各部門紹介/生理機能検査室

エコー検査室

エコー検査室では、心臓・腹部・血管・甲状腺など様々な部位のエコー検査を行っています。近年、日常診療や先端医療におけるエコー検査の重要性は増しており、さらに検査領域の多様化、専門化が急速に進んでいます。これらに適切に対応し、さらに三重県の医療をリードするために、超音波検査士・血管診療技師・脳神経超音波検査士といった認定資格を積極的に取得し、検査技術の向上に努めています。

エコー検査室

エコー検査

人の耳には聞こえない高い音で身体の中の状態を調べる検査です。
痛みや放射線被曝の心配もなく、安全で身体に優しい検査です。

  • 検査項目
    心エコー、腹部エコー、頸動脈エコー、下肢静脈エコー、下肢動脈エコー、甲状腺エコー
  • 検査所要時間
    15~30分程度
    ※医師からの依頼内容や画像描出の難易度などにより時間がかかる場合もあります。

エコー検査

各種エコー検査

心エコー検査

心臓の形、壁の厚さや動き、弁の形態や動き、心臓を通過する血流などを評価し、心疾患の有無や原因などを調べます。より詳細な情報得るために、循環器内科医師による経食道心エコー検査や負荷心エコー検査等も行っています。

  • 検査を受ける際の注意点
    • 上半身薄い肌着一枚で検査します。着脱しやすい服装でお越し下さい。
    • 検査の際に息止めや体位変換をお願いする場合があります。
    • 食事の制限はありません。

腹部エコー検査

肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓などの腹部臓器の大きさや形態、血流の状態、病変の有無などを調べます。

  • 検査を受ける際の注意点
    • 腹部を露出して検査します。着脱しやすい服装でお越し下さい。
    • 検査者より呼吸の指示(息を大きく吸う、止める、吐くなど)があります。
    • 体位変換をお願いする場合があります。
    • 基本的に前日21時以降絶食の状態で検査します。食事をされてしまった場合は検査者に伝えてください。お水やお茶など砂糖やミルクの入っていない飲み物は多少飲んでも構いません。
    • 内服薬がある場合は、医師の指示に従ってください。
 

下肢静脈エコー検査

下腹部から下腿の静脈に血栓がないかを確認します。また、下肢静脈瘤など、病態によっては血流状態や弁不全の有無についても調べます。

  • 検査を受ける際の注意点
    • 鼠径部から足首まで検査します。足全体を出しやすい服装でお越しください。

下肢動脈エコー検査

下腹部から下腿の動脈形状や血流の状態などを観察し、主に動脈硬化の有無を調べます。血管に高度の狭窄や閉塞が疑われる場合は、より精密な検査が行われます。

  • 検査を受ける際の注意点
    • 鼠径部から足首まで検査します。足全体を出しやすい服装でお越しください。

頸動脈エコー検査

脳血管につながる頸動脈の形状や血流の状態などを観察し、主に動脈硬化の有無を評価します。血管に高度の狭窄や閉塞が疑われる場合は、より精密な検査が行われます。

  • 検査を受ける際の注意点
    • 首のところを検査します。ハイネック等の服装は避け、首まわりの開いた服装でお越しください。

甲状腺エコー検査

甲状腺の大きさや組織性状、血流の状態、および病変の有無などを調べます。

  • 検査を受ける際の注意点
    • 喉のところを検査します。ハイネック等の服装は避け、首まわりの開いた服装でお越しください。

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