呼吸機能検査では、息切れする、呼吸が苦しい、咳が出る、痰が出るなど、肺の病気が考えられる時に、肺の容積や、空気を出し入れする換気機能の強さを測定し、呼吸機能に異常がないかを調べます。
 検査の結果により、肺の病気の診断、重症度・治療効果などの確認をおこないます。また、手術のときの麻酔法の選択時にも必要です。


検査方法
 呼吸機能検査では主に
2種類の検査を行っています。
 検査時間は
約10〜15分です。

@肺活量
 まず、鼻をノーズクリップではさみ、呼吸管に装着したマウスピースを口にくわえます。
 普段している静かな呼吸を数回繰り返した後、一度大きく限界まで息を吐き
(最大呼気)、次に大きく限界まで息を吸い(最大吸気)、もう一度大きく限界まで息を吐きます。
 場合により、検査方法が異なることもあります。

A努力性肺活量
 静かな呼吸を2〜3回繰り返したのち、大きく息を吸い、勢いよく息を吐き出し、限界まで吐ききります。
 呼吸量をグラフに表し、1秒間の呼出量を測定し
(1秒量)、呼気率を計算します(1秒率)

検査時の風景

呼吸機能検査風景
  • 鼻にはノーズクリップをつけます。
  • 口はマウスピース(紙の筒)をくわえます。







注意点
  • マウスピースは空気が漏れないように、しっかりと口にくわえてください。
  • 正確な結果を得るためには、最大限の努力をして検査に望んでいただきます。

呼吸機能検査で測定する主な項目
  • 肺活量
    空気を胸いっぱいに吸い込んで、それをすべて吐き出したときに、
    どれだけの量の空気を吐き出したか調べます。
  • %肺活量
    年齢や性別から算出された基準値の肺活量に対して、
    実測肺活量の比率を調べます。
  • 努力性肺活量
    胸いっぱいに息を吸い込み、
    一気に吐き出したときの空気の量を調べます。
  • 1秒量
    努力性肺活量のうちの最初の1秒間に吐き出された空気の量を調べます。
  • 1秒率
    努力性肺活量に対する1秒量の比率を調べます。

基準値
 %肺活量で80%以上、1秒率は70%以上が基準値となっています。
 肺活量の基準値は、年齢、性別、身長などによって異なります。


検査からわかること
 %肺活量が80%未満の場合は、肺線維症など、肺の空気を入れる容量が少なくなる拘束性肺機能障害が考えられます。
 1秒率が70%未満の場合は、気管支喘息、COPDなど、空気の通り道が狭くなる閉塞性肺機能障害が疑われます。



 
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