三重大学総合診療専門研修プログラム (2016年以降卒業の方)

基本情報

  • 基幹施設都道府県 : 三重県
  • 基幹施設名 : 三重大学医学部附属病院
  • プログラム名 : 三重大学総合診療専門研修プログラム

2020年度新専攻医の応募要項はこちら

** 本ページの掲載内容は一次審査を通過したものであり、二次審査を踏まえて修正・変更があることをご承知おきください。 **

理念・使命

プログラムの理念・目的

  • 地域に貢献し、地域から愛される医療者を、三重の地から育成。
  • 診療所・病院・地域のいずれでも活躍できる、総合診療医を育成。
  • 学習者が指導者と共に、総合診療のプロフェッショナルとして、学び続けられる安全な場・環境を提供。
  • 医療・教育・研究のいずれの分野にもチャレンジし、各分野のリーダーとなる医療者を育成。

プログラムの使命

  • 学習者とともに学び続けるロールモデルとなる。
  • 地域のみんなを笑顔にするプロデューサーになる。
  • 医療・教育・研究のイノベーターになる。

プログラムの特徴

修了時に優れた総合診療医となるために、プログラムの期間は3年間とする。

将来の希望に応じた最適な研修施設の選択肢

将来、総合診療医として希望するキャリアを考慮し、ローテーションを多様な選択肢の中から組み立てることができます。規模としては、診療所−中・小規模病院−大学病院、立地としては、市内−郊外−遠隔地といった様々なセッティングの教育医療機関があり、選択することが可能です。

指導医の充実

診療・教育・学術活動における経験、実績が豊富な指導医がそろっています。当プログラムのみならず、国内外の様々な研修プログラムや大学の出身者がおり、各々の強みを活かし、指導に磨きをかけています。
(指導医総数35名 + 内科、小児科、救急科指導医)

研修サポート・学習機会の充実

総合診療の研修に必要な学習を促すため、専攻医向け勉強会 (隔週)、レジデントデイ (隔月)、ポートフォリオ発表会 (年3回)、指導者講習会 (年2回) 等を定期的に行っています。また、学会発表や論文執筆等学術活動のために、リサーチカンファレンス、リサーチセミナーもあります。さらにレジデント会 (同僚サポート)、メンタリング (指導医との面談) を通して、夢やビジョンを実現していくことを応援しています。結婚・集散・育児への支援等、男女共同参画へも積極的に取り組んでいます。

地域住民や多職種との協働

地域でのタウンミーティング、健康づくり活動、多職種協働のカンファレンス等、地域住民とともに健康な街づくりに関わる機会が豊富にあります。

ローテーション

例1 将来病院の総合診療医として活躍する場合

  4 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年目 総診Ⅱ(12ヶ月)
2年目 内科(12ヶ月)
3年目 小児科(3ヶ月) 救急(3ヶ月) 総診Ⅰ(6ヶ月) 

例2 将来、診療所の総合診療医として活躍する場合

  4 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年目 総診Ⅰ(12ヶ月)
2年目 内科(12ヶ月)
3年目 小児科(3ヶ月) 救急(3ヶ月) 総診Ⅱ(6ヶ月)

到達目標

将来、病院において活動する総合診療専門医

病院での診療・組織での活動においてサブリーダーとしてその能力を発揮し、その病院の地域で包括的なケアを提供できることである。

将来、診療所において活動する総合診療専門医

診療所で副所長として、診療・組織での活動を実践し、診療所の地域で包括的なケアを提供できることである。

具体的なアウトカム

地域を支える診療所や病院においては、他の領域別専門医、一般の医師、歯科医師、医療や健康に関わるその他職種等と連携して、地域の保健・医療・介護・福祉等の様々な分野におけるリーダーシップを発揮しつつ、多様な医療サービス(在宅医療、緩和ケア、高齢者ケア等を含む)を包括的かつ柔軟に提供できる。
また、総合診療部門(総合診療科・総合内科等)を有する病院においては、臓器別でない病棟診療(高齢入院患者や心理・社会・倫理的問題を含む複数の健康問題を抱える患者の包括ケア、癌・非癌患者の緩和ケア等)と臓器別でない外来診療(救急や複数の健康問題をもつ患者への包括的ケア)を提供することができる。

以下の7つの資質・能力を獲得することを目指す。

  1. 包括的統合アプローチ
  2. 一般的な健康問題に対する診療能力
  3. 患者中心の医療・ケア
  4. 連携重視のマネジメント
  5. 地域包括ケアを含む地域志向アプローチ
  6. 公益に資する職業規範
  7. 多様な診療の場に対応する能力

研修終了後の充実のキャリアパス

OBの多様なキャリア

診療所系

  • 家庭医療診療所指導医
  • 地元で新規開業・継承開業
  • 過疎地での診療所
  • 在宅専門クリニック副院長

病院系

  • 大規模病院総合診療科にて指導医
  • 中規模病院総合診療科・在宅医療チーム指導医
  • 中規模病院総合診療科・感染症指導医

アカデミック & 特殊系

  • 医学教育大学院に進学
  • 大学総合診療科教員
  • 地域病院寄附講座病院
  • パラリンピックチームドクター

海外系

  • 米国家庭医療レジデント
  • フォローシップ
  • 海外にて家庭医 (中国、オランダ、ネパール、南極)

研修施設

研修施設の一覧はこちら

指導医陣からのひとこと

総合診療医はその地域の住民が必要な医療などのケアを提供する。新生児から後期高齢者まで、 男女を問わず、臓器を問わずすべてのケアである。そのケアを外来、病棟、救急外来、在宅などの どこでも提供できる。より高度な医療が必要であれば、それを専門診療科につなげることができる。 また、例えば在宅医療などで人手が必要であれば、専門診療科のみならず、多職種医療従事者と 連携が取れる。さらに地域の住民と一緒に地域のケアを考え、ケアを提供できる体制を構築すること ができる。なにより、患者の笑顔をアウトカムにしたケアを提供する。優れた診断や治療の能力のみならず、患者の思いや心理的社会的背景も大切にする。

このような総合診療医を3年間の後期研修で育成するための教育・研修方法を、長い年月と莫大な人的投資、経済的投資を行って私たちは手に入れることができた。 君たちを、優れた総合診療医にする自信を私たちは持っている。そして、学習者中心の研修で君たちが研修に満足することを確信している。さあ、三重総合診療後期 研修プログラムを開始して切磋琢磨し、君たちが将来過ごすであろう地域の住民に最良のケアを提供しよう。

★2015年以前に医学部を卒業された方の応募要項はこちら