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保育について

保育について

小児がんの拠点病院である三重大学病院には病棟保育士が配置され、入院中であっても子どもらしい生活ができるよう、生活や遊び、発達の支援を行っています。
治療を柱に据えて子どもたちの健やかな発育を促す医療者と、あえて目標を設定せず、子どもや親とともに純粋に楽しむ時間を提供するボランティア。どちらも子どもの成長にとって大切な要素です。車の車輪のように患者さんとご家族を支えられるよう、一層努力してまいります。




病棟保育士からメッセージ

病棟には現在1名の保育士が在籍し、大きな環境の変化や身体的精神的負担の多い入院生活で生じる苦痛や緊張を軽減し、子どもらしい生活や笑顔で過ごせるよう、子どもとその家族に向き合って保育活動を行っています。
定期的に親子広場を開き、みんなで絵本を見たり手遊びや歌を歌ったりして楽しい時間を過ごします。また、制作活動を通して子ども同士の関わりも大切にしたいという思いから集団保育を実施するなど、子どもたちが楽しく、そして笑顔で過ごす時間が増えるよう、明るい雰囲気作りを心がけています。




施設紹介 - 子どもの発育に必要な環境を -

三重大学病院では、チャイルドライフスペシャリスト(CLS)が2名配置されており、子どもとその家族が前向きに長期入院治療と向き合えるよう、心理社会的支援をおこなっています。三重大学の学生ボランティアによる病棟の行事や企画運営にはCLS及び保育士がボランティアコーディネートを行っています。

プレイルーム

小児病棟には、小児がん患者の遊び場として、プレイルームが設置されています。定期的に、三重大学医学部の学生ボランティアによるボーリング大会、折り紙大会、おもちゃ作り、映画の上映会等のリクエーションを行っています。

ティーンズルーム

中高生限定の部屋であり、思春期の子どもたちが集える場所として提供しています。人気の図書、絵本、ゲーム、おもちゃ等のコーナーがあり、貸し出しなどを行っています。
また、ティーンズ会を開催し、思春期のこども達が集い、同年代同士で闘病生活や自分自身のことなどについて語らう場としています。