(眼内レンズ挿入術)入院は、包括評価の対象外(DPC対象外)の入院のため、
  当該指標の集計外となっています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
耳鼻咽喉・頭頸部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 58 8.88 10.12 0 44.05
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 44 11.18 7.76 0 53.7
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 37 8.46 7.94 0 54.38
耳鼻咽喉・頭頸部外科では、頭頸部腫瘍の集学的治療、各種中耳炎と先天性難聴、アレルギー性鼻炎の診断と治療、慢性副鼻腔炎、嗅覚障害、味覚障害の診断、治療に重点を置いています。
耳鼻咽喉領域での主な診療内容は、慢性中耳炎、真珠腫、耳硬化症の診断・手術、副鼻腔炎の難治性疾患では、ナビゲーション下の内視鏡下鼻内副鼻腔手術も行っています。
また、内視鏡下で下垂体腫瘍を脳神経外科と、鼻涙管閉塞症を眼科と、歯性上顎洞炎・嚢胞を歯科口腔外科と合同で手術しています。小児および成人の高度難聴の患者さんへの人工内耳診療を行っています。
頭頸部外科領域での主な診療内容は、甲状腺、耳下腺を含めて、口腔・咽頭、喉頭、鼻副鼻腔、頭蓋底などの頭頸部の良性・悪性腫瘍に対して、再建外科も含めた集学的治療を行っています。
頭頸部の早期がんに対しては、頸部に切開を加えない経口的腫瘍切除も含めた低侵襲・機能温存手術を積極的に行い、
進行癌に対して、化学放射線治療にて機能温存・喉頭温存を図ります。また、放射線科とも協力して動注化学療法も取り入れています。化学放射線治療の効果が十分期待できない症例では、形成外科医と合同で、拡大切除+遊離組織移植による再建手術を行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
消化管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060185xx01x0xx 潰瘍性大腸炎 結腸切除術+人工肛門造設術等 手術・処置等2 なし 51 28.69 22.05 0 43.65
060040xx02x00x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 19.56 18.36 0 65.21
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 34 15.82 17.41 2.94 66.09
消化管外科では、主な診療内容として、消化器癌に対する集学的治療、消化器疾患への腹腔鏡下手術、小児から成人までの全世代に対する炎症性腸疾患への内科・外科治療が挙げられます。
炎症性腸疾患に対する外科治療は、豊富な症例数による経験に基づき、QOL(生活の質)の向上を目指した手術を行っており、潰瘍性大腸炎では直腸粘膜切除を合わせた腹腔鏡下大腸全摘+J型回腸嚢肛門吻合 (IAA)を標準術式としています。
悪性腫瘍に対しては外科治療を中心として、拡大、標準、縮小手術と過不足のない手術を目指し、化学療法、放射線療法、さらに温熱療法などを組み合わせ、患者さんの病態に応じた積極的な治療を行っています。
結腸癌に対して、主に腹腔鏡下手術を施行しています。直腸癌に対しては腹腔鏡下手術と化学放射線療法を併用することにより、根治性を損なわずに肛門の温存に努めており、下部直腸癌の85%は永久人工肛門を回避しています。また、進行・再発大腸癌に対しても、積極的な集学的治療を行っています。
食道癌に対して、鏡視下(胸腔鏡、腹腔鏡)手術を主に施行し、胃癌に対しても、腹腔鏡下手術を主に実施しています。さらに、病期に合わせて手術を含めた集学的治療を行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx01xx0x 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 定義副傷病 なし 81 30.56 24.95 8.64 65.05
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 45 32.49 27.21 22.22 73.44
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 30 8.7 6.14 3.33 40
三重大学整形外科では、救急外傷などの骨折手術を含む一般的な整形外科治療のみならず、関節や脊椎の変性疾患手術、骨軟部悪性腫瘍・転移性骨腫瘍手術、遊離組織移植や微小血管吻合を要する手術、希少疾患症例手術、重篤な全身合併症がみられる疾患に対する手術など、さまざまな症例に対してよりよい医療を提供できるよう努めています。
主な診療内容
1)関節変性疾患… 変形性関節症、関節リウマチなどの関節疾患に対し、低侵襲手術(MIS)を導入した人工股関節置換術、人工膝関節置換術、人工肩関節・肘関節置換術を行っています。
2)骨軟部腫瘍、転移性骨腫瘍… 原発性の軟部腫瘍や骨腫瘍はもとより、転移性骨軟部腫瘍の治療に対しては、化学療法を含めた標準的な治療に加え、人工関節や処理骨を用いた患肢温存手術や、光線力学的療法や磁性体温熱療法を組み合わせた低侵襲治療なども行っています。
3)脊椎疾患… 腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、側弯症などの多岐にわたる脊椎疾患に対して、脊椎インストゥルメンテーションを用いた矯正、除圧固定手術を行っています。
4)手の外科疾患…巧緻作業を必要とする手などの疾患などに対して、マイクロサージャリー(血管、神経縫合などを駆使した再建手術)や関節鏡を用いた低侵襲手術を行っています。
5)スポーツ疾患… スポーツなどで生じた機能障害や靱帯断裂に対し、靱帯再建手術や関節鏡下再建手術を行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 83 3.14 3.15 0 66.16
010030xx03x00x 未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 14.52 10.08 0 63.9
010070xx97x20x 脳血管障害 手術あり 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 21 15.57 17.38 0 64.67
脳神経外科では、脳だけでなく、脊髄や末梢神経を含めた全ての神経系と、それらに関連する骨・筋肉・血管障害、腫瘍、外傷、奇形、機能的疾患などの疾患の予防、診断、手術を含む総合的治療を行っています。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中や、もやもや病、硬膜動静脈瘻、脳動静脈奇形、などの特殊な脳血管障害に対して、脳血管内治療を軸として顕微鏡下直達手術、放射線治療、神経内視鏡を用いた治療を行っています。
脳腫瘍脳実質内から発生する神経膠腫(一般にglioma)、実質外から発生する髄膜腫や神経鞘腫に対して、各種モニタリングを駆使した摘出術を行っています。下垂体部病変に対して、内視鏡手術を標準的治療として行っています。
また、悪性腫瘍に対して、術後に化学治療や放射線治療を、小児科、放射線治療科、腫瘍内科などと密な連携を取りながら治療に取り組んでいます。
脊髄脊椎疾患に対して、顕微鏡を用いた低侵襲の治療を行っています。頚椎症性脊髄症、頚椎椎間板ヘルニア、後縦靱帯骨化症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、椎体圧迫骨折など脊椎疾患、手根管症候群などの末梢神経疾患の他、脊髄腫瘍・脊髄血管奇形など難易度の高い手術も行っています。
また、救急疾患は救急科と協力して,三次救急における頭部外傷や,脳卒中(くも膜下出血、超急性期脳梗塞、脳内出血)などに対応しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 63 10.13 6.17 1.59 0
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 26 4.92 4.52 0 6.42
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 22 17.41 11.59 0 0
小児科では、多岐にわたる小児科疾患のうち、新生児疾患(低出生体重児、合併奇形を伴う重症新生児など)、循環器疾患(先天性心疾患、川崎病冠動脈障害、肺高血圧など)、血液疾患(白血病、再生不良性貧血、免疫不全など)、悪性疾患(神経芽腫、ウイルムス腫瘍、骨肉腫、横紋筋肉腫、脳腫瘍など)および、その他の重症疾患を扱っています。
循環器疾患領域においては、先天性心疾患に対するカテーテル治療(心房中隔欠損のカテーテル閉鎖を含む)、
肺高血圧の薬物療法、吸入療法(低酸素療法、一酸化窒素吸入療法を含む)、川崎病後冠動脈障害の侵襲的・非侵襲的画像評価(血管内エコー検査を含む)を行っております。
小児悪性疾患領域においては、最先端の小児血液腫瘍疾患の診断および治療、難治性固形腫瘍(脳腫瘍、骨肉腫等)に対する他科連携による集学的治療を行っております。
その他の疾患として、ランゲルハンスヒスチオサイトーシス、血球貪食症候群、カポジ肉腫様血管内皮腫などが含まれます。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・生後1週間以内に死亡した新生児は集計対象外としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 54 18.06 10.49 0 73.87
03001xxx0110xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 49 16.59 14.02 0 76.43
080006xx99x3xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 手術なし 手術・処置等2 3あり 45 5.09 9.41 0 75.13
皮膚科では、皮膚に生ずる疾患に対して幅広く診療・治療を行っています。
皮膚疾患には非常に多くの疾患があり、乾癬などの炎症性疾患、アトピー性皮膚炎や薬疹などのアレルギー性疾患、ニキビ・とびひ・蜂窩織炎などの感染症、強皮症・皮膚筋炎・全身性エリテマトーデスなどの膠原病、天疱瘡などの自己免疫疾患、皮膚良性腫瘍、皮膚悪性腫瘍、熱傷、脱毛症など多岐にわたります。
皮膚腫瘍に対して、ほくろや表皮嚢腫といった皮膚良性腫瘍から基底細胞癌、悪性黒色腫といった皮膚悪性腫瘍まで幅広く診療しています。治療は手術療法、放射線療法、化学療法、免疫療法など多岐に渡っています。センチネルリンパ節生検も行っています。
また、膠原病である全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎といった疾患から、ベーチェット病などの類縁疾患に対して幅広く診療しています。複数の臓器にわたり症状が出るため、他科と協力をしながら治療にあたっています。
アトピー性皮膚炎、薬疹などのアレルギー患者様に対して、採血やパッチテストなどの原因精査を行い、重症薬疹の患者様に対しては免疫グロブリン療法や血漿交換などの集学的治療を行っています。
また、乾癬に対して、外用治療以外に免疫抑制剤、光線療法、生物学的製剤、顆粒球吸着療法による治療を行っています。熱傷に対してはやけどの深さに応じて保存的治療、手術を行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2 なし 181 9.28 10.37 0 56.77
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし 125 8.03 6.79 0 54.57
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2 なし 53 13.23 11.63 0 57.08
乳腺外科では、乳癌を中心に、乳腺に関連した疾患の診断と治療を行っています。
乳癌は、日本人女性にとって最も罹患率の高い癌ですが、早期発見できれば長期の予後が見込める疾患でもあり、マンモグラフィや超音波検査、MRIなどの画像検査と、細胞診・針生検・吸引式組織生検を用いた病理検査で、正確な診断を行っています。
乳癌の手術では、近年、乳房温存手術(癌を周囲の正常乳腺を含めて部分的に切除し、周囲の乳腺や脂肪を用いて、乳房の変形が軽度になるように形を整える手術)を行うことが多くなりました。温存手術の際、各種画像診断と病理診断を駆使して、癌の広がりを正確に診断し、病変を確実に取りきれるよう努めています。また、根治性だけでなく、残る乳房の形がよりきれいに整うよう、整容性に配慮した様々な術式を検討した上、工夫して手術しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 76 23.01 13.38 2.63 68.37
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 5あり 34 23.65 20.04 5.88 69.56
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 25 15.52 14.34 0 68.84
呼吸器内科では、呼吸器領域の疾患に対して最新でかつ最善の治療を提供しています。
疾患の最適な治療を行うにあたり、十分な情報提供を行いながら治療方法を選択する意味や予測される結果などを説明し、相談しながら治療にあたります。
主な診療内容は、肺癌などの呼吸器悪性疾患、肺炎、非結核性抗酸菌症などの呼吸器感染症、慢性閉塞性肺疾患(CODP)などの閉塞性肺疾患と慢性呼吸不全、特発性肺線維症、過敏性肺臓炎などの間質性肺疾患、喘息などのアレルギー疾患です。
特に、肺癌診療においては呼吸器外科、放射線科、IVR科と常に協力しながら、患者様の病態に応じた治療法を選択し、外科治療、放射線治療、ラジオ波などと抗癌剤治療・分子標的治療薬の組み合わせた方法を一人一人変化させながら、いわゆるテイラーメイド治療を行っています。
喘息や慢性閉塞性肺疾患は治療開始が遅れると、症状が慢性化し治療によっても改善率が低下するため、気道過敏性試験や運動負荷試験などの検査を必要に応じて行っています。い、最適の治療にて最高の効果が得られます。
また、間質性肺疾患は呼吸器内視鏡により気管支肺胞洗浄を行い、病態を明らかにしながら適切な治療方法を選択しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 52 20.71 19.87 7.69 69
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 あり 定義副傷病 なし 47 16.11 21.49 0 67.68
010155xxxxx00x 運動ニューロン疾患等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 19.13 15.23 13.33 64.87
神経内科では、大学病院の特性上、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症などの神経変性疾患に対する診療が多くを占めていますが、その一方で、急性期脳卒中や脳炎、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症といった神経救急疾患に対する入院診療も積極的に行っています。
主な診療内容は、神経変性疾患に対して、脳MRIでの神経メラニン画像、MIBG心筋シンチグラフィー、DATスキャン、髄液検査など様々な検査を行い、診断・治療を行っています。特殊な治療としては、ジストニアに対するボトックス療法、パーキンソン病に対する深部脳刺激療法(DBS)を行っています。
免疫性神経疾患に対して、神経生理検査が必須で有り、治療に関しては発症時や球性増悪時にステロイドパルスや免疫グロブリン大量療法(IVIG)を行うことに加え、定期的なステロイドパルスやIVIGも行っています。難治性の場合には、血液浄化療法部と連絡を取り、単純血漿交換療法や免疫吸着法などを行っています。
また、急性期脳梗塞に対して、適正な抗血栓療法や、病態に応じた血管因子の是正を行い、最適な治療を実施しています。
また、脳神経外科や救命救急センターと密な連携をとり、tPA治療の適応を決定しています。
さらに頭痛、てんかんなどの一般的な疾病にも積極的に診療を行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
IVR科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 56 9.39 12.99 0 64.55
060050xx0310xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 47 11.49 16.76 0 67.94
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 35 8.4 11.98 0 66.6
IVR科では癌や、血管性病変を低侵襲な治療で直すことを目的としています。最先端の治療設備を有しており、高い医療技術を提供します。
主な診療内容は、肝がんや肺がん、腎がん骨転移といった腫瘍の他に、肉腫の再発や転移等の一般的に治療な困難な腫瘍に対する治療を行っています。ラジオ波凝固療法や凍結療法などの最先端治療を行っております。
症候性の副腎腺腫や骨腫瘍、子宮筋腫、血管腫に対して、塞栓術やラジオ波凝固療法等の治療を行っています。
血管奇形に対して、塞栓術や硬化療法を行っています。
骨粗鬆症による圧迫骨折に対して、セメントを注入して治療をする経皮的椎体形成術を行っています。
門脈圧亢進症に対して、難治性腹水や食道・胃静脈瘤の場合に塞栓術や硬化療法、シャント術、ステント留置などを駆使して治療を行っています。
その他にも、 交通事故で出血した部位を止血する緊急の血管造影や、癌の組織を採取する針生検、体の中に溜まった膿みを抜いてくるドレナージ治療も多数例、行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 34 12.74 9.95 0 64.12
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 32 8.66 10.33 3.13 56.63
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 23 9.35 4.66 0 55.35
腫瘍内科では、化学療法などを含むがん薬物療法を専門的に行っています。
各がん種に対して、根拠に基づいた標準的治療の実践、病気の種類・性質・進行度などに応じ、個々の患者さんに最も適した治療の提供、生活の質(Quality of Life:QOL)の改善、腫瘍関連症状や化学療法の副作用の軽減などがあります。
主な診療内容は、乳癌、消化管腫瘍、甲状腺癌、希少がんなどの薬物療法になります。
乳癌に対して、早期例、進行例など病期に応じて乳房温存などを目的とした術前化学療法、再発予防を目的とした手術後の薬物療法、転移再発乳がんに対する薬物療法を行っております。
消化管腫瘍に対して、切除不能な進行例に対して化学療法を実施しています。食道癌に対して、放射線治療科との連携により化学放射線治療も実施しています。
希少がんとは、軟部肉腫、胚細胞腫瘍、原発不明がん、神経内分泌腫瘍などの腫瘍があげられます。極めてまれな腫瘍のため診断が難しい、治療面については有効な薬剤が少ない、診療体制が整備された病院が少ないなど我が国ではまだまだ課題が多い状態です。がんセンター等とのネットワークを通じて、可能な限り最新の情報を共有し、診断・治療方針の決定を行っております。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 2.31 7.38 6.25 6.94
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 14 3.86 3.32 14.29 1
140390xx01x0xx 食道の先天異常 食道狭窄拡張術等 手術・処置等2 なし 11 4 6.92 0 1.18
小児外科では、新生児から乳児、学童、思春期までの外科的治療全般(脳神経外科、心臓外科、整形外科的疾患を除く)を担当しています。新生児期から学童期までの年齢も部位も多様な外科的疾患に対応するのが小児外科の特徴です。
新生児外科疾患として主な診療は、先天性消化管閉鎖(食道閉鎖症、十二指腸閉鎖症、小腸閉鎖症、鎖肛など)、新生児腹膜炎(壊死性腸炎、胎便性腹膜炎、胃破裂など)、腸回転異常症軸捻転、ヒルシュスプルング病、先天性横隔膜ヘルニア、腹壁異常(臍帯ヘルニア、腹壁破裂)、先天性固形腫瘍などの治療を行っています。
乳幼児期外科疾患としての主な診療は、肥厚性幽門狭窄症、胃食道逆流症、鼠径ヘルニア、停留精巣、胆道閉鎖症、胆道拡張症、固形腫瘍(神経芽腫、腎芽腫、肝芽腫、奇形種)、水腎症、便秘症などの治療を行っています。学童期外科疾患としての主な診療は、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、虫垂炎、卵巣腫瘍などの治療を行っています。
小児消化器疾患としては、胃十二指腸潰瘍、便秘症、過敏性腸疾患、腹痛などの小児消化器内科疾患の診断・治療も行っています。
小児外科領域でも腹腔鏡や胸腔鏡などの内視鏡手術の適応が徐々に広がっており、当科でも利点が大きい疾患においては積極的に導入しています。内視鏡手術は、胃食道逆流症、急性虫垂炎、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)、先天性横隔膜ヘルニア、腹腔内停留精巣、メッケル憩室、胃軸捻転、遊走脾、脾臓摘出、卵巣嚢腫などについて行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x199x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 13 7.85 21.2 84.62 68.08
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 12 5.25 10.02 41.67 61.75
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 11 5.09 7.52 9.09 26.55
救急科では、院内急変患者に対する救命救急対応(E-call)、院内重症患者の集学的治療、院外の3次および2次救急患者の救命とその後の集約的治療を中心に、各科と協力して患者の加療に当たっています。
主な症例としては、院外心肺停止症例、高エネルギー外傷、重症熱傷、中毒、重症感染症、急性冠症候群、急性期脳梗塞等で有り、外傷・熱傷・中毒・心肺停止状態など既存の専門各科で対応し切れず全身管理を必要とする救急患者さんの救命救急治療や集中治療を担当しています。
救急科での治療後に一般診療科へ転科後に退院する症例が多く、退院症例を分母条件に用いる当指標では、症例数が少なく表示されています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 あり 定義副傷病 なし 64 4.39 7.47 0 57.3
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 4.68 13.64 3.23 49.68
100370xx99xxxx アミロイドーシス 手術なし 25 15.6 14.15 0 66.68
腎臓病の原因は、IgA腎症など慢性糸球体腎炎、糖尿病や高血圧に合併する場合や、お薬による腎障害など多岐にわたります。早期発見、早期治療により完全に治る腎臓病もあります。 腎臓内科では、積極的な検査により腎臓病の原因を明らかにし、適切な治療を行うことで腎臓病の進行を食い止め、腎臓病患者さんに合併しやすい末期腎不全や心血管疾患合併の予防に努めています。
主な診療内容は、腎炎や腎機能障害の原因究明のために腎生検を積極的に行っています。
また、糖尿病や膠原病、アミロイドーシスなど二次性腎疾患に対しても積極的な病理診断を行い、治療方針の決定に役立てています。
急速進行性糸球体腎炎は高齢者に多く、診断や診療の遅れにより腎不全が不可逆的になることがあります。ステロイドや免疫抑制薬で治療を行いますが、感染症など致死的な合併症もあり、厳格な全身管理が必要な疾患です。
IgA腎症に対して、扁桃摘出及びステロイドパルス療法を積極的にすすめており、治療によって蛋白尿、血尿とも完全に消失する寛解症例もあります。
慢性腎不全に対する腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)は、患者さんの希望に沿った治療法が選択できるよう十分にサポートができる体制を整えています。また、腎不全に多い心血管系合併症の評価も積極的に行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 39 25.92 25.69 15.38 68.41
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2 1あり 19 19.74 22.62 5.26 66.79
050050xx0111xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1 1,2あり 手術・処置等2 1あり 12 24.33 28.59 8.33 68.75
心臓血管外科での主な診療内容は、生まれつき心臓に病気を有する先天性心疾患である、大血管転位・総肺静脈還流異常・左心低形成症候群・単心室や、心室中隔欠損・心房中隔欠損などとなります。
弁膜症疾患に対して、動脈弁・僧帽弁などの逆流(閉鎖不全)や狭窄に対して、弁形成術や弁置換術を行っています。
特に僧帽弁閉鎖不全症では形成術を積極的に行っており、弁膜症に合併した心房細動の治療も積極的に行っており、正常洞調律への復帰率は80%~85%となっております。対応している年齢層は幅広く、新生児・低出生体重児など生直後の方から80才代の年齢の方まで手術を行っています。
大動脈瘤(胸部・胸腹部・腹部大動脈瘤)に対して、人工血管置換術、ステントグラフト治療(血管内治療)を行っています。
大動脈解離に対して、救急救命科や放射線診断科との協力体制のもとで、診断、治療を行なっています。
また、虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス手術では人工心肺を用いない手術を第一選択とし、特に、脳合併症(脳梗塞・脳出血)の予防に配慮しています。
また、当科では小児手術も施行しています。小児手術を積極的に施行している国立大学は数少なくなりつつあり、ASD閉鎖術は年間10症例以上施行しております。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 102 13.43 13.03 0.98 66.3
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし - - 11.76 - -
040040xx99100x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 3.29 - -
呼吸器外科では、原発性肺癌、転移性肺癌、良性肺腫瘍、縦隔腫瘍、悪性胸膜中皮腫、自然気胸、肺気腫、感染性・炎症性肺疾患、手掌多汗症、漏斗胸など吸器外科領域全般の手術を行っています。
原発性肺癌においては、CT で偶然発見されるような2cm 以下の末梢小型肺癌に対しては、呼吸機能を温存できる根治的縮小手術を積極的に施行しています
局所進行肺癌に対して、症例数は少ないものの、呼吸器内科、放射線治療科との連携のもと術前導入療法を積極的に行っています。
さらに、2012 年からは原発性肺癌手術にも完全胸腔鏡下手術や開胸器を用いない小開胸併用胸腔鏡補助下手術を導入しています。
転移性肺癌においては、肺転移の制御が予後を左右することが多いといわれています。当科ではIVR 科との連携のもと、手術とRFA(radiofrequency ablation)のHybrid 治療により、多発転移巣を有する症例や再発を繰り返す症例に対する治療成績の向上を認めています。
縦隔腫瘍に対して、胸腺腫や胸腺嚢胞に対する完全胸腔鏡下手術を導入しています。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 16 68.63 36.93 6.25 65.13
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 15 49 17.69 0 56.47
130040xx99x50x 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 13 17.23 24.78 0 62.69
血液内科では、あらゆる血液疾患に対する診断と治療を行っています。
幹細胞・白血病分野での主な診療内容は、白血病(急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病)や骨髄不全症候群、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性腫瘍などに対して、化学療法、分子標的療法、分化誘導療法、抗体療法、免疫抑制療法、放射線治療、また、造血幹移植として骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植のいずれにも対応し、骨髄非破壊的前処置を用いた移植も行っています。
リンパ系腫瘍分野においては、悪性リンパ腫および多発性骨髄腫を中心とし、原発性アミロイドーシス、その他良性のリンパ増殖性疾患を対象に診療しています。
播種性血管内凝固症候群・血栓性血小板減少性紫斑病・特発性血小板減少性紫斑病など血栓・出血性疾患に対して、診断と治療、血栓性素因(プロテインC・プロテインS・アンチトロンビン欠乏症・抗リン脂質抗体など)の診断、血栓症予防および治療も行っています。
上記の他、白血病等の難治性血液疾患に対する化学療法・分子標的療法、造血幹細胞移植を実施するとともに、臨床試験を行なっています。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 52 16.92 15.35 0 57.96
100180xx99100x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 21 3.38 4.7 0 58.33
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 6.55 - -
糖尿病・内分泌内科では、糖尿病などの代謝性疾患と、甲状腺、副腎、下垂体などの内分泌疾患の診断と治療を専門としています。
主な診療内容は、糖尿病、代謝性疾患に対して、合併症が出現している場合は、腎臓内科、眼科、循環器内科、神経内科および脳神経外科等と協力して診療しています。糖尿病療養指導士による糖尿病療養指導、透析予防指導も行っています。また、手術、検査などを控えた患者様の血糖調整外相や手術などのストレス下では、血糖値の上昇や、不安定な状態が見られ、血糖コントロールが悪い状況下では、傷の治りが悪く、感染しやすいということがわかっています。糖尿病の患者様が手術や検査、処置、化学療法など、安心安全に受けていただけるよう、血糖調整を行っています。
血糖コントロールにおいては、CGM(持続血糖モニター)にて一日の血糖変動を就眠中も含め継時的にモニタリングしております。この検査により、無自覚低血糖や夜間の低血糖など一日の血糖プロフィールをより細かに把握し、より安全な血糖コントロールをめざしています。
インスリン抵抗性の評価、至適インスリン用量の決定をするため、グルコースクランプ法(人工膵臓)を用いて評価を行っております。現在インスリン抵抗性の評価としては最も信頼度が高いとされています。
下垂体疾患(下垂体機能低下症、クッシング病、先端巨大症など)甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、亜急性甲状腺炎など)副腎疾患(クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫など)等の内分泌疾患内分泌疾患の中には、特殊な検査や、手術治療、放射線治療が必要な疾患も数多くあり、各科と連携しながら検査、治療を行っています。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
放射線診断科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 47 7.32 13.19 2.13 75.83
050163xx97x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 34 3.82 8.56 0 75.97
050163xx9910xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし - - 4.97 - -
血管内治療部門においては、大動脈・末梢血管疾患における従来の人工血管置換術、バイパス術に比べ圧倒的に侵襲の少ない血管内治療を行っています。
主な診療内容は、腹部大動脈瘤、胸部大動脈瘤、腸骨動脈瘤、大動脈解離に対して、ステントグラフト内挿術、大動脈解離に対する経皮的開窓術、ステント留置術を行っています。
末梢血管の血管内治療としては、大動脈、大動脈分枝(腸骨動脈、大腿動脈、膝窩動脈、膝下動脈、腎動脈、腕頭動脈、鎖骨下動脈の狭窄性病変に対する経皮的血管形成術を行っています。
血管内治療を含むフットケアにおいては、下肢動脈の狭窄性病変が原因で生じる足の壊死性病変対する経皮的血管形成術、創面切除及び保護を含む「足病」の総合的診療を行っています。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
総合内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 5.12 6.55 0 59.06
100370xx99xxxx アミロイドーシス 手術なし - - 14.15 - -
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2 なし - - 18.15 - -
総合内科では、臓器別診療にとらわれない、幅広い領域の内科疾患を対象に横断的な診療を行っています。
症状や身体所見の原因となっている基礎疾患の診断に苦慮する患者様や多臓器にわたる疾患群を有する患者様に対しても、必要に応じて内科各分野の専門医のアドバイスを得ながら、診療を行っています。
主な対象疾患としては、診断未確定な症例(不明熱、意識障害、検査値異常など)、2次性高血圧症(原発性アルドステロン症など)、各種感染症、膠原病・血管炎などの自己免疫疾患、原因不明のむくみ、複数の疾患・複数の臓器障害を有する患者、生活習慣病、メタボリック症候群、睡眠時無呼吸症候群、一過性意識消失発作、失神発作に対して診療を行っています。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・一般病棟の中における転科においては、主たる診療科は医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する科で集計しています。
・同じ疾患に対し複数科で診療を行った場合も、様式1に登録されている診療科(医療資源を最も投入した傷病の診療を担当した医師の所属する診療科)で集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 63 - 18 15 30 25 1 7
大腸癌 32 30 45 18 10 22 1 7,6
乳癌 175 170 61 - - 37 1 7,6
肺癌 59 13 43 103 27 80 1 7,6
肝癌 12 37 16 16 67 211 1 7,6
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・5大癌について初発患者はUICCのTNMから示される病期分類による患者数を、再発患者(再発部位によらない)は期間内の患者数としています。
・患者数は延患者数としています。
・例えば一連の治療期間に入退院を繰り返すなどを行った場合は、同一患者に入退院を繰り返した回数分をかけた延患者としています。
・様式1の項目「がん患者/初発・再発」が0(初発)かつ医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10が、胃癌の場合はC16$、大腸癌の場合はC18$・C19・C20、乳癌の場合はC50$、肺癌の場合はC34$、肝癌の場合はC22$における各患者数をカウントしています。
(注:治療前に得られたTNM分類情報と医療資源を最も投入した傷病名が必ずしも紐づかない場合もあります。)
・TNM 分類が不正確等で病期(stage)が不明な場合は、「不明」としてカウントしています。
・Stageが「0」のものは集計対象外としています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 10 23.7 59.9
重症度 1 14 14.14 67.57
重症度 2 - - -
重症度 3 - - -
重症度 4 - - -
重症度 5 - - -
不明 - - -
10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・入院契機傷病名および最も医療資源を投入し傷病名に対するICD10 コードが J13~J18$ で始まるものに限定しています。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用いています。
・重症度分類の各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類しています。
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A-DROPスコア
 Age(年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
 Dehydration (脱水):BUN 21mg/dL以上または脱水あり
 Respiration:SpO2<=90% (PaO2 60Torr 以下)
 Orientation (意識障害):意識障害あり
 Pressure (収縮期血圧):収縮期血圧90 mmHg以下
※5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 - - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 51 31.08 73.41 35.71
その他 19 23.05 65.95 7.14
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 41 7.44 72.76 0
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 10 17.7 56.4 9.09
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -
10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・最も医療資源を投入した傷病のICD10(G45$,G46$,I63$,I65$,I66$,I675,I679)別に集計しています。
・「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 等 543 1.16 2.14 0.18 73.63
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 235 1.5 8.15 0.85 66
K2683 緑内障手術(濾過手術) 68 1.78 9.76 0 67.63
眼科で最も多い手術は、白内障に対する水晶体再建術です。当該手術での入院期間は平均4.3日で、短期滞在による入院治療が可能となります。手術施行平均年齢は69歳となっています。
硝子体茎顕微鏡下離断術は黄斑疾患に対するもので、水晶体再建術と併施することがあります。
緑内障手術(濾過手術)は、房水の流れるルートを再建して眼圧を下げることを目的としています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
産科婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 87 2.79 7.32 1.15 50.76
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 84 1.35 4.61 0 38.4
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 81 12.35 6.86 0 34.17
婦人科腫瘍グループでは現在、侵襲の少ない腹腔鏡による手術(入院期間の短縮・術後QOLの向上)を積極的に施行しており、良性疾患のほとんど、また悪性疾患に対しても子宮頸癌(ⅠA2,ⅠB1,ⅡA1)は腹腔鏡下広汎子宮全摘術、子宮体癌(ⅠA)は腹腔鏡下子宮体癌根治術を施行しています。また妊孕能温存手術の子宮頸部広汎子宮全摘術も施行しています。
周産期においては、最も多い術式としては選択的帝王切開による分娩となります。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
消化器・肝臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 94 3.13 13.15 0 71.22
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 74 1.08 1.74 0 68.26
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 58 1.9 7.97 1.72 69.67
消化器・肝臓内科で最も多い手術は、肝細胞がんに対する動注塞栓術(TACE)です。肝がんは進行すると肝動脈の血流が豊富になり、腫瘍へ栄養を供給するようになります。これに対しカテーテルを動脈内に挿入し、抗がん剤を注入することにより動脈の血流を遮断し、腫瘍細胞を壊死させることができます。また、早期大腸がん、早期の胃がんに対しては、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を施行しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 190 3.42 3.51 0.53 72.01
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 111 1.83 4.24 0 64.88
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 57 1.51 3.56 0 71.75
循環器内科で最も多い症例は、虚血性心疾患(狭心症,心筋梗塞)において、75%以上の狭窄病変に対して施行されるステント留置術です。
不整脈疾患においては、特殊なカテーテルから高周波電流を流し、心筋を焼灼して不整脈を根治するアブレーション治療が最も多くなっています。
また、四肢の血管内治療(EVT)は、主に下肢の閉塞性動脈硬化症に対して施行しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
消化管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7322 人工肛門閉鎖術(腸管切除を伴う) 56 3.16 18.77 0 52.32
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 30 3.8 11 0 65.97
K719-22 腹腔鏡下結腸切除術(全切除、亜全切除) 27 6.7 21 0 44.19
消化管外科で最も多い手術は、全大腸炎型潰瘍性大腸炎の患者さんの2期目手術である人工肛門閉鎖術です。
これは標準手術の大腸全摘+型回腸嚢肛門吻合による完治が目的ですが、一時的な回腸人工肛門を造設し、約3ヶ月後閉鎖術を行うという手術計画になります。結腸、直腸癌に対する手術でも、一時的に人工肛門を造設することがあり、その際にはのちに人工肛門閉鎖術が実施されます。結腸、直腸癌、および潰瘍性大腸炎やクローン病に対しては、低侵襲手術である腹腔鏡下手術の適応を拡げています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
耳鼻咽喉・頭頸部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K319 鼓室形成手術 63 1.76 5.87 0 42.29
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 30 1.23 6.93 0 54.33
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 23 1.3 8.65 4.35 61.65
耳鼻咽喉・頭頸部外科で最も多い手術は、真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術です。鼓室形成術は中耳の状態に応じてⅠ型~Ⅳ型の術型から選択されます。最近の術後聴力成績は、Ⅰ型で85%、Ⅲ型で77%、Ⅳ型で72%の成功率です。
慢性副鼻腔炎の手術は内視鏡下鼻内手術で施行しています。難症例にはナビゲーションシステムも活用して安全な鼻内手術を行っています。甲状腺がんに対して腫瘍切除術を行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 等 143 4.1 28.3 13.29 68.52
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 等 25 1.36 5 0 52.04
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術(躯幹) 等 23 2.7 17.09 13.04 65
三重大学整形外科で多い手術の一つは、人工股関節置換術です。関節手術では、摩耗しにくいポリエチレンやセラミックスを使用した人工関節を用いたり、骨セメントを使用しないインプラントを用いるなどして人工関節の耐久性を高める工夫をしています。
骨軟部腫瘍は、四肢体幹いずれの部位でも発生しうる腫瘍であり、良性および悪性の組織診断を的確に行い、患肢温存も考慮した切除出を行っております。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
腎泌尿器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 94 1.62 5.49 0 71.17
K843 前立腺悪性腫瘍手術 44 2.02 11.27 0 66.34
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 33 2.18 12.18 3.03 66.94
腎泌尿器外科で最も多い手術は、膀胱がんに対する経尿道腫瘍摘出術(TUR-BT)です。内視鏡を膀胱内に挿入し腫瘍を切除します。入院期間も平均7日程度となっています。次いで、前立腺癌に対する、前立腺悪性腫瘍手術や腎細胞癌対する 腹腔鏡での手術が上位を占めています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 169 1.52 6.73 0 57.24
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 126 1.46 5.59 0 54.52
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 48 1.94 10.35 0 58.31
乳腺外科での主な手術は、乳房に対する切除術です。「乳房切除・腋窩郭清を伴わないもの」は、腋窩リンパ節に転移がなく、癌の進展範囲が広く温存手術が困難なものが対象となります。「乳房部分切除・腋窩郭清を伴わないもの」は、腋窩リンパ節に転移がなく、比較的限局した病変で、温存手術が可能なものが対象となります。「乳房切除・胸筋切除を併施しないもの」は、腋窩リンパ節に転移があり、癌の進展範囲が広く温存手術が困難なものが対象となり、胸筋を温存して乳房を切除する手術です。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
肝胆膵・移植外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 55 5.04 14.31 0 69.64
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 43 1.49 3.7 0 58.6
K6955 肝切除術(2区域切除) 20 3.4 29.0 0 68.9
肝胆膵・移植外科で最も多い手術(処置)は、内視鏡下胆道ステント留置術です。当科が主に診療対象とする胆道癌や浸潤性膵管癌などの肝胆膵領域の悪性腫瘍は胆管への癌の浸潤によって胆管閉塞をきたすことから、黄疸を契機に発見されることが多いです。したがって、まず減黄を目的とした自己拡張型メタリックステント(SEMS)の留置を内視鏡下に施行しております。
腹腔鏡下での胆嚢摘出術は、胆嚢結石や胆嚢ポリープに対する標準的な術式となります。
肝切除(2区域)は、主に原発性肝癌(肝細胞癌、肝内胆管癌)、転移性肝癌をはじめとする肝悪性腫瘍、胆道癌(肝門部胆管癌、胆嚢癌)などの胆道悪性腫瘍に対して行われる肝切除術です。2区域とは前区域と後区域(右肝切除)、前区域と内側区域(肝中央2区域切除)、内側区域と外側区域(左肝切除)というように2区域を占める病変に対して適応とされる術式です。膵臓領域の主要な手術は、亜全胃温存膵頭十二指腸切除術、膵体尾部切除術です。門脈合併亜全胃温存膵頭十二指腸切除術は門脈浸潤を有する膵頭部癌などの疾患に対する標準的術式としております。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 38 5.79 33.34 7.89 56.61
K1781 脳血管内手術(1箇所) 35 2.37 24.31 20 64.91
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 17 4.06 18.47 11.76 65.29
脳神経外科で最も多い手術は、頭蓋内腫瘍摘出術です。髄膜腫、神経膠腫等の脳腫瘍に対し、開頭し手術を行います。 
施行にあたっては、手術部位をリアルタイムに明確に示すニューロナビゲーション装置を完備しております。 
脳血管内手術は、脳動脈瘤に対して閉塞目的でコイルを挿入したり、脳動脈奇形に対しては液体塞栓物質を用いて閉塞を図ります。
椎弓形成術は脊柱管狭窄症に対して、脊髄の圧迫を緩和するための手術です。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 130 2.65 12.67 0 72.18
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) 20 1.85 7.45 0 47.95
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) 20 1.9 6.35 0 40.95
皮膚科で最も多い手術は、皮膚悪性腫瘍の切除術です。悪性黒色腫、基底細胞癌、有棘細胞癌などに対して施行します。欠損した部分は縫縮の他に植皮や皮弁形成を用いて整復します。
皮膚、皮下腫瘍摘出術は、悪性腫瘍以外のほくろや表皮嚢腫などに対して施行します。また、難治性潰瘍や、熱傷に対して壊死組織除去および植皮手術を行っています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5551 弁置換術(1弁) 21 5.71 21.86 33.33 73.76
K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建)) 16 5.81 13.5 6.25 67.88
K5541 弁形成術(1弁) 13 4.08 19.85 0 56.92
心臓血管外科で最も多い手術は、大動脈弁、僧帽弁の閉鎖症、狭窄症に対して施行される弁置換術です。
大動脈弁置換術では上行大動脈切開、僧帽弁置換術では右側左房石灰から羅患している便に到達し、人工弁を縫着します。
弁形成術では、房室弁の弁病変に対し、形成・修復を加えることで自己の弁を温存しながら弁機能の回復を図る術式です。
大動脈瘤切除術は、 腎動脈遮断を伴う腹部大動脈瘤に対する人工血管置換術です。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 等 21 1 1.05 4.76 2.62
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 16 1.19 1.38 6.25 1.44
K836 停留精巣固定術 13 1.08 1.31 7.69 1
小児外科で最も多い手術は、鼠径(そけい)ヘルニア手術です。いわゆる“脱腸”と呼ばれるもので、小児の外科手術では最も多い病気です。当院では入院期間も約3日間となっており、で短期滞在で手術が可能となっています。小児外科領域でも腹腔鏡などの内視鏡手術も増加傾向にあります。
停留精巣とは、陰嚢の中に精巣が入っていない状態で、男児の先天的疾患の中でも頻度の高い病気です。
精巣を足の付け根あたりに触知できる場合は、固定術を行います。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
IVR科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 63 1.56 6.65 0 64.41
K773-4 腎腫瘍凝固・焼灼術(冷凍凝固) 56 2.2 6.2 0 64.55
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cmを超える)(その他) 30 2 9.3 0 65.53
IVR科で最も多い手術は、肝細胞癌や転移性肝癌、腎腫瘍、副腎腫瘍等に対する塞栓術です。腫瘍のすぐそばまでカテーテルを挿入し、抗癌剤の注入や塞栓剤を挿入します。
腎腫瘍冷凍凝固術は、凍結療法とは、針を腫瘍に刺した後、針先からドライアイスのような氷を形成することで、腫瘍を凍らせて、壊死させてしまう治療法です。
肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(肝RFA)は、肝細胞癌や転移性肝癌に対して施行されます。電気メスより周波数の高いラジオ波を用い、穿刺電極と対極版との間に生じた交流電流により焼灼する治療法です。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 42 2.81 14.88 2.38 63.57
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 28 1.93 12.75 0 68.93
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 26 1.46 8.96 0 66.38
呼吸器外科では、胸腔鏡下での肺悪性腫瘍切除術がメインとなっています。
胸腔鏡は、脇の下に約3cmほどの石灰を行い、そこから胸腔鏡を挿入し手術を行います。
原発性の肺癌での標準的治療は肺葉切除であり、1肺葉では腫瘍芽残る場合は、隣接する肺葉の切除、または2葉切除が行われます。
区域切除は、腫瘍が2cm以下と小さく、リンパ節転移の認められないStage1A、T1aN0M0の症例に適応されます。
部分切除は、リンパ節転移の認められない症例に適応されます。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
放射線診断科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 36 1.53 1.17 0 74.31
K5612 ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 32 1.31 5.34 3.13 76.09
K5611 ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 20 1.45 5 5 73.95
放射線診断科で最も多い手術は、腹部大動脈瘤ステントグラフト挿入前、及び術後のエンドリークに対する処置として施行される血管塞栓術です。次いで、腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術、胸部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術が主な種々tうとなります。
ステントグラフトとは、人工血管(グラフト)とス金属製の骨組み(ステント)で構成されており、これを血管内の動脈瘤が存在する部位に留置します。これにより動脈瘤内への血液流入を防ぐ事ができ、動脈瘤に血圧がかからなくなるため、破裂を防ぐ事ができます。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 20 0 24.1 10 0
K574-2 経皮的心房中隔欠損閉鎖術 - - - - -
K5621 動脈管開存症手術(経皮的動脈管開存閉鎖術) - - - - -
小児科で行う手術(注:保険診療上、手術に分類される手技)では、新生児に対する新生児仮死蘇生術が多く、ハイリスク新生児の出生の際には24時間、小児科医が立ち会い、蘇生処置処置を行っています。出生後1分後、5分後に評価するアプガースコア(皮膚色・心拍数・刺激反応・筋緊張・呼吸)の結果から仮死度が判定され、「仮死第1度」は、スコア点数4~6点の軽度仮死状態に該当します。重度の仮死の場合「仮死第2度」に該当しそれぞれに必要な蘇生術を行っています。経皮的心房中隔欠損閉鎖術は、先天性心心房中隔欠損に対して施行される高度なカテーテル手術で、全身麻酔、経食道エコーガイド下に、アンプラッツアー閉鎖栓などの特殊なデバイスを用いて行います。経皮的動脈管開存閉鎖術は、2mm以下の動脈管開存には、コイルを用い、2mm以上の場合は、閉鎖栓を用いて施行します。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 49 5.65 9.14 2.04 57.96
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
診療科の性格上、腫瘍内科で手術を施行することはありません。
「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置術」は放射線科において、エコーガイド下にて施行しております。
経尿道的尿管ステント留置術、内視鏡摘胆道ステント留置術は、腫瘍内科に入院中に他科にて施行された手術となります。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
救急科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) - - - - -
気管切開術は、救命のための気道確保に対して、気管カニューレを挿入する際に施行しております。
止血術、塞栓術は、外傷などによる血管損傷に対して施行された手術となります。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 10 11.1 10.9 20 59.3
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - -
腎臓内科で最も多い手術は、内シャント設置術です。慢性腎不全で血液透析が必要となった際に施行する手術で、動脈と静脈を吻合し、動脈から静脈へ直接血液が流れる通り道(シャント)を作成する手術です。腎泌尿器外科と協力して処置を行います。
連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術は、腹膜透析に必要なカテーテルを腹腔内に留置する手術です。消化管外科と協力して処置を行っています。
経皮的シャント拡張術は、シャントが狭くなったり(狭窄)、閉じてしまった(閉塞)際に、シャントを広げる手術です。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 11 19.09 14.09 9.09 71.45
K386 気管切開術 - - - - -
K047-3 超音波骨折治療法 - - - - -
診療科の性格上、神経内科で手術を施行することはありません。
表示されている手術は、神経内科に入院中に他科にて施行された手術となります。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 11 22.64 37.64 0 63.18
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K6146 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) - - - - -
診療科の性格上、腫瘍内科で手術を施行することはありません。
「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置術」、「中心静脈注射用植込型カテーテル設置術」は放射線科において、エコーガイド下にて施行しております。
血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈)は、血液内科に入院中に他科にて施行された手術となります。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K2761 網膜光凝固術(通常) - - - - -
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
診療科の性格上、呼吸器内科で手術を施行することはありません。
「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置術」は放射線科において、エコーガイド下にて施行しています。
網膜光凝固術、内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術は、呼吸器内科に入院中に他科にて施行された手術となります。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
糖尿病・内分泌内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2762 網膜光凝固術(その他特殊) - - - - -
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) - - - - -
K281 増殖性硝子体網膜症手術 - - - - -
診療科の性格上、糖尿病・内分泌内科で手術を施行することはありません。
表示されている手術は、糖尿病・内分泌内科に入院中に他科にて施行された手術となります。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
総合内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - - -
表示されている手術は、総合内科に入院中に他科にて施行された手術となります。
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10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。
・複数の診療科に転科している患者がそれぞれの科で手術を行った場合術前日数は、様式1にある「医療資源を最も投入した傷病名」の診療科として、主たる手術のみをカウントしています。
・輸血関連(K920$)は除外としています。
・創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術等、他、軽微な手術およびすべての加算は除外としています。
・術前日数は様式1開始日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数としています。
・術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)様式1終了日までとしています。
・ 「転院」については、退院先が「4他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率としています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 18 0.13
180010 敗血症 同一 18 0.13
異なる 17 0.13
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 59 0.44
異なる - -
10症例未満の数値は「-」で表示しています。
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[集計条件]
・平成27年4月1日から平成28年3月31日までの退院患者で、一般病棟に1回以上入院した患者データを対象としています。
・最も医療資源を投入した傷病名が播種性血管内凝固(DPC6桁130100)、敗血症(DPC6桁180010)、その他の真菌症(DPC6桁180035)、手術・術後の合併症(DPC6桁180040)について、入院契機病名(DPC6桁レベル)の同一性の有無を区別して症例数をカウントしています。
・同一性の有無とは、上記4つの各医療資源最傷病の症例(DPC6桁レベル)について、様式1の入院契機傷病名に対するICD10コードが、下記の医療資源最傷病名に対応するICD10コードに該当している場合は「同一」としています。
・同一性の有無を区別した各症例数(個々の様式1ベース)の、全退院患者数に対する発生率を示しています。

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 ・播種性血管内凝固(DPC6桁130100):D65 D683 O723
 
 ・敗血症(DPC6桁180010):A021 A327 A391 A392 A393 A394 A395 A398 A399 A40$ A41$ B007 B250 B252 B376 B377 B387 B393 B407 B417 B427 B447 B464

 ・その他の真菌症(DPC6桁180035):A43$ A44$ B35$ B36$ B370 B372 B373 B374 B378 B379 B380 B381 B382 B383 B388 B389 B390 B391 B392 B394 B395 B399 B400 B401 B402 B403 B408 B409 B410 B418 B419 B420 B421 B428 B429 B430 B432 B438 B439 B448 B449 B451 B452 B453 B457 B458 B459 B460 B461 B462 B463 B465 B468 B469 B47$ B48$ B49

 ・手術・術後の合併症(DPC6桁180040):T80$ T81$ T820 T822 T823 T824 T825 T826 T827 T828 T829 T83$ T84$ T85$ T87$ T880 T881 T882 T883 T884 T885 T886 T888 T889
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 180040 手術・処置の合併症(59件) の “入院の契機となった症病名“ 内訳
  眼内レンズ脱臼、偏位:15件 透析シャント狭窄、閉塞、感染:14件 吻合部狭窄:6件 術後創部感染、創部膿瘍:6件 植込型カテーテルポート破損:3件 カテーテル感染症、敗血症:3件 縫合不全:2件 CAPD腹膜炎:2件 CAPDカテーテル位置異常:1件 ペースメーカー植込後感染症:1件 移植人工血管感染:1件 術後腹腔内膿瘍:1件 水晶体核落下:1件 生検後出血:1件 骨盤部感染症性リンパのう胞:1件 膣断端出血:1件
更新履歴
2016/9/28
平成27年度病院指標を公開しました。
2015/11/10
解説文を更新しました。