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乳腺領域

乳腺外科チームと連携して、診療および臨床を主体とした研究を行っています。

当領域では、マンモグラフィ、超音波、MR診断を主体として、乳腺外科医や臨床検査技師と協力して、乳腺診断をトータルに行える診療・教育を行っています。

診療および臨床研究

マンモグラフィ

マンモグラフィ

マンモグラフィ

乳房X線撮影のことで、対策型乳がん検診において有効性が立証されている乳がん診断において必須とも云える検査です。乳腺領域に所属するスタッフは無論のこと、当科における放射線診断医はNPO法人マンモグラフィ精度管理中央委員会(精中委)が主催するマンモグラフィ読影講習会を受講し、認定を受けています。

当科に事務局を置くNPO法人三重乳がん検診ネットワーク(http://mie-mmgnet.jp/)と精中委共催によるマンモグラフィ読影講習会を、三重県の後援のもとに定期的に開催しており、県内にいながらにして、認定を受ける機会が毎年あるのも、国内では少ない都道府県の一つです。

超音波断層診断

エコー

エコー

マンモグラフィと並んで、乳がん診断において重要なモダリティです。従来は乳腺外科医が行っていましたが、近年は乳腺外科医、放射線診断医および臨床検査技師がチームを組み、超音波断層診断を行っています。また院内健診センターに導入された最新鋭の超音波断層診断装置(ACUSON S2000, Siemens)を用いた検診および診療業務を行っています。

本装置は乳房全域を自動で撮像するシステム(Automated Breast Volume Scanner: ABVS)が接続可能な機器であり、追加購入を計画しています。

MRI

MRI造影矢状断像

MRI造影矢状断像

乳がん診断においては近年なくてはならないモダリティとなっています。

当院においては、現在5台あるMR装置のうちの1台( Signa CV, GE healthcare: 8 channel breast array coil)を乳房撮像用にあてています。現在は、2枠(木曜午前、金曜午後)・10件/週、計40~50件/月の乳房MR検査を乳がん術前診断や化学療法効果判定を目的に撮像しています。

撮像プロトコルはガイドラインに沿った両側乳房同時撮像を行い、近年問題となっている対側乳房の評価を重要視しています。

RI

乳がんは骨に転移しやすく、放射線診断医として骨シンチグラフィの読影はもちろんのこと、FDG-PET/CTの読影や、乳がん術前においてセンチネルリンパ節を同定するための、リンパシンチグラフィも行っています。

マンモトーム生検

乳房組織吸引生検のひとつで、多量の組織採取が可能で、術前診断には不可欠といって良い手技です。乳房X線撮影装置を用いたステレオ下マンモトーム、超音波ガイド下マンモトームが現在保険診療で行われており、腫瘤の性状により両者が使い分けられています。近年、MRIでしか同定できない乳がんが存在することが証明され、MRIを用いたマンモトームの施行が望まれています。当科では、三重大学医学部附属病院倫理審査委員会において、MRI下マンモトーム生検が承認され、現在、対象症例に対して検査を実施しています。本手技は保険外診療となりますが、費用の大半を当科の研究費にて実施するため、検査をお受けになる患者様のご負担を安価に設定しています。また本手技は、放射線診断科主導で、乳腺外科、診療放射線技師が協力して行っています。

院内検討会

術前症例検討会

毎週木曜日夕方に行っています。また、当院健診センターで行った乳がん検診の検討も同時に行っています。

術後症例検討会

毎月第二木曜に行っています。過去の教育的症例を2例ピックアップし、マンモグラフィ、超音波、MRI、病理の順に読影・討論を行います。参加者は放射線診断医、乳腺外科医、病理医、診療放射線技師、臨床検査技師と多職種にわたり、県内の医療機関からの出席もあり、活発な討論が行われます。

県内研究会・主要参加学会

  • 三重乳腺診断フォーラム:年2回
  • 三重乳腺疾患研究会:年1回
  • 日本医学放射線学会
  • 日本乳癌学会
  • 日本乳癌検診学会