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ごあいさつ

佐久間先生イラスト

三重大学放射線科のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。

1985年私が大学を卒業した当時、大学病院にはCTが一台しかなく、三重県内にMRIはありませんでした。放射線科医も県内合わせて十数名でした。これまでの20数年間に放射線医学は驚くほどの勢いで進歩し、診断と治療の両面で臨床医学の中心的役割を果たすようになり、現在三重大学と関連病院の放射線科医局員数は約70名となっています。
三重大学病院では最新の2管球CTや320列CT装置を含めたCT5台、3テスラMRI3台を含めたMRI5台、18F-FDGだけでなく11Cコリンやメチオニン,13Nアンモニア,150水など様々なPET用核種の合成装置を備えた最新のPET-CTが整備され、放射線治療装置を含めて国内には他に類をみない充実した医療機器がそろっています。
また、大学放射線科のスタッフによる臨床研究や若手指導体制も充実しつつあり、心臓MRI診断や、大動脈ステントグラフト治療、RFAによるがん治療のなどの領域では日本・アジアでトップの位置にあり、国内他施設から三重大学放射線科に長期研修に来られる先生も多くなっています。

放射線科の魅力は、内科診断学の領域から外科的な領域まで、全身のあらゆる臓器を対象に、最先端の科学技術を駆使した診療や臨床研究を行えることです。
三重大学放射線科では自由で明るい雰囲気を大切にしており、既存の枠にとらわれない開かれた診療科であることを常に目指してきました。放射線科医は”Doctors’ doctor”と呼ばれていますが、放射線科医に向く性格やタイプというものはないと思います。放射線科は一つの科で診断から治療、内科的領域から外科的領域など幅広いサブスペシャリティーを持っていますので、自分のやりたい領域や仕事のライフスタイルを入局した後で決めることができるからです。女性の方も男性の方も、他科の先生と密接に協力して情熱を持って診療にあたり、日々の臨床経験と勉強で自分を磨けば、誰でも一流の放射線科医になることができます。
三重県の人口10万人あたりの放射線科専門医数は3.2人と、全国平均の4.5人よりかなり少なく、県内の放射線科医の需要は現在も加速度的に伸びています。若い皆さんが質の高い体系的な放射線科研修を受けられるように、大学病院を中心に県内主要関連病院が連携した専門医育成プログラムを構築しています。