Training就職・進学・研修

薬剤師の声

令和3年12月現在

薬剤部のアピールポイントは何ですか

高度先進医療を支える専門知識・技術をもつ人材と教育、研究体制が整っているところです。手術部門、ICU、NICU、外来化学療法部、臨床研究開発センター、感染制御部、医療安全管理部、総合サポートセンター(入退院支援部門)など、様々な部署で薬剤師が積極的に活動しており、成長が楽しみな薬剤師が多いこともアピールポイントです。

  • 教授・薬剤部部長

    岩本 卓也 (医学博士、日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師、日本医療薬学会 がん指導薬剤師、日本臨床薬理学会 指導薬剤師、日本老年薬学会 老年薬学指導薬剤師)

新人薬剤師の教育カリキュラムはありますか

まずは病院の新入職者全員を対象とした研修があり、各部門の役割や医療安全、医療人としての心構えなどを、他職種の新人さんたちと交流しつつ学びます。
その後、常勤職員として入職した方々は、各薬剤部門をローテーションし業務を習得していきます。病棟での薬剤業務にも1年目から少しずつ関わっていただいています。
また、レジデントとして入職した方々は、プログラムに沿った2年間の研修が始まります。

  • 副薬剤部長

レジデント研修について

私達も最初は不安でしたが、優しい先輩方から手厚い指導を受け、現在では業務とレジデントを両立できています。レジデント先輩として、私たちも全力でサポートします!

  • ファーマシーレジデント2年目

レジデント修了後の進路や学会活動、研究について教えてください

若手のうちから学会発表や英語論文執筆の機会があり、しっかりと指導いただけます。私は「エビデンス構築を行える研究マインドを兼ね備えた薬剤師」を目指し、社会人大学院へ進学します。

  • ファーマシーレジデント卒業生

大学病院の勤務は大変と聞いたのですが

大学病院として実務・教育・研究と幅広く学ぶことがあり、大変な面もありますが、薬剤師に必要な技能・知識を十分に習得できます。

  • 新人薬剤師

子どもが生まれても働き続けられますか

産休や育休制度を利用でき、当直免除や時間短縮勤務も認められています。
育児との両立は大変ですが、職場復帰後も、キャリアプランに応じた働き方を相談できます。

  • 薬剤主任

どんなチーム医療がありますか

緩和ケア、感染対策(ICT)、栄養サポート(NST)など多くの医療チームがあり多職種が参加しています。チーム医療へは希望があれば、若手の薬剤師も参加でき、多職種連携を実感することができます。

  • 緩和ケアチーム担当

様々な症例を担当することはできますか

担当病棟はローテート制で、様々な診療科の薬物療法に携わる機会があり、薬剤師として幅広く多くの症例を経験することが可能です。

  • 小児薬物療法認定薬剤師

専門や認定資格の取得を目指せますか

様々な分野に専門資格者がいるので、先輩方からサポートしてもらえます。資格取得にかかる費用の一部補助をしてもらえる制度もあり、薬剤部として認定資格の取得を支援しています。

  • 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師

専門薬剤師を取得した後の活動をおしえてください

患者個別の治療方針について医師と協議するだけでなく、がん領域の勉強会を多職種で開催したり、遺伝子検査結果を基に治療方針を検討する「がんゲノムエキスパートパネル」へ薬剤の専門家として参加したりなど、様々な形でがん治療に関わっています。

  • がん専門薬剤師

感染管理領域に関心があるのですが

感染制御部に薬剤師が常駐しており、多職種で連携をとりながら抗菌薬適正使用支援や感染対策の業務を行っています。

  • 感染制御部 助教

精神科領域に関心があるのですが

精神科医療での薬剤師の役割は薬物療法だけではなく、災害派遣精神医療チーム(DPAT)の一員として人の心に寄り添う活動も担います。

  • 医療安全管理部 助教

薬剤業務に従事しながら学位を取得できますか

三重大学大学院の医学系研究科臨床薬剤学には、薬剤部に所属している教員が3名いますので、学位取得を目指すことが可能です。薬剤学の実験を行う機器が研究室に整備されているので、細胞実験や動物実験を行うこともできます。

  • 准教授

薬剤師も臨床研究を行うことができますか

臨床研究の経験を持つスタッフが在籍し、サポート体制が整備されています。高度先進医療、急性期医療を担う大学病院ですので、研究テーマも多く、手法を学びながら実施することが可能です。学位や専門薬剤師の取得、臨床能力の向上にもつながります。

  • 講師

地域保険薬局と三重大学病院との連携はありますか

薬剤部が主宰する臨床薬剤学に所属している大学院生です。普段は薬局に勤務しています。大学病院は、私のように薬局薬剤師を大学院生や認定薬剤師取得のための研修生として受け入れています。
大学病院で開催される薬薬連携研修会では、病院薬剤師と薬局薬剤師が活発な情報交換をしています。また、退院カンファレンスやトレーシングレポートを通して、両者が連携し、最適な薬物治療について熱く議論することもあります。

  • 保険調剤薬局薬剤師