大学院・研究

コース名

博士課程:三重大学家庭医療学コース・総合診療のためのPhDコース・アカデミックGP教育コース シラバス

修士課程:総合診療のためのMasterコース(医師限定) シラバス

なぜ三重大学大学院博士課程か?

家庭医療の臨床と家庭医療の研究の両立が可能

それぞれのキャリアに応じて後期研修医もしくはスタッフ、指導医として家庭医療の臨床を継続し給与を受けながら、大学院博士課程で家庭医療の研究にあたります。研究指導下に4年間で博士号の取得が可能です。

Annals of Family Medicineをはじめとした海外一流誌に論文掲載された場合3年間での学位取得および1年間の学費免除となる制度もあります。

現在も10名以上の大学院生が在籍・研究実践中

これまで医師のみならずコメディカル(薬学、看護学、鍼灸など)、文化人類学など文系出身者、工学部出身者など多彩なメンバーが分野を超えて研究に取り組んでいます。

大学機関ならではの恵まれた研究環境

家庭医療分野内外の文献、統計ソフト、医学生をはじめとした研究協力者など
研究に欠かせない人的物的支援が得やすく、研究費獲得のチャンスも多いです。
地域医療学寄付講座があるため地域から研究協力が得やすいことが強みです。

指導内容

研究の基礎を学ぶセミナーが毎週開催されます

  • 行動科学研究や患者立脚アウトカム研究の概説
  • 地域医療学研究の概説
  • 疫学的研究の概説
  • 質的研究の概説
  • 質問票の妥当性や信頼性についての概説
  • リサーチクエスチョンの立案
  • 研究プロトコールの書き方
  • 量的データ分析方法
  • 質的研究の方法
  • 学会発表や論文作成の指導
  • 研究費獲得の方法

これまでの研究テーマ

行動科学 Behavioral medicine

医師の行動が患者アウトカム(患者満足度、QOLや疾患コントロール状況)へどのように影響するか多角的に探究します。質的研究と量的研究の両方の手法をふんだんに使用します。これまでに患者中心性、継続性、包括性、連携度、近接性、満足度、医療面接技法、医師のドレスコードなどに関する研究が行われています。有用な行動特性を見いだして、ケアの質を向上させることが目的です。

地域医療学 Community Medicine

地域・地域住民の特性が、患者の健康に影響を与えている可能性があります。例えば住民の食習慣、運動習慣、喫煙習慣、飲酒習慣、睡眠習慣など。これらの健康にかかわる地域特性を明らかにして、それをその住民にフィードバックすることが地域医療学研究の目的です。
疫学と統計学など量的研究が中心となります。これまでに様々な食習慣・運動習慣と健康の関連、住民の不安度・抑うつ度と疾患頻度や受療行動の関連などに関する研究が行われています。