塗抹(とまつ)検査
検査材料をガラス(スライドグラス)に塗り、染色し、顕微鏡(1000倍)で観察します。細菌の形や染まり具合と、患者様の病状を合わせて感染症の病原体を迅速に推定することができます。ほとんどすべての細菌・真菌を染め出すことができるグラム染色と、結核菌の仲間(抗酸菌)のみを染め出す蛍光染色を主に行っています。
各部門紹介
細菌検査室では、ヒトに感染症を起こす原因となる病原菌(細菌・カビ)を特定し、その病原体に効く薬(抗菌薬)を見つけるための検査を主に行っています。
検査材料の採り方や、採った材料の保管方法によって検査結果が大きく変わってしまうことがあります。
患者様のご協力をお願いいたします。
検査材料をガラス(スライドグラス)に塗り、染色し、顕微鏡(1000倍)で観察します。細菌の形や染まり具合と、患者様の病状を合わせて感染症の病原体を迅速に推定することができます。ほとんどすべての細菌・真菌を染め出すことができるグラム染色と、結核菌の仲間(抗酸菌)のみを染め出す蛍光染色を主に行っています。
検査材料を寒天培地(寒天に様々な栄養分や薬剤を加えたもの)に塗り、35℃のふらん器で18時間以上培養します。発育した菌の性質を様々な方法で解析し、その菌名を調べます。特に血液はボトルに入った液状の培地で培養します。結果が判明するまでに3日~7日くらいかかります。結核菌の場合、6~8週間培養を継続します。
培養検査で感染症の病原体が見つかった場合、どの種類の薬(抗菌薬)が効くかを調べます。
肺炎の病原菌である肺炎球菌やレジオネラ菌、咽頭炎の病原菌であるA群溶連菌や、胃潰瘍の原因菌であるヘリコバクター ピロリなどがつくる特徴的なタンパク質(抗原)をそれぞれ検出する検査です。病原性大腸菌(O-157)や抗生物質の投与中に起こる下痢の原因となる菌(ディフィシル菌)が産生する毒素もこの方法で検出します。
病原体の遺伝子を検出する検査です。微生物検査室では結核菌や、その仲間の菌(アビウム菌、イントラセルラー菌)について行っています。