家庭医療後期研修プログラム ver2.5 (2015年以降卒業の方)

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理念・使命

プログラムの理念・目的

  • 地域に貢献し、地域から愛される医療者を、三重の地から育成。
  • 診療所・病院・地域のいずれでも活躍できる、総合診療医を育成。
  • 学習者が指導者と共に、総合診療のプロフェッショナルとして、学び続けられる安全な場・環境を提供。
  • 医療・教育・研究のいずれの分野にもチャレンジし、各分野のリーダーとなる医療者を育成。

プログラムの使命

  • 学習者とともに学び続けるロールモデルとなる。
  • 地域のみんなを笑顔にするプロデューサーになる。
  • 医療・教育・研究のイノベーターになる。

プログラムの特徴

修了時に優れた総合診療医となるために、プログラムの期間は4年間とする。

多様な医療機関で活躍できる総合診療医の養成

将来、総合診療医として活動する場に応じて、主に診療所に比べて病院での研修に重点を置く研修や病院に比べて診療所での研修に重点を置く研修など、ローテーションを組み立てることができる。そのために、規模としては中小規模病院・診療所・大学病院等、立地としては市中・郊外・遠隔地といった様々なセッティングの医療施設を用意している。専攻医の選択での研修も充実。

指導医の充実

診療・教育・学術活動で経験や能力があふれる総合診療等の非常に指導医が充実している。

研修サポートシステムの充実

iPad、医療検索ソフト、ビデオレビュー、シミュレータ等の教育機器をすべての専攻医のために用意。TVネットワークシステムを利用し、どの施設でも火曜勉強会、三重家庭医療学セミナー等に参加でき、またポートフォリオ発表会、国際家庭医療フォーラム、生涯教育と指導医養成をテーマとした講習会等や専攻医が参加するレジデントデイ等、他のプログラムに比較できないぐらいの様々な学習の場がある。

また、学会発表や論文発表の学習機会として、リサーチセミナー、リサーチミーティング、ジャーナルクラブ等もある。

さらにレジデント会(ピアサポート)、スタッフとのメンタリング/コーチングを通して、夢やビジョンを実現していくことを全面的にサポート。

なお、男女共同参画のために、結婚・出産・育児等の支援をプログラムで最大限に配慮する。

ローテーションしやすい研修施設

三重県内を中心とした医療施設を研修医の意見を十分に尊重して決定される研修決定システム。

多職種連携や、地域の住民・医療機関の利用者などの協力

多職種医療従事者との多くのカンファレンス、そして顔の見える会、健康のつどい、ワールドカフェ、各地でのタウンミーティングなど地域住民とともに医療体制を構築する機会が豊富。

フェローシップ、大学院進学など多彩なキャリアの選択肢

家族システム/心理社会学フェローシップ、在宅・緩和医療フェローシップ、プライマリ・ケア感染症フェローショップなど、また、総合診療のためのPhDコース・Masterコース、アカデミックGP教育コース、海外総合診療医チャレンジコース等、後期研修終了後のキャリアパスも充実。

ローテーション

例1 将来病院の総合診療医として活躍する場合

  4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
1年目 総診Ⅱ
2年目 総診Ⅰ 内科
3年目 小児科 救急 産婦人科  選択     
4年目 総合診療Ⅱ

例2 将来、診療所の総合診療医として活躍する場合

  4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
1年目 総診Ⅱ
2年目 総診Ⅱ 内科
総診Ⅰ ハーフディ
3年目 小児科 救急 産婦人科 選択
総診Ⅰ ハーフディ
4年目 総診Ⅰ

到達目標

将来、病院において活動する総合診療専門医

病院での診療・組織での活動においてサブリーダーとしてその能力を発揮し、その病院の地域で包括的なケアを提供できることである。

将来、診療所において活動する総合診療専門医

診療所で副所長として、診療・組織での活動を実践し、診療所の地域で包括的なケアを提供できることである。

具体的なアウトカム

地域を支える診療所や病院においては、他の領域別専門医、一般の医師、歯科医師、医療や健康に関わるその他職種等と連携して、地域の保健・医療・介護・福祉等の様々な分野におけるリーダーシップを発揮しつつ、多様な医療サービス(在宅医療、緩和ケア、高齢者ケア、等を含む)を包括的かつ柔軟に提供できる。
また、総合診療部門を有する病院においては、臓器別でない病棟診療(高齢入院患者や心理・社会・倫理的問題を含む複数の健康問題を抱える患者の包括ケア、癌・非癌患者の緩和ケア等)と臓器別でない外来診療(救急や複数の健康問題をもつ患者への包括的ケア)を提供することができる。

以下の6つのコアコンピテンシーを獲得することを目指す。

  1. 人間中心の医療・ケア
  2. 包括的統合アプローチ
  3. 連携重視のマネジメント
  4. 地域志向アプローチ
  5. 公益に資する職業規範
  6. 診療の場の多様性

研修施設

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専攻医採用について

説明会の開催 2016年5月または6月に名張市にて開催
三重総合診療後期研修プログラムのエクスターンシップ
※詳しくは三重大学家庭医療学・総合診療科のホームページにてご確認ください。
募集方法

プログラムへの応募者は、下記応募書類を締切日までに研修プログラム責任者宛てに提出。

1) エッセイ
2) 履歴書
3) 推薦状
4) 医師免許証の写し

選考方法/採否結果  願書・面接(プログラム統括責任者、指導医、専攻医代表との面接)より総合的に審査
採否を決定して機構にて示された日程に本人に文書で通知します。

総合診療専門研修プログラム 統括責任者:竹村 洋典

総合診療医はその地域の住民が必要な医療などのケアを提供する。新生児から後期高齢者まで、 男女を問わず、臓器を問わずすべてのケアである。そのケアを外来、病棟、救急外来、在宅などの どこでも提供できる。より高度な医療が必要であれば、それを専門診療科につなげることができる。 また、例えば在宅医療などで人手が必要であれば、専門診療科のみならず、多職種医療従事者と 連携が取れる。さらに地域の住民と一緒に地域のケアを考え、ケアを提供できる体制を構築すること ができる。なにより、患者の笑顔をアウトカムにしたケアを提供する。優れた診断や治療の能力のみならず、患者の思いや心理的社会的背景も大切にする。
このような総合診療医を4年間の後期研修で育成するための教育・研修方法を、長い年月と莫大な人的投資、経済的投資を行って私たちは手に入れることができた。 君たちを、優れた総合診療医にする自信を私たちは持っている。そして、学習者中心の研修で君たちが研修に満足することを確信している。さあ、三重総合診療後期 研修プログラムを開始して切磋琢磨し、君たちが将来過ごすであろう地域の住民に最良のケアを提供しよう。

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