初期研修

三重大学の初期研修では、大学病院での4週間の総合診療科研修が必修となっています。初期研修医は,医学教育のフェローシップを終えた指導医から指導の下に、日中の外来で,診断のついていない初診患者とそのフォローアップを担当します。初期研修で初診を中心とした日中の外来を研修することが必須となるプログラムは少ないため、当院の初期研修の大きな特長となっています。1ヶ月の研修を終えると,診察・プレゼンテーション・自己学習とも,研修医の大きく成長した姿をみることができます。

初期研修医へのミニレクチャー

4週間のローテーション期間中、各指導医がそれぞれの強みを活かして、初期研修医たちへミニレクチャーを行っています。お題はいずれも他科での外来でも使える知識・スキル揃いです。こうした活動が、三重県の医療水準の向上に細やかながらも貢献することを期待しています。

主なお題としては「短時間で臨床上の疑問を解決する方法」「外来ショートプレゼンテーション」「聴診の仕方」「患者中心の医療の方法」「家族志向性プライマリ・ケア」などです。

患者中心の医療の方法

現病歴,既往歴,アレルギー歴……といった,医学的な診断のための病歴聴取を超え,患者の診療への意向と主治医の考えをどうすりあわせていくか,という患者の受診満足度に繋がる面接方法をレクチャーします。

聴診・身体診察

総合診療科へローテーションした初期研修医を対象に、身体診察のレクチャーを行っています。レクチャーの内容は、研修医のニーズやこれまでの研修内容に応じて変更し、医師としての能力の基礎を高められるよう配慮しています。

外来ショートプレゼンテーション

[準備中です]

臨床での治療で疑問があったときの解決方法~EBMの5ステップ~

双方向性のレクチャーおよびuptodateとdynamedの実演を通して、EBMの5ステップについて知識としてではなく実臨床でどのように活用するかを習得することを目標としています。ローテーション中に実際に活用することを目指しています。

PubMed検索のツボ

良質なエビデンス = 論文を見つけるためには、確かな文献検索のスキルが欠かせません。PubMedの基本的な使い方をハンズオンで学びます。

日常診療で役立つ家族志向のケア

様々な健康問題は患者と家族の関係性に関連するといわれ、治療の鍵となることも少なくありません。この講義では、日常診療で役立つ家族の見方の基本や、効果的な家族面談のコツを分かりやすく解説します。