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小児がん相談

施設紹介

三重大学医学部附属病院から徒歩5分のところに慢性疾患患児家族宿泊施設「三重ファミリールーム」が設置されています。設置母体は、がんの子供を守る会・三重ファミリールーム運営委員会で、同委員会は、三重大学の小児科医、看護師、看護学科教員、親の会メンバーより構成されています。施設は平成10年度国庫補助金3,500万円で建設し、年間約200万円の運営費用は、三重県小児科医会、地域企業からの寄付で賄っています。施設の掃除、リネン類の交換は三重大学看護学科学生ボランティアサークルが設立当初から継続して担当しています。施設利用料金は、1泊1,000円で光熱費に充当しています。

同施設は、木造2階建てで個室4室と共同利用室(プレイルーム)からなり、各個室は1LDK、バス・トイレ・物干用ベランダがあります。各個室には冷蔵庫、電子レンジ、ガスコンロ、エアコン、炊飯器、ポット、洗濯機、テレビ、ビデオ、空気清浄器が用意されています。施設設置後10年が経過しましたが、運営は順調で、利用者の多くは、県内遠隔地及び県外からの小児がん疾患、小児外科疾患、小児循環器疾患患者および家族となっています。


三重ファミリールーム

更に2施設目として、現状施設より広い1LDK2室を有する宿泊施設「三重大学病院ゲストハウス ハーモニーハウス」を建設し、平成26年10月より運営を開始しました。本施設の建設費の殆どは、企業の寄附金により賄われました。運営については、患児の利用料金は無料、その家族の利用は1泊1,000円/人(寝具利用料実費)とし、病院敷地内の利便性を活用し、患児及びその家族の宿泊の他、休憩やコミュニケーションの場及び退院前の在宅移行のための患児及び家族の訓練等にも利用されています。


三重大学病院ゲストハウス ハーモニーハウス