脳波とは、脳の活動に伴って放出されている微小な電流を、頭の表皮上に取り付けた電極でとらえ、波形として記録したものです。てんかん、意識障害、頭部外傷、認知症、睡眠障害、脳死判定などの場合に検査します。

検査方法
 脳波検査の所要時間は
約1時間です。

 頭皮上の決められた位置に22個の電極を装着し、シールドルーム内のベッドに仰向けに休んでいただきます。
 安静閉眼覚醒(かくせい)時の脳波、および賦活(ふかつ)検査(開閉目試験・閃光刺激・過呼吸・睡眠)の脳波を記録します。

脳波検査

賦活脳波の種類
  • 開閉眼試験
    眼を開けたり閉じたりして脳波の反応をみます。

  • 閃光刺激
    暗室内で被検者の眼前20〜30cmにランプを置き、光を点滅させます。点滅スピードを変化させ、脳波に与える影響を見ます。覚醒状態で実施します。
  • 過呼吸
    閉眼したまま、1分間に20〜30回程度の割合で深呼吸を4分間続け、脳波の変化を見ます。

  • 睡眠
    10〜20分程度睡眠時の記録をし、脳波の変化を見ます。自然睡眠による方法と、誘発(薬物)睡眠による方法がありますが、自然睡眠が最も望ましいです。

注意点
  • 検査前日は、なるべく洗髪しポマードやヘアスプレーなどはつけないように清潔にお願いします。

  • ヘアピン、ピアス、ネット、髪ゴム、みつあみなどは当日はずさせていただきますのでご了承ください。

  • 食事は通常通りで結構です。

  • 4歳以下の乳幼児の場合、時間にゆとりをもって、30分ほど前にお越し下さい。

  • 検査では睡眠時の脳波が最も重要ですので、検査時に眠れるようにご協力お願いします。

  • 検査では、ペーストと呼ばれるやわらかいバター状のもので頭に電極を貼り付けていきます。ペーストは体に害のあるものではありませんが、検査の際、頭がペーストで汚れます。脳波検査室に洗髪台を設置しておりますので、検査後は洗髪していただくことができます。

検査からわかること
 脳波はその波長によって、デルタ波、シータ波、アルファ波、ベータ波の4つに分類されます。成人の場合、安静にして目を開いているとベータ波が、目を閉じているとアルファ波があらわれ、熟睡しているとデルタ波が出てきます。
 もし、覚醒しているにもかかわらず、デルタ波やシータ波があらわれる場合は、脳の機能が低下していると考えられ、てんかん、脳腫瘍、脳挫傷などが疑われます。



 
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