三重大学総合診療ネットワークのブログ

イベント報告

第28回学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー ワークショップ【もしカテ】参加レポート①

日本プライマリ・ケア連合学会学生・研修医部会 第28回学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー(2016/8/6-8/8)に三重大学医学部家庭医療学プログラムからスタッフ・後期研修医が講師として多数参加しました。

 今回の夏期セミナーでは、ワークショップを一つ主催し、プログラム紹介のポスターセッションへの講師としての参加、また多数の施設のコラボレーションによるワークショップへも講師として参加致しました。

主催ワークショップへは、後期研修医からは、志田先生、位田先生、渡辺先生、小野先生が、指導医からは、谷崎先生、矢部先生、原田先生、鶴田先生が、講師として参加しました。また、事前の準備には、岩佐先生、橋本先生、宮崎先生、森先生にお手伝い頂きました。

 ワークショップを通じて、家庭医療・総合診療に興味を持つ参加者(医学生・初期研修医)の皆さんに、『家庭医療後期研修を受けることで、家庭医療を特徴づける能力を徐々に習得し成長できること』を知っていただけたと感じています。その結果、参加者の皆さんの家庭医療後期研修を受けることが身近に感じていただけるようになったと考えています。

 参加者だけでなく、講師である後期研修医・指導医にもそれぞれ貴重な学びがありました。

 後期研修医の学びは、ワークショップの作り方を学び、ファシリテーターを体験できるだけではありません。後期研修での体験を自らの言葉で言語化し語ること(reflection on action)ができるようになりました。また、ワークショップの作成過程での気づきを自身で振り返りつつ(reflection in action)、楽しみながら夏期セミナー本番に臨むことができました。

 指導医の学びは、後期研修医への振り返りの提供を通じて、アウトカム基盤型教育の実践ができ、自身の学習者との関わり方の傾向を自覚することができました。また、マネージメントの手法を用いたワークショップの作成にもチャレンジできました。

 このように、夏期セミナーでのワークショップ主催は、参加者・講師の双方にとって貴重な学びの機会となります。

 来年度も後期研修医・若手指導医の溢れる情熱で、学生・初期研修医の皆さんに、家庭医療・総合診療の良さを知ってもらい、未来の家庭医・総合診療医を増やしてゆきましょう!

 私たちは、このイベントを通じて、家庭医・総合診療医を育成してくれた地域・住民の皆さんへ貢献できると信じています。

moshikate

***********************************

 ・主催したワークショップ「もし”ふつう”の研修医が家庭医療後期研修をうけたら~もしカテ~」、ニューウェルシティ湯河原(2015/8/6)

 概要;“ふつう”の研修医が、たった3年間で「家庭医です」と胸を張って言える。そんな家庭医療の後期研修って、一体どんなもの? 家庭医療専門医は、2017年度から導入される新専門医制度の総合診療専門医の位置付けとほぼ同じとされています。 このセッションは、そんな家庭医療の後期研修をグループワークも織り交ぜつつ体験し、家庭医療研修を俯瞰することを目的にしています。 医学生・初期研修医だけでなく、多職種の学生たちにも、家庭医のタマゴがどんなことを学んで、どんなことを大事にしているのかを知ってほしいと、私たちスタッフは考えています。 どんな無理難題(?)が待ち受けているのか。 家庭医の先輩達のように、自分も成長できるのか。 仲間ともに悩みつつ成長する家庭医の姿とは? その答えを、研修中の若手家庭医~研修後の家庭医による幅広い層のスタッフと一緒に見つけてみませんか?

・プログラム紹介/ポスターセッション講師(2016/8/7)

・コラボレーションしたワークショップ「日本でどんな家庭医が育っているの?~第4回!家庭医療専門医試験を体験する」、ニューウェルシティ湯河原(2016/8/7)

***********************************

終わりに)

一志病院、亀山市立医療センター、高茶屋診療所、津ファミリークリニック、名張市立病院、三重大学の各指導医・後期研修医の先生方・スタッフの皆さんには、上記の先生方の夏期セミナーへの参加のため、当直をはじめとする各種勤務などのサポートを頂き、大変感謝しております。この場をお借りして御礼を申し上げます。

三重大学医学部附属病院 総合診療科 助教 近藤 諭

一覧を見る